ゆるそう。もう、全部赦されているからね。

結婚したとても大切な人と、離婚した。

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誰かに聞いて欲しいけど、ここ数ヶ月言葉にしたくてもできなかったこと。やっと言葉にできたこと。もしも、一緒にビールで乾杯しながら離婚の話を聞いてやるぜ！という人がいたら、乾杯の意味でnote買って励ましてもらえたら嬉しいです。無料でも読めます。いつもあなたの存在に助けられています。ありがとう。

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ここ数ヶ月、嵐のような渦が人生を動かして、気づくとこんな場所に辿り着いていた。

結婚したとても大切な人と、離婚した。

私はひとりぼっちだった。

初めての結婚

初めての離婚

突然今までの関係がなくなってしまったようで、悲しくて何度も泣いた。

確かに喧嘩をしたんだけど、それは大した問題ではなくて

まるで台本に書いてあったかのように「お別れ」が人生に現れた、という感覚。

頭ではわかっているけど、心が全然ついていけなかった。

あまりに感情が爆発するので、もう一旦心の扉を閉める作戦に出ていた。

パートナーの彼のことを「感じる」だけで、ドバーッと涙が出てしまう有様。

もう泣いても意味ないよ。全部終わったんだよ。という冷めた自分

なんで？なんで？理解できない戸惑う自分

傷つけられたことに怒りと悲しみがある自分

相手の行動が許せない自分

自分のしたことが間違いだったのかと後悔する自分

失うことが怖い自分

何もできない無力な自分

純粋に彼のことが好きで大切な自分

もう、私の前に存在した彼に会えなくなってしまうことが寂しい自分

無意識に涙のスイッチが入ってしまう感情大洪水な自分

その感受性が豊かな自分が疎ましい自分

離婚したい自分

離婚したくない自分

みんなが同時に存在して

もうどうしたらいいのかわからなくなっていた。

「離婚って、こんなに辛いんだなあ・・・。」

その時、私は久しぶりに「今、幸せではない」という感覚に襲われた。

それくらい、私の幸せに影響を及ぼすくらい大切だった人。

でも、それはウソだ。

どんなに大切な人も、私を幸せにできないことを私は知っている。

私の幸せは、私にしか感じれないし、私にしか決められないこと。

自分に還る必要があった。

自分の真ん中に戻って、ちゃんと確認する必要があった。

泣いて、泣いて、泣いて

自分に深く潜っていくと

表れたのは「孤独」だった。

自分という存在の底の底の底まで行って

コツン

と、行き止まりにぶつかった

そこにちゃんと「孤独」がいた。

「私、ちゃんとひとりぼっちだな」

不思議な安心感

この孤独を信じようと決めた。

どこまで行っても

私はひとりぼっちで

ひとりぼっちは輝いていた。

それから、パートナーの彼と再会したことで

また感情が出まくる日々が続いていた。

「離婚する自分」を受け入れるのがなかなか難しかった。

うまくいかなかった、だめだった、という想いが出てきて

離婚が嬉しくはない。

だから、離婚に近づきたくないって感じ。

離婚と自分が分裂していた。

彼の存在もどう捉えたらいいのかわからなくなっていた。

すると今日

突然、「ゆるそう」というアイデアが降ってきた。

しかも、この漢字「赦す」が浮かんだ。


調べてみると「赦す」とは、
罪を咎めないこと
罪を犯した相手を罰することを手放すこと

「悪いものを許す」のではなくて、「良い・悪い」のジャッジから離れて、一つのまるに戻すこと

それなら、許せないままでも、赦すことはできる。

私たちは、最初から赦されているんだから。

許せないとしても、だめだったとしても、それでも赦されている。

まゆがゆるしても、ゆるさなくても、天が赦していた。

なんか、その感覚が流れ込んできて

離婚した2人を、離婚した自分を、相手を赦そうと思えた。

離婚は悲しい。

でも、今までの積み重ねた時間が消えるわけではない。

確かにそこにあったもの。

愛と呼べるもの。

それを今日、ちゃんと見て数えていった。

ちゃんとあった初めての夫婦の日々。

そして今まで愛した人たち

パートナーや、恋愛の相手になってくれた十数名を思い出して

それぞれの人に今の気持ちを手紙みたいに書いた。

みんな、お別れしてしまったけれど大切なひと。

そう認めたくなかった自分がいた。

もう大切じゃない、もう会いたくない、もう卒業。って

でも、本当は自分から溢れる愛がいまだにあることを知った。

別れても愛したままでいいじゃん。

肉体が一緒にいられなくても、存在を大切に想ってもいいじゃん。

そういう自分を赦した。

離婚することをゆるそう

別れることをゆるそう

感じることをゆるそう

まゆの存在をゆるそう

もう、嫌われても全然いい

うまくいかなくても全然いい

関係ない

勝手に大事におもっていよう

愛しっぱなしでもいい

そんな風に愛を注げる存在が人生にあったことが嬉しい

大事な存在、そして

今回の人生で、あなたとの関係はこれで一区切り。

手を離させてくれてありがとう。

あなたのユニークな魂がいつも輝いて安心の中にありますように。

人生で、また一つ経験を得て、それを赦すということも経験させてもらえた。

人間は経験に出会って、それを赦したい生き物なのかもしれない。

そして、もうすでに赦されていると知ったなら

あとは好きなように生きるだけだ。

友達が今日は
#天赦日
だと教えてくた

天に赦される日

完璧か！！笑

世界の懐の深さに感動しちゃったのでした。

ここからまた、はじまる。

読んでくれてありがとう。