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夏至ちかく・句会デビュー

この歳ではじめての句会に参加することになったのは、信濃町の移住者サポート担当のIKさんにお友達になってもらったから。この町出身のIKさんは明るく、溌剌と仕事をしている。IKさんにとっては天職と思えるその仕事の合間、彼女は句会に入っている。

せっかく小林一茶の故郷に引っ越してきたのだから、俳句の一句も詠んでみたいと思いながらもなかなか句会までに足を運ぶことはなかったと思う。
町の広報紙に投句したりはしていたが、IKさんと出会わなかったら、まさか句会までは行かずじまいだったかもしれない。

で、本日、句会デビューしました!

席題は「夏至」。

むずかしいー。

夏至近く呼びとめられる焦るなと

と、感情丸出しもんをまず、一句詠んだ。

天地の獣も踊る夏至の夜

って言うのは昨夜布団にはいってから、キツネと思われる鳴き声が聴こえたのを思いだしたから。

実は最初の句は元々は

駆け足に暦すぎゆき夏至近く

だった。それが少し形を変えて、

駆け足に暦めくるは夏至近く

になり、結局投句したのは

夏至近く呼びとめられる焦るなと

と丸出しもんだった。誰も褒めてくんなかったけど、ま、いいか。隣の席のお姉さんが「ちょっと気になる句」とか言ってくれたよう。恥ずかしかったら、顔をあげずにいたけれど、お隣さんにお礼言えばよかったかも。

頑張るぞ。IKさん、ありがとう。



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