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mayuriとレンズぬま *第四本* SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art

SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art / 2022年11月購入
(購入時価格 / 新品138000円)

1.レンズについて

 第四回となる今回は、前三回とちょっと方向性を変えつい最近まで現行だったお高いレンズの紹介となります。
 このレンズは2017年発売になる、シグマArtラインの中望遠レンズです。
 今回の上記レンズ写真は購入時に撮影したものを再利用しています。(なのでキーボードが古い)

でかいぜ。

 シグマDG HSM | Artシリーズ単焦点で最も望遠でなレンズ。重量も1.1kgと重量級ではあるが、Artシリーズだと考えるとそんなもん。
 フィルター径は82mmと、大体のソフト系フィルター等の最大径でもあるのでフィルターワークをしやすい一本になっています。
 恐らくこれを買おうとしている人は、105mmF1.4Artと85mmF1.4Artと悩んだかもしれないですが、フィルター径が85mmF1.4Artは86mm、105mmF1.4Artなんかは105mmとかいうアホみたいなサイズになっています。ブラックミスト等使わずプロテクターのみという運用ならいいですけどね。
 なので、自分がこの135mmF1.8Artを買った理由の一つにフィルター径がありました。
 そしてもう一つこのレンズを購入するきっかけになったレンズを2か月前に買っていました。
 そのレンズは、EF135mm F2.8ソフトフォーカス。

EOS R5 + EF135mm F2.8 (ソフトフォーカス付)

 レンズについては今後紹介するので割愛しますが、このレンズが初めての135mm単焦点だったが思ったよりこの焦点距離が自分に合っていてかなり使いやすい!(とはいえ最短撮影距離が1.3mと長いが)

 最後に、135mmF1.8を欲した理由をさらに述べると更なるボケを求めていました。ボケの面で見ると85mmF1.2Lが手ごろでしたが(85mmF1.2と135mmF1.8で悩んでいたが、ヨドバシで後を押されたのが135mmだった)
 なので、新品で買えて比較的手ごろ、そして自分に好みにはまった135mmという焦点距離のこのレンズになりました。

 さて、ドールメインで撮影しているのに『135mmは長いんじゃないか!?』という声があると思いますが、ドールだからこそフルサイズ中望遠に135mmをオススメしたいところがあります。

 【135mmは意外と寄れる】というポイント。ドールという人物に比べて小さい被写体に対して、寄れるというのは大きなメリットです。
 同じArtレンズとして、シグマ85mmF1.4Artと、135mmF1.8Artの最短撮影距離を比較してみましょう。(シグマ仕様ページより引用)
 【 85mm F1.4 → 85cm(倍率1:8.5)
   135mm F1.8 → 87.5cm(倍率1:5) 】
 そう、寄れるのです。このレンズ、寄れるのです。
 85mmとしてはEF85mmF1.8を所有しているので、そちらは後ほど紹介させていただきます。

 さて、どれぐらい寄れるかというと……。
 先に85mm(EF85mm F1.8 USM)の最短撮影距離85cmで撮影した写真を一枚

EOS R5 + EF85mm F1.8 USM

 85mmだとバストアップぐらいになりますね。これが135mmだとどうでしょう?

EOS R5 + SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art

 だいぶ寄れますね、顔のアップくらい。というのもあり花撮影とかにも結構使いやすかったりします。

 次は色々と見ていきましょう。

ArtのAバッジがイカス
ミチミチに詰まったレンズの塊

 DG HSM | Artの最後の方のレンズともあって、防塵防滴仕様になっています。レンズも前から覗くと塊感って感じがしてとてもいい。
 外観自体はずんぐりとした感じ、ただ全長が長くないので重さの割には比較的持ちやすいと思っています。
 まあフードが長いので見た目的にはかなり長くなりますが。

すごい写真が撮れるよ!(圧)
(以前作成した一枚)
EOS R5に付けているところ

2.このレンズで撮影した写真

 一通り外観等を見てきたので、このレンズで撮影した写真を見ていきましょう。
 2022年購入のレンズなので、撮影写真は全てFlickrからの貼り付けです。写真をクリックすればFlickrのページに飛べますので、そこで元の写真を見ることが出来ます。
 基本的にLightroomにてレタッチしているのであくまで参考程度で。

▼2024年4月29日 福山バラ公園(with Kenko ローコントラストNo.1)

バラ公園にきた
IMG_3310

▼2024年3月2日 笠岡諸島 六島(with Kenko Blackmist No.1)

河津桜と水仙の群生
六島の猫と瀬戸内
「本当に……、素晴らしいです……」
下りてきたネコチャン

▼2023年12月23日 とっとり花回廊イルミ(with Kenko Blackmist No.1)

「な、中々広いですね……」
玉ボケの世界

▼2023年12月9日 御堂筋イルミ(with Kenko Blackmist No.1)

御堂筋にて
「すごい……」
大阪万博ののぼり

▼2023年9月24日 真庭市川東公園

「まっかな花だぞ!」
赤の中の白

▼2023年2月3日 福山市 やぶ椿と水仙の里(with Kenko Blackmist No.1)

瀬戸内を眺める水仙の里のベンチ

▼2022年11月12日 とっとり花回廊

花の撮り歩きへ
大山の見える赤い花畑
赤と緑のもみじ

3.おわり

 好きなレンズの一つなので、写真を多めにしました。このレンズは究極の一枚を写し出してくれる素晴らしいレンズだと思っています。
 135mmという背景を引き寄せる焦点距離、F1.8という明るさと壮大なボケ。使いどころさえキマれば、本当に素晴らしい一本です。あいにくこの前に生産終了してしまいましたがオススメの一本なので如何でしょうか?
 こうして写真を載せてみるとブラックミストを付けての撮影が多かったですが、ブラックミストとの組み合わせもブラックミストの広がる空気の中のシャープさを感じれてオススメ出来る組み合わせです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 それではまた次回、レンズ沼の淵からレンズをお届けしていきたいと思います。

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