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難治性潰瘍性大腸炎 手術で人工肛門(ストーマ)からストーマクローズから17年以上経過して

自分の人生を過去を振り返ると、やはり一番苦しい時代は
長く長く入退院と手術を繰り返した頃です。


あれから17年以上経過しました。
当時の医療の最高を最悪の状況の私が受けられたことは
結果大変な幸運だったと実感しています。


難治性潰瘍性大腸炎で劇症増悪して
何をしてもよい方向に向かわず
愛媛県から兵庫医大病院に転院して3期手術を受けました。
(今のようにインターネットで情報を調べられる時代ではない)


苦しい苦しい時期は取り乱し、生きる気力がなく
痛い、痛い、痛い。とにかく痛い。そればかりで
治したい、治りたいなどよりとにかく痛いのをどうにかしてほしい。

痛み止めの筋肉注射が待てない。

数時間おきに右腕、左腕、右臀部、左臀部。
痛み止めの筋肉注射で筋肉がカチカチになっていました。


その頃と現在では技術的にも処方する薬も
格段に向上していると思いますが
私の症状は、急性増悪だったため
治療方針を冷静に判断する時間も思考の余力もなく
生きるために手術を選んだのは当然で。


それから体も心もガタガタになり、
人並みの暮らしが出来るようになるのに
数年がかかるとは誰にも分からなかったのです。

続く

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