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婚活を始めた~9 価値観の違い~

今日、Kさんとのプレ交際での初デート。

相手が希望したので、猫カフェへ。
行ったことないからそわそわしたけど、待ち合わせ場所からはスムーズにいけたし、道中は軽くお話しできたと思う。

ただ、猫カフェに着いて、私も悪かったかもしれんけど、

相手、楽しそうにしてるのかどうかイマイチわからんかった。
初めて来た、とは言え、写真を撮るわけでもなく、猫に絡みに行くでもない、端で座ってるだけ。
私に話しかけることもない。

私は猫大好きだから、猫にめっちゃ絡みに行ってたんだけど……
これではよくない、と思ったので話を振ってみた。

「あの、推し活とかやる女の子ってどう思う?」
「推し活っていう言葉を知らんねんけど……」

これは私が悪かったのか?一般的なことばではないのか……
前から「きつねとLACCO TOWERが好き」という話はしてたけど

「趣味がコアすぎて全然わからないww」

みたいなこと言われてしまい話が広がらない……
いや確かにコアなんだけど、それはそれで広げようあると思うんだけど……まあそれは私が悪かった。

「じゃあ好きなことってなんかないんですか?」
「好きなこと……株かな~、世界で何が起こってるかとか急に話し始めるかも」

ほう……わからない世界だ……とりあえずふんふん、と聞いてみた。
他の趣味を聞いたけどこれといってないらしい。

ちなみに、腐女子やけど大丈夫?って聞いたらそれは大丈夫とのこと。
それは知ってんのか。なるほどわからん

1時間、猫と戯れて、終わり。

「ここ、あまり喋れる環境じゃなかったなぁ……」

???自分が行きたいって言ったから来たのに???

いやさぁ。それ言うなら初めから普通にご飯でよくない??
猫カフェ見つけたのだって私だったし、私は地元の猫カフェの方が好きだし、本当は普通に手順踏みたかったよ……

と本音は隠して「でも猫可愛かったですね~^^」って言ってた。

私はヨドバシに寄って帰ろうかな~って思ってたら。

「もうちょっとお話しませんか?」

てさ。別に時間もあったし、ついて行った。

そこでの会話が問題だった。

まず、「趣味にいくら費やしてるの?」

これはいい質問。わからんけど今はもうそこまで投資してないよって。
でもこの答えでは満足いかなかったらしい。

「ライフプランというか……この先何がしたいとかってないんですか?」

あるから婚活してんでしょって話なんだけど。

「将来経営者なので、一人でもできないことはないんだろうけど、やっぱりパートナーがいた方がいいんじゃないかって思って……」
「もっと具体的に子供が欲しいとかないんですか?」

出会って二回目でそんな話するものなの?
まあいいけど……

「子供はいた方がいいのかなって思う。欲しいとも思うよ」
「俺は、子供はどっちでもいいけど、経験として育てた方がいいと思ってる。経験はすればするほどいいと思ってる。で、子供育てるには5000万円くらいいるから、その貯金をしなきゃいけないと思ってお金貯めてる。」

ああ、そう……趣味がないというか、貯金が趣味なのかなと思った。

「で、貯金どれくらい?給料はどれくらいもらってるの?」

……は?
今日会うの2回目だよね?
結局ろくろく相手のことわからないのにそれ聴くの?

「○○万ですけど……?貯金は正直苦手です」
「へぇ……で、社長になったらなんかいいことあるの?」
「良いことっていうよりもこの仕事続けたいし、お客さんのためにも続けていかなきゃって思ってます」
「やめるとか、たたむとかって選択肢は?」

いやなんで?
私はそれありきで話してたよね、初めから。感心して聞いてくれてたと思ってたけど。見当違いだったか。

「いやね、俺はよく考えてるのは”なくなる仕事”はやめた方がいいと思ってんねんな。タクシーとか将来的にはなくなると思うねん。」

……でんき屋って仕事がなくなるって言いたいんだろうか。
この発言で一番カチンときたと思う。

「いや、うちの仕事は、どれだけAIが発達しても、なくならない仕事だから。うちがなくなって困る人が今のところいるから。これからも増えるから。辞めたくない。」

言っちゃった。
これは心の底から本音。

何で何も知らない人に「なくなる仕事」って言われなきゃならないのか。
何も知らないくせに。
YouTubeで世界のことを知った気にならないでほしい。

もうこのあたりから帰りたくて、断りたくて仕方なかった。

あまりにも金の事内情のこと聞くから適当にうちの話したんだよね

もともと地元の地主で、今は土地は家と店だけだけど、土地財産のために法人化してる会社があるよって。そしたら

「ボンボンやんw」(訳:金持ちでしょ)

言われてむかつくことです。
そうなりたくてなったわけじゃないし、それで楽できてるわけでもないし、そもそもそうだったという話だっておじいちゃん死んでおばあちゃんがボケるまで知らんかった話だし。
これ言われるのほんといや。

極めつけに。

「結婚相談所で婚活を始めて、結婚はできるかもしれないけど、その後の生活ができる自信があんまりない。経験として結婚や育児をしたいのでお金に余裕ができたから婚活始めたんだよね」

はぁ……もうなんか根本的に違う。

なんかげっそりして、別れた

「今日はありがとうございました」
「引き止めちゃってごめんね!また!」

ホントそうだよ……

カウンセラーさんにLINEした。

「初デートが終わったのですが、、何とも気持ちがモヤッとしてしまっています。初回デートで結構いろんなこと聞かれてびっくりしました
デート自体したことも無いので、こんなものなのでしょうかと……お相手も初めてなのもあるのかもしれませんがモヤモヤしてしまいました…」

カウンセラーさん、これみて速攻電話かけてきた

「何言われました?」
「貯金や給料聞かれました。」

「は???いや、向こうの相談所、何も伝えてないのかな……うちの相談所でそれ言ったら怒るよ……普通1回目でそれは聞かないよ~!!」

怒ってた……ありえないでしょ、って。

「結婚生活を続ける自信がないみたいなことも言われました」
「え~~~じゃあなんで婚活してるの???だよね……初なのに大変だったね、今回は断ってもいいと思う~」

そこまで言うww
まあでも私だけが悪いわけじゃないって思えてよかった。

帰って、オカンにも今日の話をした。

「うちが、サラリーマンの家で、核家族だったら、普通にしっかりした子だったのかもしれんね……」

そういう見方もあるのかと思った。
でも妹に言っても後輩に聴いても「1回目で金の話するのはちょっとやば……」って言ってたからまあ……

もうなんか疲れたなあという感想しかなくて。
LINEがもし今後来なかったら断ろう(今現在一切連絡はない)

まとめとしては、

・育ちが違いすぎると価値観はずれる。
こればっかりは仕方ない。私だって選んでこの家に生まれたわけじゃない。
・猫カフェは初回デートでは不向き。

ですね。

あ~~~~有給休暇返してくれ~~~~

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