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パソコンの仕組み

そもそもパソコンとは?

パソコンとはパーソナルコンピュータの略です。

コンピューターというともっと大がかりなものを想像してしまいますが、個人的に持つ小ぶりなコンピュータということで、パソコンという名前がついています。

私たちの生活の中ではもうパソコンは欠かせないものになっていますね。
仕事をする時はもちろんのことですが、普段の生活でも、例えば天気予報を見るのにも、今はテレビや新聞ではなくてパソコンやスマホで情報を得ることが多いですし、家計簿もパソコンでつけているという方も多いでしょう。

趣味に限らず、仕事に限らず、私たちの生活を便利にしてくれるのがパソコンという機械です。

パソコンの見た目の違い

パソコンを見た目で分けると、ざっくり3つに分けることができます。

1.デスクトップ型

1つ目はデスクトップ型です。
机の上に据え置いて使うという意味で、デスクトップ型と呼んでいます。持ち運びはできませんが、常に安定した場所に設置しておくので、使いたい時には電源を入れるだけですぐ使えるという利点があります。

2.ノート型

2つ目は皆さんよくご存知のノート型です。
使う時にはノートのようにぱかっと開いて、使わない時は閉じておくことができる、そしてどこにでも持ち運ぶことができる、というもので、今はほとんどの方がこのノートパソコンをお持ちなのではないかと思います。

3.タブレット型

そして3つめはタブレット型です。
見た目は他のデスクトップ型やノート型とは大きく異なっていて、画面だけがあるという形ですが、画面を直接タッチして操作できるのが手軽だということで人気があります。また、別売りにはなりますが、キーボードもあるので、ノートパソコンとほぼ同じような感じで使うこともでき、ノートパソコンよりも小さくて軽いので、持ち運び用として人気があります。

パソコンの構成

では、ここからはパソコンの構成について説明していきますが、ノート型のパソコンよりもデスクトップ型のパソコンの方がわかりやすいと思いますので、ここからは、デスクトップパソコンを例にとって説明をしていきます。

パソコンの本体

まず、パソコンには本体と呼ばれる箱型の機械があります。
この中に、人間でいえば脳みその部分(CPU)や、作業スペース(メモリ)や倉庫のような役割をする部品(ストレージ)が収められています。

いろいろな作業はパソコン本体の中で行われるのですが、私たち人間の目にはただの箱なので、中で何が行われているのか私たちにはさっぱりわからないんですね。なので…

ディスプレイ

何が行われているのかがわかるようにしてくれているのが、ディスプレイです。
ディスプレイは、他に、モニターと言ったり、単純に 画面と言ったりもします。

また、パソコンは機械ですから、私たちが言葉で指示をしても伝わりません。なので…

キーボードとマウス

パソコンに分かる形で指示を伝えるのがキーボードとマウスです。
キーボードは文字で指示を与えるもの、マウスは、位置関係を指示するものです。
たとえば、ここにあいうえおという文字を打ちたい、という指示を出すとき、どこに、という指示を出すのがマウスで、あいうえおという文字を打つ指示を出すのはキーボードです。

ということで、この4つ、本体、モニター、キーボードとマウスがパソコンの基本セットになります。
そして、ノートパソコンでは、本体とモニターとキーボードが一体になっているので持ち運びがしやすいというわけですね。
マウスは別になっていますが、その代わりに、キーボードの下のところにタッチパッドという四角いところがあって、これがマウスと同じ役割をします。

慣れれば便利なタッチパッド

入力装置と出力装置

で、ここからが重要なのですが、パソコンというのは、本体があって、それに指示を与える入力装置と、本体から指示を受け取る出力装置に分かれています。
具体的に言えば、キーボードとマウスは本体に指示を与えるので入力装置、モニターは、本体から「中身を映し出す」という指示を受け取るので、出力装置になります。

出力装置は他にも、紙に印刷をするプリンターや、

モニター(画面)よりももっと大きく映し出すことができるプロジェクターがあります。

それから音楽や音声を流すスピーカーやヘッドホンも出力装置になります。


入力装置は他に、紙に印刷された情報をパソコンに取り込むスキャナーや、

画像や映像を撮影するカメラ、音を取り込むマイクなどがあります。スマホについているカメラやマイクも、パソコンにつなげば入力装置になります。
このようにパソコンというのは本体があって、それぞれやりたいことに応じて入力装置と出力装置をつないで使っていくという仕組みになっています。

つなげればつなげるほど便利になる

ノートパソコンの場合は本体とモニターとキーボードとタッチパッドが最初から一体になっています。
それから、そんなに古くないノートパソコンであればカメラとマイクとスピーカーも組み込まれているものが多いです。
ノートパソコンのどの部分がどの役割になるのか、一度じっくり調べてみるのもいいですね。
また、電気屋さんでパソコンのパンフレットをもらってきて見てみるのもすごく勉強になると思います。実際に買わなくてもパンフレットぐらいはもらえると思うので、怖がらずにお店に行ってみてくださいね。


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