【対面人狼分析シリーズ04】視覚と聴覚と記憶力 ~視覚編02・表情・光と色加減~

こんにちは、昨日の続きです。

相変わらず文章は書きながら思いつくままに書き連ねて言っているので読みづらくてすいません(きれいにまとめてくれる方が居たらご一報くださいw)

2.表情
この項目についてはネットの海で拾って勝手にリンク張っちゃいますが、湯浅将英さんの「ゲーム理論を用いた表情戦略の考察」というこちらの論文をまず読んでいただくと面白いかと思います。

この中で大事を簡潔にまとめると。
・表情には「1次表情」と「2次表情」の二つがあるという事。
・1次的表情=おもわず出てしまう表情
・2次的表情=意識的に表に出している表情
よって『相手が二次的表情を使い,自分が一次的表情 を用いたときは,一般的に相手より低い利益しか得られない』という事


→表情を見るにあたってまず大事なのは『1次的表情』と『2次的表情』を正しく理解すること

→仮に表情考察を根拠として使用する場合に必要なことは
『すでに出ていた表情を根拠にするのではなく、質問等をして注目させた上で1次的表情を誘発する。』という事ですね。



<よくある人狼ゲームで使われる表情考察の文言と問題点>
Bさん『さっきAさんの表情が暗かったので絶対人外だと思うので吊りたいです。』
→個人単独が捉えた表情なので、他者からの視認が難しい。仮にその表情をしていたとして根拠にはならないです。

これの考察文の問題点は3つあります。
まず【Aさんの表情が1次的表情か2次的表情かの判断が難しい】
2つ目は【仮に他の人が同時に視認していてもBさんの認識と違う可能性がある】
3つ目は【Aさんの表情を確認できていないとBさんのこの表現が盛って話してしまっている危惧がある】
この3つの点です。

よく表情考察をする人は前置きに「正面だからよく見えたので・・・」的な事を前につけてこの考察を述べるケースが多いですが、そもそも”正面に対しては心理的に敵対しやすい”という心理ベースが前提にあるため、表情の視認がし切れていない他者からは「敵対する心理からネガティブな要素を言ってるのでは?」となるケースが多くなります。

よって表情考察は使い方がかなり限定的にはなるものの、個人を見抜き戦う相手を見つける為のツールとして使用することには有効度が高い物にはなります。

私は、主に序盤に概ねの後半自分と縄回避争いをする位置を見つける為には使ってますが、考察の根拠として提示するために投票重要度の高い人に相手の表情を見せられるような質問を行う事が多いですね。


3.光や色加減

簡単なことです、できる限りステルス的な動きをしたい場合は暗い位置に、リーダーシップを発揮したい場合は明るい位置を選びましょう。
人の視認は光の加減で変わります、なので”逃がしたいLW”などが相方としている場合、話の中心点の位置などをできる限り視界からぼやけるポジションなどにフォーカスを当てるといいと思います。

フォーカスを当てる作業は周りに視認される位置が重要で、全体的なフォーカスの中心が”最も明るい場所”として認識してもいいと思います。

フォーカスずらし等をする際は特徴的な色などを目安に行うとより周りの視認する反応速度は上がってくる点も踏まえて行うと、面白いように好きな位置を議論の中心点に持っていくことができるのでお試しあれ

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