【対面人狼分析シリーズ04】視覚と聴覚と記憶力 ~聴覚篇01 テンポ感~

どうも、意識高い系でおなじみよーさんです(笑)

一部プレイヤーに読んで頂けている声を頂き感謝しております。

さて今回は”聴覚”について書いていきます。

2回に分けて視覚の項目を書かせていただきましたが、聴覚の部分は「聞こえ方」の部分に主にフォーカスを当てる形になります。

聞こえ方に関しての項目としては以下の2つの部分に着目していきます。
1.テンポ
2.トーン・ボリューム

1.テンポについて

”精神テンポ”という言葉はご存知でしょうか?
これは「精神作業や動作における個人特有の速さ」と呼ばれています。
音×人の動作に関しての研究は各分野でも行われており、よくドラマなどで心理カウンセラーが相手の話を聞く為にメトロノームの音をかけたり、催眠術的な物の際一定の速度で暗示をかける。などのシーンを見たことがあると思います。

人はしゃべる際に自分特有のテンポがあります。
早口の方はよく「早口で何を言っているかわからない」と言われるケースが多いと思いますが、この部分から見抜ける性格としては
「早口=自分の精神テンポで推し進めている→自己中心的な性格が見える。」
と捉えられることが多くなります。
当然面と向かって話しをする相手に攻撃的に「お前自己中だな!」って言ったら本末転倒ですが、仮に自分が「早口で何を言ってるかわからない」と言われた場合は暗にそれを言われてると捉えるのが無難になると思います。

”テンポを合わせる”って言葉を音楽に馴染みのある方はよく聞くと思いますが、これは楽曲だけに限らず、相手に促す印象値に関しても一定以上の効果が表れます。

簡単なのはしゃべる際に変に遅くしゃべりすぎるとバカにされてるように感じ、早すぎると自己中心的な押し付けをされるんだー程度の意識を持ち、その場のいる人の丁度よいテンポでしゃべる事を優先していくのは対面人狼の中では印象値を上げる効果的な解釈です。

昔対面人狼をやってるプレイヤーの一人が「Daigoとか早口だからマネしてる!」って人がいましたので、”何故Daigoの早口動画はいいのか?”も解説しておきますと。
→「Daigoの動画で話を聞きたいや勉強したいという欲求がある」
→「目的が決まってるからこそ好感度が高い、より集中して理解させたい」
→「早口に集中させたり、聞き取れなかったところを複数繰り返し聞かせることが可能な媒体」
→「より伝えたいことを理解してもらいやすい」
よって早口を意図的にすることは効果的

このような心理的ロジックシステムのうちのパフォーマンスのひとつなので、相互共感を目的としている会議やミーティングなどで「有名なメンタリストがやってる喋り方なので効果的だからやるんだ!」って感覚で使うのは本当に意味がないのでマネするのはやめましょうね!

 テンポに関してはもう一つ注目される為に、敵対される為にテンポ感をずらすという行為を行うケースもあります。
動画の編集点などでアクセント的に使用され、意図的にしゃべりのテンポのズレを感覚的に感じさせより注目させる技法や、音楽でも最初に聞こえているイントロのリズムが色んな音が組み合わさると変わってくる曲等も多いと思います。

人は無意識的に自分のテンポ感をもって動作・行動を行うので、しゃべる際もこのテンポを意識して行うことは「聞かせ方の最も大事な部分」です。



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