あの古民家の持ち主は誰なのだ?その2

市議会議員のMさんと出会った、ケーキの日、家に帰るなり
さっそくMさんにアプローチしてみることにした。

「多分空き家だと思うのですが、
急ぎませんので、もし情報がいただければ嬉しいです!!」
というような文言とともに、気になるあの古民家の住所とマップをメッセージに添付して送信。

忙しいだろうから、あまり期待しないで待っとく。

と思ったら、すかさず返信キターー!!
市議会議員さんて、やはりフットワーク軽いし、マメな人なんだろうな。
ケーキの日に来てたのだって、あそこのご主人とも繋がりがあるようだったし、人との繋がりを大事にして市民の声に応える。それが清き一票に、いやいや、市民からの信頼につながっていくのですな。さすがです。

実際、私も次の選挙はMさんに入~れよって気持ちになってるし(単純)。

「月曜日には市役所に行くから、その時に建築課に寄ってみますね。」
だって。
すぐやる課!仕事が早い!

思わぬ幸運に、うっとりと幸せに浸るわたくしなのでした。
なんせ運も実力のうちですからねぇ、うしし。

月曜日の夕方さっそくMさんから電話がかかってきた。
「あの家は、確かに今空き家のようです。もともとの住人はTさんという方ですが、もう他界されてしまって、お子さんはいらっしゃらないそうです。奥さんの実家が〇〇さんという家で近くにあるようです。確かなことは分からないけれど、ご近所にずっと住んでいるBさんがキーパーソンで、家のことを何か知っているかも知れない。ということしか分かりませんでした。」

いや、「しか」じゃないですよ。「じゅうぶん」にいろいろな情報をいただくことができて助かります。ありがとうございます!
いただいた情報を元に自分でも動いてみます。と丁重にお礼を伝えて通話を切った。

このご時世に、こんなに個人情報を提供してもらって良いのだろうか?
と恐縮してしまった。
でも、この情報がないとこれから動きようがないのだから、ありがたかった。いただいた情報を無駄にしないように、自分でも動かなくては、と気合が入る。

ちょうど良いことに、うちには息子が学校から配布されてもらってきた学区内の住宅地図があった。おそらく、地図会社の人が歩いて表札を確認しながら作成した地図だろう。個人情報の宝庫と言うと聞こえが悪いが、足で歩いて表札を探す手間が省けるのだからありがたい。これは田舎ならでは、だろうなと思う。もうすぐこんな地図も作れなくなるのかな。

Bさんのお宅もすぐに見つかった。
あとはBさんにアプローチするのみ!
うわー勇気いる~(ーー;)



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