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CGへの回帰

六角大王が終わってしまった。

僕とCGの付き合いは長い。ソフトバンクに入る前にいた編集部は、PIXELという3DCGの月刊誌を編集していた。そこでピクサー、JCGL、リンクスといったCG界の巨人たちと話をすることができ、SIGGRAPH(アナハイム)に行ったりして大きな励みになったのだが、その1980年代の終わり頃、よく話を聞いていた人が、リンクスの福本プロデューサー。その近況を知ることができたのはうれしかった。

リンクスといえば、当時大阪大学教授だった大村皓一先生が作り、福本さんが教えていたCG教室に、妻が通っていて、メタボールで何か作っていた。多分、PC-9801に接続したパーソナルリンクスというフルカラーフレームバッファで動くTRACYというアプリを使っていたんだと思う。どこかにその成果物があるはずだ。

六角大王もそれを目指したものの一つなのだが、CGの見果てぬ夢の一つは、リアルな人体モデリングだ。

実は、何年か前から人体モデリングをやろうやろうと思っていた。GOROmanさんにbackspace.fmのゲストに来ていただいたときは、人体モデリングをすぐに進めなければと思っていた。

もちろん、妻のモデルを作るため。

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