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エネルギー消費量を計算して登山をしてみた

1. 登山計画を立てる際に、エネルギー消費量を計算する

前回、「登山を計画する際に、そのコースを歩いた際に消費するエネルギーも予め知っておくと、どのくらいの行動食を準備したら良いかがわかります。」とお伝えしました。そこで、今回は私が実践した内容を書いてみたいと思います。

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登山コースは、神奈川県箱根の金時神社登山口〜金時山〜火打石山〜金時山・明神ヶ岳・宮城野分岐〜金時神社登山口としました。このコースのコース定数を調べると、「29」でした。そこで、登山中のエネルギー消費量を算出する式にコース定数29を入れて、エネルギー消費量を計算してみました。今回はコースタイムの0.8倍の速さで歩く予定だったので、それも考慮しました。下の図は計算式になります。

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体重+ザック重量を入れて計算したところ、私がこのコースを歩く際のエネルギー消費量は1230kcalということがわかりました。

2.消費するエネルギー分の行動食を準備する

さて、上記の式でエネルギー消費量がわかったので、登山中はその7割以上を摂取することを心がけました。1230kcalの7割なので860kcal以上の摂取が目標です。最近はコンビニやスーパーに売っている食品にはエネルギーが表示されているので、簡単に目安にすることができますね。

私が今回準備したのは以下の食べ物です。合計すると、977kcal。登山中に全て食べたので、必要とされるエネルギーを摂取できたかな〜と思います。(これ以外にも余分に行動食は持参していました)

・昆布おにぎり(75kcal)
・たまごブレッド(306kcal)
・いちごジャム&マーガリン(496kcal)
ローソンホームページより抜粋

3. 振り返り

登山を計画する際に消費するエネルギー量を求め、それに見合った食事計画を行うことで、快適に登山を続けることができました。しかし、今回は反省点もありました。それは水分補給の失敗。そう、登山では水分補給もとても大事なことです。水分補給についてはまた次の機会に説明いたします。


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