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そろそろSNS中級者

わたしは1994年生まれで、インターネットの普及とともに育ってきた。

小学校の高学年になるころに、ちらほらと携帯電話(スマホじゃなくて、ぱかっと開けるやつ)を持ち始める子が出てきた。
わたしも、たしか小学5年生のときに携帯を手に入れた。

そのころはメールしかなくて、メールアドレスを聞くことは、こどものわたしたちにとっては結構緊張することだった。
たまに話すけど仲がいいと言ったら失礼かな?という絶妙な距離感の子にメルアドを聞くときは緊張した。
好きな子のメルアドをいかにゲットするか、というのは全員の課題だった。

携帯の電話番号を聞くのは、さらにハードルが高い。携帯の電話番号を知っていたらずいぶん仲良しだ。
親友の電話番号は、3人くらい選べる通話し放題に入れていた。
何回か、うっかり通話し放題じゃない人と携帯で長電話して親に怒られたことがあった。
あの頃の携帯代がいくらだったのか、とか、なんにもわかってなかったな。
今はLINEがあって、電話がずいぶんしやすくなったから羨ましい。
でも、もっと上の世代の方からしたら、携帯があるだけでめちゃくちゃ便利だよ、という感じだよね。

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ひそひそ話

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