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犬の発酵野菜の作り方

序章:発酵野菜とは
(発酵野菜の作り方の動画は最後に貼ってあります)

犬は肉食だから野菜は要らない。と言われていましたが、実は肉食動物というのは、草食動物を仕留めたら、胃袋から食べます。その胃袋に入っているものは、発酵した野菜や草…。ということは、肉食動物も野菜を食べている!ということになります(栄養学というものは、犬も人間も、新たな発見があったりすると、無責任なことに180°ころっと今までの説が変わったりします。昭和の時代にはマーガリンが身体にいい。と言われていた時代もありました)。
ということで最近(近年?)は草食動物の胃袋の中身が注目され、胃袋の中身をフリーズドライにしてドッグフードにしたり、缶詰に入ってたりします(グリーントライプと言います。検索すると色々出てくる)。

しかし、胃袋の中身というのは、本来ならば酵素なども入っているので、フリーズドライはいいのかもしれないけれど、加熱してしまっているものは酵素は死んでしまいます(その酵素の死骸なんかも善玉菌の餌になったりするので、全く意味がないというわけでもないらしい。←トライプが入った缶詰の商品説明で読んだ)

そこで注目され始めたのが発酵野菜。というもので、要はグリーントライプが発酵した野菜やら草ならば、野菜を発酵させればいいのではないか?犬の消化にもよい。ということで、発酵野菜の粉末というのが売られています。各社(2社くらいしか見てないけど)作り方をみると、発酵後、酵素が死なないように70℃以下で乾燥させていたりするようです。

1.なぜ発酵野菜を与えるようになったのか

うちの犬(フレンチブルドッグ)は腸が弱い、プラス、肌も弱いので、アトピー?アレルギー?が出たりする。結局、これは腸の善玉菌が足りないのが問題である。という結論に自分なりに(笑)達しているのだけれど(フレンチブルドッグは帝王切開で産まれるので、本来、産道を通ってお母さんからもらえるビフィズス菌だか腸内細菌をもらえないというのも腸が弱い原因の可能性が高い)、
ステロイドは肝臓が弱るのが心配だったので(これは1歳のときに肝臓の数値が悪かったことがあり、それ以来、シジミ汁をごはんに毎日かけるという対策で治した経緯がある←私がシジミ汁で治ったと思ってるだけかもしれませんが…、獣医さんにも薦められた方法)。
アレルギーもアトピーも現代病なので、できるだけ、現代食=加工品を減らし、腸内の善玉菌を増やす!という方向性にしたので(ときにはドッグフードも食べます)、手作りごはんをずっと与えているのだけれど(どうもこの「手作りごはん」という名称は慣れない。ドッグフードがなかった時代、犬はみんな手作りごはんだったし笑、昭和の時代、うちの婆さんちんの犬も肉と野菜とご飯のごった煮だった。まったく「手作りごはん」なんて呼ばれないけれど手作りだった時代である)、
しかし、野菜は茹でて与えても消化が悪いことがある。やはり腸内細菌!発酵ものでは?と思ってたところ、発酵野菜というものを知って、まずは市販のグリーントライプや発酵野菜の粉末をふやかして与えたのが始まり。

2. なぜ市販のものでなく自分で作るのか。

しか〜し、まあ、市販の発酵野菜だと、この野菜、一体どこから来ているのか。とか、気にし始めたり(もちろん中身は書いてあるし、国産とも書いてあるけれど、本当?とか余計なこと思ったり笑。まあ国産だけど犬だし企業の利益をかんがえると、一番農薬がかかってる外葉だけの寄せ集めじゃないの?(←ただの妄想笑)とか、人間、疑いはじめると止まりません。
いちいち調べるのも疲れるし、文句があるなら、自分で作ればいいのでは?安上がりだし、納豆だって、粉末納豆より、やっぱり普通の納豆のほうが酵素は元気な気がする…ということで、発酵野菜も生で作ったほうが酵素は元気なのではないか…。ということで、アメリカ?の動画を見たりして、見よう見まねで作り始めました。
もともと、パンの酵母を起こしていたりして、発酵ものはなんとなくやればできるという感覚があったのだけれど、作ってみると、最初はキューギュー空気を抜いて作る。というところがわかってなく、カビさせてしまった…。

空気を抜く。ということと、瓶を煮沸なりして消毒する。ということを知ると失敗はなくなり、それ以来、せっせと作っている。

自分で作る利点としては、有機やら、自然栽培の野菜を入れられたり(市販のではコスパ的におそらく無理かと)、季節のものを入れたり(季節のものを食べるのが人間も動物もよさそう。プラムの時期にはプラム。ブルーベリーの時期にはブルーベリーとか、自分なりに入れたいものを入れられる。あと、最も大事なこと、フレッシュである。といったところか。(インドのアユールヴェーダではカットして3時間経ったものは「死んだ食べ物」というと聞いたことある。やはり、動物たるもの、パックされ、何ヶ月もかけて海の向こうから来た加工品とかだけでなくフレッシュなものも与えたいと思ってしまう。赤道なんて通ったらコンテナの中、60度くらいになるというし←また妄想笑。でもこれは妄想じゃなくて、輸入業やってる人が言ってたから本当かも。たとえば、真夏の車内、ダッシュボードに何ヶ月も置きっぱなしにしたクッキーとか人間は食べないと思うからなんとなく気になる…)もちろん、完璧である必要はないから、そういうのも取り入れてもよいけれど、何が使われ、どのように作られ、どのように海を超えて運ばれて来たのかというところを知ることはいいと思う。
たとえば、小麦はそのままでは虫が湧くので何万キロも海を超えて運べません。オーガニック以外のものは防虫剤をかけているから害虫の被害なく日本に届くわけです。オーガニックは害虫被害の分は捨てないといけないから高いとか、運ぶ時期を冬のみにしているとか、そういう記事もみたことがあります。ちょっと記憶だけなので出典が出せませんが…)。

3. どんな材料で作ればいいのか。
さて、作り方は動画で見ていただくとして、(一番最後にリンクを貼っておきます)。
最初、わからないのはどんな野菜を入れればいいのか。ということですが、もちろん、犬が一般的にたべてはいけないと言われているほうれん草とか玉ねぎは入れません。基本は生でたべられる野菜。

それから、果物などを入れると糖があるので発酵しやすいので入れます。リンゴや、プラム、スイカなど、季節のものを。
その他、尿路結石の予防に、シュウ酸が少ない野菜がいいのでは?と思っています。これもバランスよく食べていれば問題ないとか色々な情報がありますが、とりあえず、なんとなく、私はアクがつよいもの、シュウ酸が多いものを避けています。
調べ方は「シュウ酸 ツルムラサキ」とか調べるとわかります。調べるうちになんとなくツルムラサキだとか、根菜(根菜の葉はok)、空芯菜だとか、ちょっと濃いかんじがするものはシュウ酸は多いのかな。ということがわかってきます。小松菜はOK。キャベツもOK。
いくつか、ネット上で見つけた、シュウ酸の情報のリンクを貼っておきます。
やっぱりほうれん草が飛び抜けているかな。
http://www.ikkando.com/yojyo/tabemono_syusan.html
(表1と表2では単位が違うので、数値がだいぶ違うようにみえますが、gとmgなので表2が桁違いに多いように見えるけれど、似たようなものです)

http://wagamoru.rgr.jp/cavia/study/seibun/s_1.html
(こちらは注1が日本のデータで、注2がアメリカのデータ。同じ野菜でも違うからまあ、土壌の違いもあるのかな?)

シュウ酸は茹でたり、水に晒すと減るというので、大根など根菜を入れるときは輪切りにして、水に1時間くらい晒しています。とにかく、同じものをずっと一年中食べないというのがリスクをへらすコツだと思います=季節のものを食べる。
ま、シュウ酸に関してはあまり情報がないので、一応多い野菜はあまり使わないか、水にさらしてから使う。といったかんじ。常識的範囲内の食べ方なら問題ないのかな。

あと、ビーツはシュウ酸が多いけど、なんとなく健康によさそうなので、カットして茹でて冷ましてから発酵野菜に使っています。ビーツは時期が9月くらいなのでその時期だけ。
その他、キノコは毎回入れるようにしていて(あまり深い意味はないけど、長生きした犬がいつもキノコを食べていたから笑)、キノコ類は生は食べれないので、茹でて冷ましてから入れています。

気温は20℃〜30℃くらいが作りやすいです。夏はいいけど、冬は温かいところに置くとか、発泡スチロールの中にぬるま湯を張るとか(お湯がじかに発酵野菜の瓶に当たらないほうがいいと思うので、なんか発泡スチロールの箱の中に台を入れてその上に置いて台のところまで湯を張るだとか…)、ホットカーペットの上に置いて毛布かぶせるとか、なんかしら工夫がいります(ホットカーペットの上にじかに置くと底だけ熱くなって酵素が死ぬので注意!)。自分のパンのサワー種の経験や、発酵本(ノーマの発酵ガイド)から判断すると、あまり30℃以上になるのはよろしくない気がします。
定期的に作るならパンの発酵器を買うといいかもしれない…(高いけど)。20℃〜30℃の間で調整できます(とりあえずは、クーラーボックスとかを発酵時の保温につかって、それで不便だなあ。って思うならば発酵器)。

 25℃くらいだと24時間くらいで完成するけれども、それが、20時間だろうと、27時間だろうと、それほど厳密な差はないと思います。カビなければよい。
完成して、もっと行けるのかなあ。。と、数日粘ったりするとカビます。ので、なんか、できたような気がする。というところで冷蔵庫にしまいます(この塩梅は動画を見てください)。

完成は見た目とあと匂い。見た目はカビが生えるとあっという間におぞましい姿になるのでわかります。そうなると匂いもひどいものになります。

4.食べる量
うちの犬(8kg)の場合。
うちは肉(魚)、発酵野菜、芋系または他の炭水化物)、納豆、シジミ汁。というのが基本で(まあ、全部なかったりする日は省いたり、別なものを入れたり、すりごまをいれたり、日によって違います)、このうち発酵野菜が一食50g(一日100g)です。これもねえ、あんまり根拠はないんだけど、まあ肉の総量より少ないかんじにしていて、市販の粉末の発酵野菜の推奨量を生に置き換えると大体これくらいかなと(粉末はドライなのでウェットに置き換えると数倍にはなるので)。
でも、いつものドッグフードにスプーン一杯入れる人や、使い方は皆それぞれです。

5. 季節ごとの発酵野菜の例

私は近所の犬の分も作っているので、作る量が多いです。みなさんはもっと少ない量で作るとはおもいますが(特に最初は感覚を掴むため、総量500gくらいで試しに作るとよい)

2月
白菜1個 1200g
水菜(有機) 150g
ケール(有機) 180g
 大根(自然, 水に晒してから使う)200g
 小松菜     500g
しめじ(茹でて冷ます)1パック 230g
リンゴ     半分
合計 2460gくらい


6月 
トマト 400g
しめじ(茹でて冷ます)1パック 170g
ケール(無農薬)380g
キュウリ 350g
白菜  630g
プラム 70g
合計 2000gくらい

7月     
しめじ(茹でて冷ます)1パック 180g
 大根(有機, 水に晒してから使う)200g
ソルダム 100g
キャベツ(無農薬)1個 1280g
ブラックベリー(自然)  数個
キュウリ 440g
合計2450gくらい

8月
しめじ(茹でて冷ます)1パック 180g
キャベツ(有機)350g
トマト (有機)510g
キュウリ(有機)140g
スイカ 110g
大根(有機, 水に晒してから使う)400g
ブラックベリー(自然)  数個
白菜 690g
オクラ 80g
合計2400gくらい

9月
小松菜(有機) 200g
キャベツ(化学肥料不使用)一個 700g
ビーツ(有機。カットして茹でて冷ます) 280g
キュウリ 230g
冬瓜(有機) 一個 1000g
リンゴ 1個 170g 
しめじ(茹で) 170g
合計2580g

12月
大根葉 (有機) 230g
大根(有機, ざっくりカットして水に晒してから使う)180g
ニンジン(有機、ざっくりカットして水に晒してから使う)110g
しめじ(茹でて冷ます) 180g
小松菜(有機)220g
わわ菜 380g
白菜(無農薬) 530g
りんご一個 250g
合計 2100g

といったかんじ。ちょっと変わった野菜とか、シュウ酸が気になる場合は、その野菜の名前+シュウ酸で検索すると大体出てきます

6. 発酵野菜の詳しい作り方はこちら。↓

うちの犬はこれを食べ始めて、食糞がなくなりました。おそらく、発酵されたものを食べるので(途中まで消化されているということになる)食べたものがすべて消化し、犬にとっても、お尻から出てきたものが食べ物に見えなくなったのではないかと推測…。4年に渡るウンコ争奪戦から開放されて感激!笑。

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発酵野菜の作って調子がよくなった!とか、ドイツで鍛える生活で笑い転げたとか、、なんか役に立った場合、受け付けてます笑。

ありがと。
マユゲパン主催。過去、ドイツ→東京→オーストラリア→ドイツ→東京→ドイツ→東京。と一人で定住地を彷徨い、引越し20回くらい。マユゲパン→https://www.mayumayuge.com ドイツ就職珍道中→https://mayu-mayuge.jimdo.com
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