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幻覚を見る少女

小学生の時、
「夜がこわい」というタイトルの作文を書いて授業で発表した。
『夜 部屋の明かりを消すと、チカチカしたものが見えて怖い』みたいな内容だった。なにそれ怖い。

結果、親が学校に呼び出された。なにそれ怖い。

保健の先生も同席して、なにか病気なのでは?心の病とか?ってか幻覚が見えてるんじゃない?ヤバくない?みたいな展開になり、親が事情聴取(?)されるハメに。

当時、親は夜に出かけることが多く 私は小学校高学年だというのに夜7時には寝ないといけない決まりだった。決まりをやぶると家を追い出されるのできっちり7時前には布団に入る。そして眠りにつくまで『チカチカしたもの』を見ては怖がっていた。オバケとかホント今でも無理だから。

その『チカチカしたもの』は今でも見えるので幻覚とかでは ないのだろうけれども、その一件で就寝時間が少し遅く設定されて 嬉しかった記憶がある。保健の先生曰く、寝る時間が早すぎて上手く寝付けないせいでは?という結論になったらしい。
『チカチカしたもの』の正体は今でもよく分からないけれど。

この件でもうひとつ印象に残っているのは、友達が私の作文のタイトルをパクったことだ。その友達は「朝がつらい」という作文を発表した。今思い出しても しょうもなさすぎて笑ってしまうけれど、当時はけっこうイラっとしたなぁ~

無印の はちみつねり梅を買い占めたいです。