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2022年のぼうけんのきろく📍

この世があまりにもカラフルだから、ぼくらはいつも迷ってる。
どれがほんとの色だかわからなくて。
どれが自分の色だかわからなくて。

「カラフル」森絵都

今年は、あえて一言で切り出すなら、「わたしの色」に向き合い、確かめていくような年でした。明るい色、きれいな色だけじゃなくて、きたない色や、みにくい色も。

自分自身と向き合う時間が、物心ついてから?いちばん長い年だった気がします。今年の私のセーブデータです🎮(具体的に何をしていたかは、学年が上がるときにでもまとめます、年明けるのに間に合わなかった…笑。今回は、今言葉にしたいこと、をメインで!)

「何かを追い続けないといけない雰囲気」との戦い、自分自身に向き合った

もともと私は、良くも悪くも人の影響を受けやすく、誰かからの評価や期待とか、他の人の(呪いにもなりうる)言葉に縛られたりとか、周りの雰囲気とかに飲まれて勝手に強迫感を感じて焦ることとか、すごく多くて。
だからこその今の自分もいる一方で、今年は「自分自身に向き合うこと」を大切にしてみました。…というより、色んなきっかけがあって心身の体調を崩していた時期がしばらくあって、かかわっていたものをいったんストップした&症状と向き合うために自分と向き合わざるを得なかった、という方が近いかもしれません。

アクセルをがんと踏むことはあっても、自分の意志でブレーキすることがこれまで全然なくて。これまで生きてきた全てとまでは言えなくとも、自分自身に向き合っていく過程は、今の私を形作っているけど見たくなくて蓋をしていたような過去を掘り返すようなこともあれば、「そういえばこんなの好きだった!」みたいな忘れかけていた私の感性も思い出させてくれました。

「何かを追い続けている、頑張ってる強い自分が好き!」だった私にとって、アクセルを踏まずに見たくない面も含む自分に向き合うのは、つらいことも結構多かったけど、アクセルだけじゃなくても楽しいしこれでもいいんだ、という安心感も同時に存在していました。
ときにはつらいことには目を背けながら、ときには他人との対話にも助けられながら、一年を通して以前よりだいぶ、「私自身の奥底の心の声」を聴けるようになりました。焦りや脅迫感もまだあるけど、感じる頻度はかなり減りました。心をすり減らしてもかまわないと思っていた過去とは逆に、自分の心地よさを大切にするようになって、感性のままに過ごす楽しさも感じるようになりました(さらに一人暮らしはじめてからは、より感性のまま過ごしやすくなった!楽しい!)。「私がありたい私」に少しずつ、なれる日が増えてきたように感じてます。

それから、今まで自分を武装しないと自信を持てない部分もあったけど、「自分がどう周りに見られたいか」も変わってきました。ちょっとずつ、ずっと何かを追い続けている訳でもない私、弱い部分もある私でも、いいかなと思えてきました。ありのままの私って今でもわからないけど、そのとき認識している「私そのまま」を、愛せるようになってきました。

あとは、体調の関係か、気づこうとしなかった自分の特性か、「日々を消費する」みたいな過ごし方しかできない日もあって。自分のマネジメントを試行錯誤した年だったし、転んだときの受け身もだんだんと身に付けてきて、自分の取説みたいなものができてきました(はなおの言葉を借りると、「自分の扱い方」のパラメーターが上昇しました)。

「罪を犯した人の幸せ」へと興味分野をぐっと収束させた

ずっと「何か強みを持つ人、その人が持つ夢を語れる人」(私にとって、「何者か」である人)への、強い憧れがあって。(↑で自分と向き合った!と書きながら、他人に結局影響されてるじゃん!って感じなのですが笑、もともと影響されやすいんだから仕方ない)
今まで影響を受けては色んなところに興味が発散してきましたが、今年3月ごろに様々な理由で点が繋がっていって、「少年院や刑務所の分野」にえいっと仮決定し、収束させてみました。

❊点のつながりを頑張って再現しようとした図❊
今年は今の自分に至るまでを話す機会がちょこちょこあって、「まじでconnecting the dotsだけど、繋がらない点も含めて今の私だし、今の点は一つの点からじゃなくて色んな点が繋がっているもの」感を表したくて、つくったマップ。静止画だとなかなか伝わりにくいと思うけど…いつか動画にしようと思って3か月くらい経ってしまった。

(昨年は自分なりに、「ヘルスケアと様々なことの共創を起こしたい」と語っていたのですが、今年は自分の専門軸を持っての共創を起こしたいという想いから、収束させた面も無くはない…です笑、が憧れが大半かなぁ)

収束させて一つを深ぼってみると、今までの頭がとっちらかっていて不安定だったような感覚から、ぐっと心地よさを覚えるようになりました。きっと、ちょうど収束が合う時期だったんだと思います。
今は「罪を犯した人の幸せ」とテーマを名付けていますが(サブテーマは「加害と被害」)、
・真剣な面:「悪い」行為や行動・罪を犯す背景にある、何らかの生きづらさ。絡み合う被害と加害。
・好奇心の面:少年院・刑務所をフィールドとした共創(受刑者同士の対話、起業家プログラム、保護犬訓練、ラップなどなどなど)の二つを持ち合わせながら、すっかりとはまってしまいました。

真剣な面のほう(好奇心面もスライドあるけど、画像出典をかけていないのでどこかで…)


最初は仮決定だったのですが、これからもずっと自分の軸の一つにしていきたいな、と今は思っています。したいときにインプットをしつつ、夏に3日間の少年院インターン行って、今は保護観察中の子の学習ボランティアしてます。(この部分については、またどこかでじっくり言葉にします…今年やりたくてできなかったことの一つです。泣)

言葉を獲得した年

別に、海外の言語が話せるようになった!とかじゃないです。笑
罪を犯した人について学んでいると、ときどき、犯罪の原因の本質を探るために、すっごく自分に向き合う受刑者と、本や映画を通して出会うことがありました。少しずつ時間をかけて、自分の受けた辛い被害を思い出したり、自分がしてしまったひどい加害を認識したり。そして受刑者は、「今まで気づいてなかった感情」に気づき、言葉を選びながら語っていく。
そんな「受刑中の人の言葉」を聞きながら、語られた言葉を借りることを通して、私が気づいていなかった感情を認識させてもらう感覚を、何度も感じました。その感情は、たいてい私の「理想の私」とは異なるのだけど、少しずつそれを認識し、受け入れていくことで、こんな私も私か~と過ごしやすくなってきている、ように感じます。

言葉で認識したつらさが多かったのも今年かも(今まではつらくないと思い込もうとしていた)。認識できたからこそ、「自分の扱い方」のパラメーターが上昇しました⤴

とにかく人に助けられた年、頼ることを覚えて、じんわりほかほか

これも、そうせざるを得なかった!みたいなところがきっかけとしては大きいですが、たくさんの人に助けてもらった年でした。友達にも、きょうだいにも、プロジェクト等で関わってた人にも、専門家にも。
今まで避けがちだった助けられることの体験を、半強制的にしたことで、人に助けられるじんわりほっこりな気持ちを、何度も感じました。
と同時に、ぜいたくな気持ちかもしれないけど、助けられるだけの苦しさを感じたこともあって。助ける助けられるって、ギブ&テイクだけじゃなくて、ギブ&テイク&ギブ&テイクのこともあるのかも(何を言っているんだ笑、助けることでその人が助けられることもあるよねってことです)、お互い様っていいな、って思いました。

人に迷惑をかける代わりに、人の迷惑にも寛容に、そんな生き方がしたい!!

今年が終わっちゃう~~~(まとめ)

決して意図したわけではなかったけれど、振り返ってみると、
どれが自分の色かわからなくなっていた私が、過去の色を掘り起こして、今の色を見つめて、これから持ちたい色持ちたくない色を自身で考えて、少し試しに乗せてみたりする。」そんな1年でした。
肩の力が抜けたと言ってもらえることが増えた一方、逆に、肩ひじ張って何かを追うことを忘れかけている感、挑戦の殻を破ることへの恐れが強くなってしまった感、はありますが…笑、そんなことがしたくなったら、そのときはまた頑張れると、信じたい…!

「常に今が一番楽しい!」とは言えなくとも、「今の自分がいちばん好き」は、日々上下はあっても、長い目で見ると右肩上がりになっています。

来年の目標は立てても変わりそうだけど、
❁自分自身も「汲み尽くすことのできない他者」と理解しながら、自分との対話を定期的に。なるべく、自分に正直であること、嘘をつかないこと。
❁感性も大切にして過ごすこと(まだひよこなので🐣続けていきたい)
❁あと、CBTを通す!!!!!!!!
あたりを大事にしながら、

♪回り道でも私が歩けば正解♪

私は最強/Ado

の姿勢でいたいです。

読んでくださったみなさんが、幸せな年を迎えられますように!!✨💫

(めちゃめちゃおまけ)

感情に言葉は後から追いついてくるからなのか、そのときの「好き」な感情ってそのときの自分を表してるなぁ…ということで、偏愛マップ2022を書いてみました。一発書きなのでがたがたなとこもありますが、もともとオタク気質なので、好きなものをひたすら語るマップを書く作業、すごく楽しかった…。
9月くらいからは、突然髪を染めたくなって、ミルクティーカラー~金髪を楽しんでました!!大人数でも、人から認識されやすくなった(気がする)、という面白い実験結果が得られた!笑
もうすぐ戻します!!
偏愛マップに書いた2022読んでよかった本を、本屋さん気分で並べてみた。
ことばに救われたことが多かった、年だったな~

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