生活
気がつくと街は朝になっていた。電気もコンタクトもつけっぱなし。地球と身体にあやまる。ごめん。そんな日がつづいた。
堕落した生活。
わたしは堕落がきらい。
堕落した生活が、きらい。
まぁ、
すきなひとなんていないか。
きちんとしたご飯を食べていないことに気がつかなくなり、身体がむくみおもくなる。
そのせいで、好きがぼやける。
これじゃあかんよ、と気持ちをきゅきゅっとして、朝6時に起きてみる。ラジオを聴きながら朝ごはんをつくろう。
苺とオレンジ、キウイもあったね。こういう日は、キラキラしたフルーツがあるといい。
お気に入りのガラス皿にのせよう。
ふわふわのスクランブルエッグとパリパリのソーセージはひとつのフライパンで出来上がる。
ライ麦食パンを1枚トースターにいれ、ヨーグルトにははちみつをとろん。
珈琲を淹れるのは面倒くさいな…と思っていると紙パックのアイスコーヒーを冷蔵庫のポッケに見つける。おとといのスーパーの私にありがと。ミルクを注ぎアイスラテを完成させれば、もう、ねぇ?
堕落なんてことば、どこへやらだよ。
うん、おいしい。
堕落の先にこれがあるなら、こわくない。って思ったりしちゃった。
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