戦前女袴への想い①
こんにちは、まゆナベです。
現在も存在している「女袴」を復刻させる、お話です。
いわゆる、お嬢ちゃまが着る子供用でない、
女学生が着ていたモノ、
そして職業婦人が着ていたモノあたりの
話です。
ネイティブな女袴を見せたい!という、知って損も得もしない実験記録です。このシリーズでは、以下を紹介します。
当時の女袴について
装飾品について
再現製作の記録
当時の着方を再現しました
それでは本日もおはじめしましょう♬
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当時の女袴ーモスリン女袴ー
※私は基本的に関東〜東海地方の資料をメインに研究しているので関西方面は異なるかもしれません
戦前、華族の女学生は、行灯(あんどん)袴というスカートタイプの袴を着て通学しました。
素材はモスリン又はカシミヤ。
形も腰板のないタイプが主流でした。
画像の紐中央にある飾りリボン(腰飾り)を後ろになるように着ます。
前後の区別は、紐の長さ、ヒダにも違いはあるのですが、
忙しい毎朝の身支度、前後が一目でわかる区別は重宝したと思います♬
当時の女学生の装い
「はいからさんが通る」のイメージとずいぶん異なりますよね!
ポイントもなにも気になることだらけですが、
一番は美人!!!
教養ある人、何かに一生懸命の人、遊び心のある人の表情って
年齢・顔のパーツ関係なく素敵!美人!!って思うんですよね。
お帽子や襷ズックも気になりますが、脱線するので今回は袴を見ていきます。
まず帯周りの結び目が見当たらない。
そう、当時、中に着る着物と同時に
袴という制限のある中でいかにお洒落にまとうか。
女学生たちはあらゆる結び方、からげ方で個性を発揮していました。
裾は成長に合わせて裾上げされています
下の左下の彼女、袴でテニスしていますね!
このかぼちゃパンツが気になったわけです。
コレ、実は実用新案でも商品があるのですが、
現在でいうジャージの裾やリュックをキュッと絞るループとプラスチックの留め具わかりますかね?
あれに似た製品がなんと戦前にあったんですよ!!!!
そりゃお手洗いも楽なわけだ!
ループを絞れば、こんなミニ丈になるのですから。
次回は実用新案のアツいあの商品をご紹介します♪
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2024.3.21 先勝 まゆナベ♪
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