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ソード3・悲しみの世界観

先日、私が感じるソード2の世界観をを投稿した。エースの世界観については他のスートも合わせて今後まとめていきたいと思っている。

この世界観の根底には生命の樹がある。
生命の樹のについては下記の投稿を参考にしてほしい。

生命の樹において1〜3の領域は深淵・アビスより上部に位置していて高次の領域である。ここでは全てが抽象的で具体性を持たない。なのでこの領域のエネルギーはまだ物質化していない。

エースの段階は無限の宇宙の光がただそこに在る、と同時に無いという状態。そして2の段階では1から「神の叡智」として一部が取り出された状態。そこから少し次元を落とし具体的な設定をした「場」が土星の土の力で固められて作られる、これが3。この1〜3の領域に善悪やルールは存在せず、ある意味混沌としている。宇宙はただその存在を赦している。なのでカードの1〜3が出た時、その問題とのエネルギー関係において生じた感情に、「ジャッジ」は必要なく、ただ「そう感じた」という事実があるだけになる。この領域のカードが出た時に、ごちゃごちゃとした感情や思考に支配される場合は、ベールより下の領域での話となる。

そしてソードの3は他のスートでは感じられない圧倒的な「悲しみ」の感情が付き纏う。これはそもそもソードのエネルギーがベールの下に有り次元が低いからだと考察する。

風のエネルギーは言語化、知識、情報、コミュニケーションを司り、タロットにおいては「闘い」という側面を持ち、ベールより下の領域のエネルギーである。この風のエネルギーを深淵・アビスより上部の領域に当てはめていく。

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