【小6で出会った「歩くロボット」に中2で再会(午前編)】高専への道
【志望理由編②の続きです】
https://note.com/mayumi_sensei/n/n497a1bc6ba04
中2になりました
担任が変わり
「理科」の若い男の先生になりました
この先生のおかげで
甥っ子の人生は大きく変わります
先生は毎日
「ひとこと」という欄が入った
日誌を書くように言ってました
2年生初日
彼は
「Y先生が担任と分かって良かったと思いました」と
ラブレターのような文言を書いていました
愛の告白を受けた先生は
「そう言ってもらえて1年間頑張ろうと思いました」と
返信してました
ちなみにその日誌は
「保護者からひとこと」という
親の宿題欄もあるので
先生と子どものやり取りは毎日目にします
理科の授業の日は
地層、宇宙、化学、
何か新しいことを学ぶ度に
理科が苦手な私に教えてくれます
「黒い地層は◯◯の物質が含まれてるんだよ」
「ほおおお!見に行こうではないか!」
GWは地層を見に
あっちこっちドライブ
それを日誌に書くと
先生からもオススメ場所の返信
そんなこんなで
数ヶ月が過ぎる頃には
甥っ子が興味を持ちそうな
記事や論文を教えてくれるようになりました
「実は昨冬S高専の講座に」
その話をすると
衝撃の事実が判明
なんと先生の奥様は
S高専の卒業生!
思い出づくりだった高専が
急に近くなった「錯覚」をします
【ロボコンとの出会い】
「ロボコン面白いよ」
先生のその言葉に吸い寄せられ
S高専のロボコン部の記事を見ていたある日
「中学生向け講座【歩くロボットを作ろう】」
の文字が目に飛び込んできました
え?あのロボット?
小学生の時のあれ作るの?
マジで?どこから?
うそうそ申し込み!
「場違いなヤツラでスミマセン」の後悔は
オバちゃんも甥っ子も
どこかに置いてきたようで
二度と行くことはないと思っていた
S高専の門を
またもやくぐることになります
今回は待合室で
物理書を開いていた人はいなかったけど
昼休みお弁当を食べながら
参考書や教科書を見ながら
談笑している男子ズがいました
もうビビりません
想定済みです
【午前中】
作業室に移動しました
ロボットに再会できると思っていた我々の机上には
ネジ、ネジ、基板、ネジ、ネジ、コード
(*3回繰り返し)
ここからかーーーーーーー!!!!
今回も先輩方が
ある程度の形まで作ってくれているのだと
たかをくくっていました
目の前に並ぶ
小さな小さな
鼻息で飛びそうなネジを見て
アマカッタ
想像では
机上にある物は
「立体(ロボットの作りかけ)」だったのです
しかし現実は「平面(部品のみ)」でした
ネジ、ネジ、基板、ネジ、ネジ、コード
あああああああ
しかし私達には強みがあります
2年前に歩いたあのロボット
あれを作るのだ
我々はゴールを知っている
完成形を思い出しながら
配布された教科書を見ながら
つかむことすら難しい
小さな小さなネジに
キイイイイ!となりそうな作業を続けます
午前の授業が終わりました
「ロボットが完成していない人は
昼休み使って仕上げていいですよ」
「午後はプログラミングで
いよいよロボットを歩かせます」
とても上手い言い方をされてます
一応「先生」と呼ばれる私にとって
非常に勉強になるコトバエラビです
【悪い例】(自戒の念)
「午後はプログラミングするから
それまでに完成させないと
午後は参加できないよ〜
昼休み使って完成させなさいね〜
昼ごはん抜きだよ〜」
先生メモという反省文を
書き終わった私は
当然作業が終わっていない甥っ子と
お手伝いしてくれる専攻科の方の横で
ロボットを見つめます
ああ、あのロボットだ
2年前に目をキラキラして見つめた
あのロボットだ
(*午後の部に続きます)
https://note.com/mayumi_sensei/n/n6ae12a37a68f
(アメブロはこちら)
https://ameblo.jp/our-note0805/entry-12629815077.html
見に来てくれてありがとうございます! 「国境の島」で先生してます。以前は香港で先生してました 先生として保護者としてオンライン上の親戚オバちゃんとして、子ども達に伝えたいことを文字や音声にしています (トップ画像は私が撮影した「島」の写真です)