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娘の寝つきの悪さは、ネントレ不足だったのか

どうも、まゆみっこです。

前回の育児漫画で描いたとおり、娘は本当に寝つきが悪い。

ただ、新生児の時は、2人とも全く寝つきが良くなかった。どうして途中でこんなに寝つきの良さと悪さに分かれたのか。

私のネントレ(ネンネトレーニング)のせいなのか?今日はそんな話。

赤ちゃんの寝かしつけにはトッポンチーノを使っていた

トッポンチーノはイタリアの赤ちゃん用寝具。

何がいいって、トッポンチーノごと抱っこして、寝かしつけをしたら、そのまま布団にゆっくり下ろせば、背中スイッチが発動せず、赤ちゃんが起きないことだった。

初めは寝かしつけに苦労したものの、息子も娘も、このお陰で、2ヶ月目くらいからは、寝てくれたのだった。娘もそこそこ寝つきは最初はよかったんだが。

環境の違い

が、決定的な違いは、息子の時は「夫&私」の2人。娘の時は「実家の父・母・兄・私・息子・犬」の6人だった。3倍の人(犬)がそこにいるのだ。

娘の時のほうが圧倒的に騒音が激しくなった。

息子の新生児のころは、ほぼ無音だった。床の足音も電気のスイッチさえも、ゆっくりそーっとを徹底し、起きてしまったら、ひたすらトッポンチーノ&息子で抱っこをして、また寝てもらった。ネントレも結構勉強して、「寝る」という感覚をつけてもらうよう、頑張った。

だが、娘はそうはいかなかった。夫の激務により、里帰り出産。出産して退院すると、毎朝こんな感じだった。

息子「マンマ!マンマ!あうあうー!」
犬「ワンワン!ギャンギャン!!(誰この人たち!誰なのよ!!)」
娘「うあぁぁん!あぁぁん!あぁぁぁぁん!!」
~流れる朝ドラ音量マックス(上記の騒音により)~
兄「カオスだな・・・」

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(我が家はシェパードを飼っていた。鼻がめっちゃきくし、番犬として新参者に正しい行為をしていた)

そう、本当にカオスだった。トッポンチーノでせっかく寝かしつけをしても、音に驚いて、すぐ起きてしまう。娘には、寝かしつけをゆっくりトレーニングさせる環境は、全くそろっていなかった。

上の子だったからか、下の子だったからか

極めつけは、1歳になったばかりの息子だった。娘がお腹にINだった時、道行くおばあたちに、とにかく言われた。

「上の子を優先させてあげなさいね」
「お兄ちゃんには構ってあげるのよ。赤ちゃんは、わからないから。お兄ちゃんのほうが寂しくなると赤ちゃん返りとか、狂暴化するから、気をつけて」
「上の子優先させないと、兄妹仲が悪くなっちゃうからね」

先人たちの知恵が歩いていれば、聞けるだなんて、有難いこった。

息子は案の定、娘が生まれてから、気持ちが不安定になった。

色んなところに頭を自分からガンガン!とぶつけにいくようになった。抱っこもいつも以上にせがむようになった。

これかーーー。

先人たちの知恵に従って、私は娘のネントレを潜在的に除外していったのだった。息子にはたっぷり与えられた愛情が、娘が生まれると1/2、それ以下になった。

最後には白目を向いて絶叫しながら寝落ちする娘

里帰りが終わって、東京へ戻ると、いよいよワンオペがスタートした。

娘が泣くものなら、歩き始めた息子は、よちよちと私の前に立ち、ばっ!と手をあげて「抱っこ」のポーズをする。後ろでは娘がぎゃんぎゃん泣いている。

優先すべきは、息子。

そうマインドインプットされた私は、息子を抱っこする。「ねぇ、娘ちゃんも抱っこしていいかな?」そう毎回聞くも、必ず首をふる息子。

娘はぎゃんぎゃん泣いている。パイパイもあげた、オムツも替えたから、きっと眠いんだろう。ぎゃんぎゃん、ぎゃんぎゃん泣きわめいて、最後には泣きつかれて、白目を剥いて寝落ちをしていた。

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バイバイ、ネントレ。もう、私には無理だよ。

理由も不明だし、所詮は私の都合

あの頃の苦労あってか、お陰様で、今はすっかり兄妹仲良し。

そこは兄を優先させた甲斐があったんだけど、冒頭の通り、すんなり寝ることが難しくなっていた。

体力の限りを使い果たして、ゼンマイが切れて寝るスタイルになってしまったのだ。

きっと私のせいかもしれないし、単に娘の個性なだけかもしれないし。何もわからないけど、もう少し寝かしつけ、丁寧にやりたかったなぁ・・・という、後悔がまだ残っている。

でも、寝かしつけが困っているのは、所詮、私の都合。このゼンマイ切れ型で思う存分、パワーを発散させれば、それでいいのか。

悶々とするが、それが子育て。取返しはつかないけど、いくらでも考えようがある。それが、子育て。正解はないが、子どもが元気なことを正解としようか。

まゆみっこでした。

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