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UAE 子宮動脈塞栓術 -その3-

【7/20】治療当日

眠れなかった〜。
個室で入院の気満々だった私・・・ 耳栓なんて用意してきてないしなあ・・
(大部屋あるあるのイビキ被害に遭う)
病室も寝るときは温度設定が変更されるのかとても暑くて・・・

それと、意外と乾燥する。喉とか少しカサカサ。
濡れマスク持ってくれば良かったな〜と思い知らされた・・

だいぶ寝不足の中、朝の検温・血圧測定やらを済ませると

7時
術前準備開始
術着に着替え、着圧ソックス履く、皮下麻酔管入れる
おしっこの管入れる(バルーンっていうのかな通称)
HCU病棟へ1泊するので必要なもの準備(紙袋へ入れる&持参アイテムには名前記載)

8時
点滴始める
たしか、抗生剤だったかな

しばらくの間は、気持ちを落ち着かせるための時間
回診では、めっちゃ人数多かった記憶。なんか総出ですね笑 って言った覚えある・・

9時
お迎え看護師さんが来て、術室へ車椅子で移動

ひろくんが術室前で待っていてくれてお喋りできた!!
顔見れたから満足!!頑張れる!!
そして、絶対無事でまた帰ってくる!!!祈ってて!!! って思い出したことあった。
何色が見えたか?←同じ職場の方が祈りを込めるから何色みえたか言ってよ〜 って・・

私、赤っぽいオレンジ が見えました!!

そんなような話をして、わたしは術室へ・・・
ひろくんは終わる時間まで、車の中や、どこかお店へ行って待つことに。

術室には、先生の他に看護師さんが2人居て、術中ずっとそばについていますので、気分が悪くなったり、痛みが強い場合は直ぐに教えてくださいね。と、声をかけていただきながら、術用シートかけられ、 術用帽子なんかも被り準備万端(私は)

この間のわたしは、見たことない機械がいっぱいで、左右上下めいっぱい見渡して景色を堪能してみたり、映し出されるモニターのぞき見たり、何に使うんだろ〜って想像したりいろんなことして終始観察して過ごしました。
自分では気が付かないうちに恐怖と戦ってたのだろうか・・

9時15分
主治医の先生と一緒にはいっていただける先生(放射線科)が、右足鼠蹊部に麻酔をうってくれました。
先生の言ってた通り、この麻酔が一番痛かったかも笑 鋭利なものが刺さる感覚、ズキーン、として何箇所か続けてくれました。

その後、この先生の合図で手術が開始されます。子宮動脈塞栓術です。

主治医の先生も登場し、声をかけていただき、私もご挨拶をしてこのあと約2時間進めていただきます

術中は聞いていたような痛みはほぼ感じることなく(生理痛の重い痛み・腰や背中の痛み・吐き気)機械の音と先生方の声だけが響きます。

そんな中、なぜか顔のパーツが痒くなる っていう現象があらわれて!!!
左手は動かせない(点滴とかいっぱいうってるから)右手は動かせる!でもシートの中・・・
いよいよ看護師さんにお願いして、掻いていただくことにした。
なんだろ、鼻やおでこが痒くって・・

15分おきに血圧が自動で測定されるので、しばらくはそれで時間を測ってました。(機械が動いて時計を見れない位置になったため)

なんとなくの素人感で、、おっきな筋腫に対しての太めの血管塞栓の時じゃないかなっておもったんだけど、そのときだけ妙に痛くて、初めて「少し痛いです」言って痛み止め増やしてもらった。

この時だけだった痛いなって思ったのは。それ以外は1回目の痛み止めだけで、フワーとした感覚になり少し眠気がやってくる。そんな感じでした。

ときは流れて・・・

11時30分
手術終了

先生が約10分間ものすっごい力で、カテーテル入れて治療してくれた箇所:右鼠蹊部の圧迫を開始
その後、圧迫部分をさらに強化・固定し、本日夕方までこのまま

ここらで主治医の先生や、看護師さんも談笑をはじめてほっと一息。
無事予定通り終わりましたよ。問題もなく順調だよ。と声をかけていただき、しっかりお礼をのべる私。

私は暑くって急に蒸し風呂のように感じてきて、もう体が変化してきたんか???なんて思ったり、まだ少しボートして、下腹部に筋肉痛のような痛みをおぼえたり、とにかくこの時間すごくポアポアしてた・・

6人くらいでベットから、移動用ベットへ移していただき術室を後にしました!!

そこへひろくん再び登場!!!頑張ったねえ〜 って褒めてくれて、私は顔見れたことにまた嬉しくって。
大丈夫いまのことろ問題ないよ。
結婚してから初めてだもんな〜こんなに離れて暮らすのは・・・ としみじみ

あとはお母さんにも連絡しておいて欲しい と伝えて手を握り気をつけて帰ってもらった。

予定では、HCU病棟へ戻るはずだったんだけど急遽変更となり、入院病棟へ戻ることに。

病室に着いた頃には、下腹部の痛みはしっかり感じており(耐えられないわけではない)、疲れと、睡眠不足からウトウトし始めました。

さてさて、ここからがほんとの戦い!!

まず、右足絶対曲げてはいけない!!寝返りもNG!!横向き厳禁!!座るも厳禁!!
これがほんとに辛いこと。

体は疲れと睡眠不足から眠い→軽く眠る→目が覚める→時間みる→ため息をつく→体は疲れと睡眠不足から眠い→軽く眠る→目が覚める→時間みる→ため息をつく

これをひたすら繰り返す笑、せいぜい時間は30分程度進んだだけ。
比較的自由になる右手で、背中や腰を指圧してみたり、ささやかにモゾモゾしてみる。

痛み度合いで言ったら、10のうちの4くらい。
動けない辛さが、10のうち7くらい。
なので、なんとかならないわけではなく、気持ちの落とし所を決めて、この時間さえ過ぎれば自由!!!と言い聞かせてひたすら耐える。

そうこうしてると、先生の回診の時間が来る。婦人科の先生みんな美人で驚く。マスク越でも綺麗がわかるの。
痛みひどかったら量も増やせるし、吐き気なんかは?どう?など問診していただき、現状はまだ耐えられるし、まったく眠れないわけでもないし、痛みはゼロにはならないはずだから追加使用はせず にしました。

16時30分
夕方主治医の先生が圧迫解除 をしにきてくださいました。神に見えた。

どうだった?痛かった?気分は? などなど問診してくださり、下腹部の痛みがあることだけは伝えて、この後は寝返りもOKよ。と!!
嬉しい!!横向きたい!!戦いに勝ったぞ!!

しばらくの間、スヤスヤ眠ったと思います・・・右側下にして横向いてね。
おそらくこの間、何度か看護師さんは私のケアに病室を訪問してくれていたと思います。
(体温・血圧・足背動脈 測っていただいたりしたと思います)

1時頃かな
夜中、看護師さんに「お熱あがってきましたね」 と言われ、確かにわたし体暑いの。でも病室そのものが熱いもんだと学んだからそれかと思いきや、違って・・・「38.6度」あるから、お薬飲みましょう と・・・

びっくり!!そうだったのね。どおりで術着はだけたまんま寝てたわ。
タオルケット持ってきてくれてありがたかったです!!

3時頃かな
看護師さんに、おしっこの量が少なめですね、水分もう少し取れますか〜 と言われ・・
(昼間に入れた造影剤を出し切るためでもある)
頑張って2口飲んだ・・この時も点滴は続いている(補液というもの、水分摂取と栄養素少し入ったもの)

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