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3 憧れと目標

なりたい人間像。それは強く美しくカッコいい女性。

憧れるのはいつも、自分のやりたいことに突き進み、信念を持ち、それを実現させている人。

今回はそんな、私が素敵だと思う芸能人について少し。そもそもこういう話をしてこなかったから、私を知る人にとっても新鮮かもしれない。
別に秘密にしていたわけでもなかったけど、あまり話さなかったのは、話すとなんだか私のことが一気に丸裸にされるような、理想の核心のような気がして、恥ずかしくて、お気に入りの巾着に入れて紐をしっかり縛って奥の引き出しに封じ込めていたから。
それが他人が私を見るもう一つの物差しになってしまうことが怖かったから。
この話題はタブーだった。
だからこう、この巾着の紐をほどいて少しずつ話せるようになったことは、確かなる私の成長。
さあ、ではでは皆様本題へ…!

まずは私が好きなモデルさん、emmaさん。
キメてる顔はもちろん、笑顔も最高。話している姿も書く文章も、常に将来に向かって上を向いていて、真っ赤な口紅をも簡単に自分のものにできるくらい熱く真剣で冷めてない。
emma book。
それは彼女が作成の全てに関わっている本。この文に添えている写真は私が持っているその本。
とにかく彼女の好きなものがこれでもかというくらい隅々まで溢れんばかりに詰め込まれている。そこからは、彼女が注いでいる愛を感じずにはいられない。家族に対する愛や、ゆかりのある地への愛が半端じゃないし、人との関わり方の丁寧さがにじみ出ている。そして、写真だけでも十分に伝わるディティールのこだわり。そこに細かい文字がびっしり。
強い思いに当てられて、好きなものを解放していいんだって思わせてくれる。

次はmoumoonのボーカルのYUKAさん。
彼女のお腹から響き渡り伸びていく歌声はどこまでも優しい。それでいて力強い。いつか生で聴いてみたい。結局はクラシックのピアノ曲が一番だと思っていた私に初めて、音楽に歌詞、歌声があることの良さを教えてくれた特別なアーティスト。
毎月1回、YouTubeなどで満月の夜にFULLMOON LIVEをしてくれる。最近はトークが主になっていたりするが、毎月そこでたくさん歌ってくれていた。1時間のオンラインのライヴが終わった後は、まるで1つの壮大な映画を見終わったかのような満足感に包まれる。スイッチをオンにして音楽に真剣に集中しているところをそんな高頻度で見せてくれる、贅沢すぎる芸術提供の仕方にも、惚れ込まずにはいられない。
彼女の音楽活動は私の理想がたくさん詰まっている。あそこまで楽しんで音楽に入り浸っている彼女には、カラフルな感情の星砂を降らせて幸せの色を聴く人に与えられる力がある。まるで魔法使いのよう。
(その理想が私が進路を音楽にしなかった理由にも繋がったりするのだけれど。)
さらに、何気ないトークでさえも、彼女の感性が光る。ゆったりと、でも確実に伝わる思い。

こう、私が彼女らから感じ取ったものは、実際の彼女らとはずれがあるかもしれない。でも、彼女らがこの世界に提供しているものが、こうして新しく私の中にときめきを作り出した。
素敵だなあ、憧れるなあ、という存在は、こうなりたい、に必ずしも直結するとは限らない。でも、将来の目標の要素の一つの具現化のように思う。それは生きていく上での理念にも繋がる。どんな風でありたいという。
夢がある人、ない人、夢が欲しい人、夢がなくたって毎日楽しい人。
どんな人にも明日への光がきっとある。その光が見えていることが明日を生きたいという思いになる。だから、自分の感性の声に耳を傾けて、研ぎ澄ませて、光の源を探し続けたい。そう、これは幸せの光。QOLの向上。生命力。そうして憧れを持って、しかし焦らず。光に向かって常に全力で走り続けたらいつか必ず息を切らして下を向いてしまうから。
どんと構えて、気の向くままに、時には強弱をつけて、最大限の心地よい人生を歩んでみせたい。

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