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京まふ2023 回想録


第12回 京都国際マンガ・アニメフェアが9月16・17日に開催されました。
弊社が2019年に初めて出店し、翌年にはお通り男史原作制作委員会が発足。その後、原作制作委員会での出店は今回を入れて4回目。
この京まふ2023で計5回のお通り男史ブースの出展が叶いました。

お通り男史を通しての様々なご縁で今があるなぁと感謝の気持ちで胸いっぱいです。

過去を振り返ってみると

2019年株式会社one's glory 京まふ初出展

初年度2019年は、京まふ1階の会場で入り口真ん前のブース1コマでした。
等身大パネルも3条しか連れて来られなかったので、他の通神たち13条は京都市内の街のあちこちでスタンバイ。会場と京都の街を結ぶ等身大パネルフォトラリーを開催しました。各パネルを撮影しツリー形式でTwitterへと投稿。5条撮影でドデカ缶バッジをプレゼント!
また、当時お通り男史大使として声優さんに来ていただき寺町のコスプレでブース内での撮影会が行われました。
まだまだ、物語も設定しかなくて、いつか物語を出しますからとブースに来てくれて立ち止まってくださった方にお話したのを覚えています。

2年目2020年は、直前の7月にお通り男史原作制作委員会が立ち上がりました。そして、この年から憧れの京まふ3階への出展が叶い嬉しかったのを覚えています。実は、今年出展したブースの場所がだいたい2020年のブースと同じ場所で3コマ(?)だったかな。この年は2021年に小説を出すことが決まったので未来に向けて委員会で歩き出した年になりますね。Twitterのフォローアップキャンペーンでは、お通り男史のロゴのグリッターキーホルダーをプレゼントしたりしました。

3年目の2021年、念願の小説『お通り男史浄化古伝』がこの年の6月10日に発売。7月からは京都市内で100店舗のお店や会社様の協力があり、デジタルスタンプラリーが京まふ中もその後も開催されました。今年も、ブースに来られた方の中には、その時の景品の京印章トートバッグをお持ちの方が何人もいらっしゃいました。YouTube動画や音楽も増え、原案者の私や敷城こなつ先生に会いに来てくださるファンの方も増え、楽しいひと時を過ごしました。この年もブースは3階。3階の真ん中より少し右寄りに4コマのブースだったかと思います。

4年目2022年。3階で出口に近い場所でした。ブースは確か、4コマ。この年は11月にドラマCD第1弾が発売されるということで、伊東健人さん、榊原ゆうきさん、mcで多田さんをお招きし京まふのステージでトークイベントを開催しました。朝一のトークイベント終了後、お通り男史ブースは激混み!!! 初めてグッズの販売に行列ができてんやわんやだったのを覚えています。ドラマCDは第2弾・第3弾と発売を2023年に控えていたので声優ファンの皆様は喜んでくださったのではないかと思います。

京まふ2023 お通り男史ブースフォトスポット

そして5回目であり5年目の今回。ちょうど8月にドラマCDが2弾・3弾と同時発売していましたので、ブース内では音源が聴くことができインパクトがありました。ブースは3階の入り口付近。大手さんのブースに挟まれてどうなることやら💧というのは冗談で、私たちは私たちのやるべきことに集中しようと思ってガンバリマシタヨ✨✨というのも、今回は来てくださった皆様にお通り男史ブースで、愉しんでもらいつつ知っていただこうという試みでしたので、フォトスポットは現在いる通神を全キャラを降臨させ皆様に会ってもらいました。そして、ブース内でのクイズ。5問正解でキラキラシールをもらえるというもの。多くの方が参加して下さっていました。皆さん、真剣に通神を数え、壁面に出力したお通り男史の情報を読み込んでおられましたね。
それから、今年のもう一つの目玉は彼らの過去の姿を初公開!!!
平安時代初期の頃の彼等の姿と、現在の姿を比べるような壁面出力されたイラストが多くの方に楽しんでいただけたようです。
また、事前に委員会発足から3周年ということで、X(旧Twitter)ではファンアートコンテストが行われ、その受賞者された皆様の作品の展示もしていました✨✨(どの作品も美麗~✨)
配布物はたくさんありましたが、今回は何と言っても『お通り男史入門書』
二日目の2時間前には予定枚数の配布が終了しました。
お受け取り下さった皆様、本当にありがとうございました。

ちなみに今年は今までで一番大きなブースで、ずっと感動しっぱなし。
来年もここに戻ってくるぞと何回も心に宣言し、うるっとしたのは本当です(笑)

仲間がいるって素晴らしい

『お通り男史』という小さな船に乗り込んだ、私と相棒は2019年1月に港を出港しました。たくさんの絵師様にお願いをして通神たちに素敵な姿を授けてもらいました。小さな船はどんぶらこと大きな海へと進出します。
大きな海では天候が悪いこともありましたが、私と相棒は通神たちを信じて途中、あちこちの港へと立ち寄ります。
ある港へ立ち寄った時の事。通神たちを乗せる船を見た女の子が言いました。
「すごい! 私も船に乗せてください!」と。私と相棒は自分たちの船を褒めてくれ、賛同してくれた彼女と仲良くなりました。そこで、小さな船を少し大きくし『お通り男史』という中くらいの船は、女の子とその家族も乗せ再び海へと出港しました。女の子の手腕はすごいモノでした。女の子のおかげで、立ち寄るあちらこちらの港では『お通り男史』がファンを作り進んでいきます。そして1年が過ぎた頃、また乗りますという方々が増えたのです。
今の船では乗り切れないので、新しく『お通り男史原作制作委員会』というもっと大きな船を作りました。女の子と一緒に船の運航を助けてくれる仲間が出来ました。
気がつくと、そこには通神たちを大切に愛してくれる乗組員がたくさん。
私と相棒は仲間の存在に助けられながら、新しい景色をみんなで見るためにこの船が世界中を巡ることになるのです。
(まだまだこれからが始まりということです✨)

お通り男史とは

京都はとくに興味深い歴史がたくさんある街です。
何か建造物を建てようものなら、必ず何か遺跡やら出土品が出てきます。

2018年秋くらいから私と相棒の敷城こなつ先生は、京都の通りに思いを馳せて歩き、このお通り男史の設定が生まれました。
今でも私が彼らのお話(ショートストーリー)を書くときは、その通りの歴史を深く追求し、京都の文化や行事を学ぶことから始めます。

そんな懐の深い京都の史実と、エンターテインメントを融合させたのがお通り男史です。
彼等がみんな京都弁ではないのは、エンターテインメント作品だからあえてキャラクターの性格や表現することの幅を持たせるための演出のようなものです。
「そんなんとちゃう」とか「おかしい」とかあるかもしれませんが、ご容赦くださいませ。よりよい京都発信をできればとも思っているので今後とも
どうぞ『~はんなり京都~お通り男史』を宜しくお願い致します。

長々と書き連ねましたが
私の京まふ2023年はこんな感じで初年度を想い終わりました。

関係者の皆様、ありがとうございます。
そして、お疲れさまでございました。


2023/09/18  株式会社one's glory 西門 檀


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