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沼津の厳冬海中みそぎ祭り

沼津の牛臥山公園の小浜海岸で行われた第20回厳冬海中みそぎ祭りの取材エピソードを。

【沼津経済新聞】沼津で「厳冬海中みそぎ祭り」寒中の海でみこし担ぎ無病息災願う

江戸時代から行われていたというこのお祭り。

沼津大空襲で神輿が焼けてしまって一度は途絶えてしまったけれど、地元有志が2001年に復活させたのだそう。

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本来であれば楊原神社と大朝神社からそれぞれ神輿が出て、2基の神輿が海に入る神輿洗いの儀

今年はコロナの影響もあって、役員と一部の有志、5人で1基の神輿を担ぎました。

去年は厄年や年男、新成人など20人で担いだそう。

稚児行列も、御輿渡御も餅まきも無かったけれど、このお祭り自体が無くならなくって良かった。

厳冬海中みそぎ祭り保存会の原田武虎さんからの「厄よけの意味があるこの祭りを今年やらないでどうする」という力強いお言葉がうれしかった。

今年は波が穏やかで、写真家の人は「波が立ってほしい」と言っていたけれど、海に入るかたにとったら穏やかなのがいいと思う。

コロナが明けて訪れる平穏を海があらわしてくれていたのならいいな。

とはいえ海からあがった神男のみなさんは震えが止まらなくて、そんな時にお引き止めしてお話しを伺ったのは本当にごめんなさい。

こういう素晴らしいお祭りをまた復活させてくれて、後世へと繋いでくれることに感謝。

去年から参加しているベトナム人留学生のブイドゥック・タンさんも、「来年もまた参加する」と言ってくれていた。

お名前を聞いて、発音が良すぎて

ヴィ? ヴィル?クダ?? と、何度も聞き直してしまったら、自ら書いてくれた

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取材に復帰した副編集、まだ右半身が少し不自由で、歩くのもちょっと大変なのですが、砂浜はかなりのリハビリになった模様(ちょっと過酷だったかな?)

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祭りの後、しばし海を見て黄昏れる。


その後出かけた西浦の海も素敵だった。

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五穀豊穣、無病息災、天下太平…

穏やかな2021年になりますように。

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