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レインウエアの着方に気をつけよう

1. 登山の三種の神器

登山をする際に、まず揃えるのが「三種の神器」と呼ばれる「登山靴」「ザック」「レインウエア」があります。それぞれの機能を知り、自分の体格に合ったものを選ぶことが大事です。例えば、靴が合わないとマメができたり、靴擦れを起こしたりします。たった一つのマメでも、長時間の登山では歩行が困難になることもあります。また、ザックも同じ大きさでも、背面の長さや肩の幅が違うこともあり、体格に合うもの選ぶと背負い心地が変わります。そんな中、今回は「レインウエア」について紹介します。

2. レインウエアのポイント

レインウエアは、雨などの外部からの濡れを防ぐためのもの、というのが一般的に知られている効果です。これを「防水性」と言います。防水性を知るための表示には、「耐水圧」がポイントになります。耐水圧は、生地にしみこもうとする水の力を抑える性能の数値です。単位は「mm」で表され、これが高い方が防水性が高いということになります。

また、登山中は、レインウエアを着たまま長時間行動することもあります。そのため、外からの濡れだけではなく、レインウエアの内側の蒸れによる濡れを防止することも重要となります。これは「透湿性」といい、単位は「g/m2」、衣服内の汗を生地の外に出す度合いとして表されます。

レインウエアもとてもたくさんの種類があるので、「耐水圧」と「透湿性」の数値を確認しながら選んでみてください。(耐水圧と透湿性の詳しい説明は以下のページをご覧ください)

3. レインウエアの正しい着方

さて、効果の高いレインウエアを選んだら、しっかりと着ることも大事です。フロントジッパーが空いていたらどうなるか?下の図を見てください。フロントジッパーを開けた状態でわずか1分間、風雨にさらされると、内側に着ていたTシャツは濡れてしまいます。

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レインウエアの着方の違いによる濡れ方のまとめは下の動画をご覧ください。素敵なレインウエアを持っていても、正しく着ることが大事ですね(^^)


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