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アサリのグラタンを作ってみました。 (出来るだけ体に良い材料で)

5月2日。 昨日買って来た厚岸(あっけし)産のアサリを使って、97歳の母が大好きなグラタンを作ってみました。

健康に気をつけて、出来るだけ材料を選びましたが、もちろん完璧ではありません。

さあ、どこがダメだったか、分かるでしょうか?

[ 材料 ]

①生きたアサリ 殻付きのものを3パック( 750g)位 (今が旬のようです)

②玉ねぎ 大きいものを1/2個

③ホワイトマッシュルーム 2パック

④薄力粉 大さじ10杯  (北海道産の小麦粉)   

⑤日本酒

⑥エクストラバージンオリーブ油

⑦バター

⑧牛乳 1L弱

 (牧草だけで育った牛から搾った「グラスフェッドの牛乳」が、たまたま手に入ったのですが、普通の牛乳でも大丈夫です。)

⑧化学調味料不使用の鶏がらスープの素、胡椒

[ 作り方]

①アサリは北海道厚岸産の元気なものを選んで、前日から海水程度の塩水に浸けて、砂を吐かせておきました。

大体3%の塩水とか聞きますが、塩によっても違うので、私は大体塩を入れたら後は自分の舌で海水のイメージで濃さを加減しています。

ここで使う塩は、是非、「天然のお塩」をお勧めします。以前、減塩の塩を使ったら、アサリは全く口を開けてくれませんでした。嘘のような本当の話です。それから私は塩は、全て天然で、出来るだけミネラルの多いものに変えました。これ、お勧めです。

北海道は、まだ気温が低いので、台所の流しに置いておいても大丈夫ですが、私は念のため、ボールの上に要らなくなった雑誌などの紙をのせて、アサリが吹き出す水が飛び散らないようにして、冷蔵庫に入れました。アサリは暗い方が良く砂を吐きます。結構、塩水が飛び散りますので、要注意ですよ。

②玉ねぎは、中位のものなら1個。大きかったら、半個分をみじん切りにします。

③お鍋にエキストラバージンオリーブ油とバターを半々くらいの割合で入れて(分量は、かなり適当なのですが、バター大さじ2.5杯位。オリーブ油も同じ位)を溶かし、まず、玉ねぎのみじん切りを焦がさないように透き通るまで炒めます。

④玉ねぎが炒まったら、薄力粉を入れて、焦がさないように火を通します。薄力粉の量は、ここで炒めながら、油分とのバランスをみて、多少、加減します。ここで粉にしっかり火を通しておかないと、ホワイトソースが粉っぽくなります。

⑤一旦、火を止めて、冷たい牛乳をまず600ccくらい入れて、木じゃくし(木べら)で、ダマが出来ないようにかき混ぜます。玉ねぎに粉をまとわせてあるので、意外とあっさりほぐれていきます。お鍋がアルミ製の場合は、泡立て器であまりかき回すと、色が変わる場合がありますので、優しくかき回してください。火にかけて、底からかき混ぜながら、トロミがつくまで火を通しますが、今回は、アサリからも汁が出ますので、ある程度火を通したら、一旦、蓋をして、火を止めておきました。

⑥砂出ししたアサリを水で良く洗い、殻についた砂を落としておき、水を切ったらフライパンに入れて、日本酒を適当に入れ、蓋をしてアサリが口を開けるまで、やや強めの火にかけます。口を開けたら、すぐに火を止めてアサリの身を貝から外して⑤のホワイトソースに入れていきます。残った汁も、全てホワイトソースに入れますが、底に砂が溜まっていることがあるので、砂が入らないように気をつけてくださいね。

⑦マッシュルームは、大きいものは半分に切り、薄切りにして、バターでサッと炒め、塩ひとつまみ振って、ホワイトソースの中に加えます。97歳の母は、入れ歯なので、何でも薄切りにしますが、切り方は、お好みで、存在感を出す為に大きかったら四つ割りにしても良いですし、小さめなら半分に切って入れても良いと思います。

⑧今回は、アサリの味を楽しみたいとと思ったので、具はアサリの酒蒸しとマッシュルームだけにしましたが、ここに茹でたほうれん草やブロッコリーなどを入れたり、お好みで茹でたニンジンやジャガイモを入れても美味しいと思います。

さあ、いよいよホワイトソースの味付けです。今回は、化学調味料不使用の鶏がらスープの素を使いました。本当は、添加物のことを考えると、あまり使わない方が良いのですが、母が料理をしていた頃は、それとは知らずに、化学調味料の入ったコンソメスープの素をグラタンを作る時に使っていましたから、舌がその味を覚えています。ここは、ある程度、妥協しました。

味付けは、お好みで。仕上げに、コショウを少々振って出来上がり。

⑨グラタン皿に少量のバターかオリーブオイルを塗っておき、そこにホワイトソースを流し入れ、上にパルメザンチーズを振り、オーブントースターで、焼き色がつくまで焼いたら出来上がりです。

熱々を召し上がれ。

余ったホワイトソースは保存袋に入れて、平らにしたら、「アルミホイルで包んで冷凍」しましょう。こうしておくと、かなり長期間冷凍保存ができますよ。お試しくださいね。

自宅で親の介護を始めてから、体に良い材料を使って料理するように心掛けていますが、なかなか難しいですね。

今回は、小麦粉を使っています。グルテンが良くないという説があり、極力、パンやパスタ、ピザなどを食べる機会を減らしていますが、まだグラタンを他の粉で作ったことはなくて、小麦粉は北海道産のものを使いました。輸入物には輸送前にカビないように薬をたくさん混ぜていると聞いたからです。

全て体に良い材料を使おうと思うと、なかなか大変ですが、手始めに「調味料」と「油」を変えてみませんか?

最後までお読みくださって、ありがとうございました。



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