【対面人狼分析シリーズ02】質が異なる2つの判断基準;集団心理と社会心理

人狼ゲームというゲームはターンが進むにつれて判断する際の性質が変化する珍しいゲームである。

巷では死なない人狼ゲームのマーダーミステリーというのが流行っているが、私はやったことないのであまり大それたことが言えないが、人狼ゲームの特徴で魅力的なのは「集団心理での判断を徐々に個人心理での判断に変化・対応させないといけないゲーム」であるという事。

これは集団の中で自己顕示欲の高い人には理想的なゲームだともいえる。
前回の5段階欲求の中でも4段階目のプレイヤーがどっぷりハマりやすい傾向にあるゲームでもあると思う。

この判断の変化・対応を見ていく上で、個々の性格を丸裸にしてしまうことも実際には可能なゲームだからこそ、個の本質を図るツールとして企業採用等でも使用されるケースがある。

では2つの判断とはどういう違いが起こるのか?を考えてみましょう。

先に述べた通り、「集団心理」からの「個別の心理」への変化が起こる。
「集団心理」の中でも”同調現象”といわれるのものが対面人狼に於いては理解をしておいて損がないものでしょう。

同調現象の中でも特徴的なのとして
『同調現象が起きると、異論は歓迎されない。ただ、「みんな」の意見を補強する意見のみが歓迎される。そして、異論に対しては、論理で反論するのではなく、個人攻撃・人身攻撃で反論され、沈黙を強制される』
といった同調圧力の部分だ。

人狼ゲームとは、『これは集団の中で自己顕示欲の高い人には理想的なゲームだともいえる。』だと先に述べたが、この同調圧力に関して言えば概ね強度が要求される点になると想定できる。

表情考察や声色考察と呼ばれるものは言わば『個人攻撃・人心攻撃での反論』に当てはまり、これは集団での判断の際に有効であり、個別での判断に於いては同調する相手が少なくなる。
最終的には各々個の判断によって意思決定を行い最終判断をするゲームであることを考えると果たして有効で且つ正確な判断なのかは疑問になる点である。

人狼ゲームを長年行っているプレイヤー達が『まずは最終日を目指す』を提唱しているのは、しっかり読み解くと『村での無意味な行動や判断を繰り返すよりもまずはゴールを目指し、その過程で決定的な何かがある際に村全体として決断をしていくことが”村の強度が高い状態”で進める事ができる。』という話になる。

個の判断とは社会心理学に側しており、人狼ゲームに於いては『みんながこの人を偽物の占い師だ!』と言っているから偽物だと思う!
という様な判断になりやすいという物。

人狼ゲームでは、判断の基準が2つある事を知る事で、個別での判断のミスは糾弾されにくい物を言う考え方を持てる事で有益な群衆判断がよりできる様になると考えます。

個の判断ミスはすなわち集団時でどのような発言などをしたかに大きく影響される、よって初日に起こる一部の【表情考察や声色考察と呼ばれるものは言わば『個人攻撃・人心攻撃での反論』】が影響が大きなものになるというのは理解しましょう!


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