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商人の心得

いや~、まいった。
また韓国ドラマにはまりつつある今日この頃。
家のこともしなきゃだし、行政書士試験の勉強もしなきゃだし、することは山積みなんですが・・・。

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わたしの先祖は滋賀県犬上郡甲良町です。
だからかどうか分かりませんが、滋賀県(琵琶湖)が大好きです。
また近江商人の三方良しという言葉も大好きです。

「商売において売り手と買い手が満足するのは当然のこと、社会に貢献できてこそよい商売といえる」という考え方

自宅の庭で図書館をするにあたって、本の購入費用は基本、メルカリで家にある不用品を売って得た利益だったり、ご近所さんや友人、家族から寄付してもらったものを売って得た利益でやりくりしています。

また不用品を販売する目的として「ゴミを減らす」ことであったり「家の中を快適に保つ」ことなどもあります。

また、出来るだけ適正な価格で販売し、買い手にも喜んでいただけるように努めています。特に子育て中のママさんらしい人からの値引き交渉については、出来るだけお安くお譲りできるようにしているつもりです。

メルカリでは、この「値引き交渉」が定番というかつきものといった具合になっているんですが、わたしが絵本を購入する際、まとめて購入する時以外は出品されている額で購入しています。

そういった配慮で、お子さんの絵本を売ったお金で、また別の本が買えるかもしれないし、ママ自身の欲しいものが買えるかもしれない。

もちろん高すぎる場合は買いませんし、下がるまでじっと待つこともあります。

お互いが納得できる価格で売ったり買ったりすることが「三方良し」の精神だと思っています。

しかし、時折、相手のことを全く考えずに「値引きできますか?」と聞いてくる輩がいるんです。

わたしが思う値引き交渉は1割までだと思っているんですが、3割も値引きしてくれと言ってくるものですから、こちらもついカチンときてしまいます。

例えば1,000円で出品しているものを700円にしてって言うことは、700円から送料とメルカリに支払う手数料を引くと、いくらわたしの手元に残ると思っているんだ?と。それが妥当な取引だというのか?とつい噛みつきたくなってしまいます。

昔、そういえば、韓国に旅行へ行ったときに、韓国の市場での買い物は値下げ交渉が当たり前だと聞いていたので、値引き交渉をして楽しんでいましたが、何回目かの旅行の時には「日本人はすぐ値引き交渉してくるし、結局買わない。」と怒っていた方がいたのを思い出しました。

やはり値引き交渉についても、節度、マナーを守らないと良好な関係は築けないんだと今改めて思います。

何事でもそうですが、「自分さえ良ければいい」ではなく、出来る限りお互いにとってベストなところで穏やかに取引ができればいいですね。

ご先祖様の近江の魂と、生まれ育った大阪の精神で、気持ちのいい商いを続けていきたいと思います。

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