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本当のことを知ると周りは変わるのか?

ヴェーダーンタの勉強をしていて「このままヴェーダーンタを知り続けると周りと話が合わなくなるような気がして心配になって…」という話をした方がいた。たしかにヴェーダーンタの宇宙観は今まで世の中で言われている成功の価値観とは全く違うものだし、天と地がひっくり返るような違いもあるのだけれど、わたしはヴェーダーンタを知って安心してホッとして安心してきたので、「周りと話が合わないこと」をなんとも思わないので(笑)そうかぁ、と思って聞いていました。

たしかに世の中の価値観やテレビで流れる不安を煽る材料は外側を見ればたくさんあるし、そのトピックにそうだねといっていることは話を合わせる上では楽です。だけれど、ヴェーダーンタは特別なものだ!と方に力を入れる必要もなかったのかもと続けて毎日勉強していると思い始めます。

サーマンニャダルマは知っていても知らなくても誰にでも備わるセンスです。いいか悪いかというのは心の奥底で走っています。ということはヴェーダーンタを学ばなくても自然とダルマを選んでいる人もいるかもしれません。聖典の学びで気がつかされることも多いけれど、もしかしたら、自然と気が付いている人もいるのかもしれません。

わたしは体を壊したことがヴェーダーンタの再勉強につながったのだけれど、体も壊していきづまったということは何か自分の考えや行動がまちがっていたところがあったのかもしれないなぁと思ったんですね。万歳して委ねてみようと思えたんですね。もちろん元気になっていくと「自分がやっている」ような気がする時もあるのですが、ふと、「あれ?そうだっけ?いやいや、自分がというエゴではなく、イーシュワラに運ばれているんだったな」と思い直すのです。

私もまだその途中ですが、ラーガ・ドヴェーシャで選ばないことや勉強しているしていない、価値観の違いでジャッジメントしないことをとても心がけています。恐れや不安は無知から起こるといわれているけれど、知識を得るのではなく無知を落とすことが大切とも言われています。どのようにイーシュワラに運ばれていくのかなぁとこれからが楽しみです。

そして知ることに不安を感じたり変化を恐れることから自由でありますように。

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