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鶴田真由
2021年9月27日 13:00
華道家の杉謙太郎さんから「花と朗読」で何か作品を作らないかとお誘いを受けた。彼は日本中、いや最近ではアジアやヨーロッパなど諸外国でも「花会」を催していたのだが、コロナ禍で否応無しに活動は休止となり、地元である福岡に戻り陶芸に明け暮れていたという。山に籠り土をいじり、窯に火を入れ、沢山の器を作りながら縄文時代に思いを馳せていた。沢山の情報を生まれ落ちた土地から得て、久しぶりに再会した彼は蛹が蝶になる