並べるけど並べない

行きたいお店の行列をみて、
並びたくない時はあります

まあなんだろう、お腹空きすぎてたらそうなのかな、
あとはヤンキーしか並んでいなかったら並ぶことを諦めるかもしれない

いまはひたすらヤンキーがわたしのnoteにであってくれないことを祈ります

わたしはヤンキーの話をしたいんじゃなくて、列についての話がしたいんです
列についての話ってトークテーマ今まであったことあるかな?ないかな
なかったら嬉しいけど、あったら遡ろうかな

昨日、下北の珉亭に行ってですね
まあ、なかなか思い出に残るほどうまーく並べなかったんだよね

珉亭で並ぶのが記名式になって以降、わたしは13時待ち合わせくらいでしかお店に行ったことはなかったから今回開店前に行ってかなり苦戦した

私たちより後に来たお客さんたちは並んでいたけど、私たちは並ばず、
私たちより前に来たお客さんと、私たちより後に来たお客さんしか珉亭の開店前の列には並んでいなかった。

カラーコーンがあってさ、お店の両端?にね

そこにはたぶん、「絶対」の文字があったと思うんだけど
このカラーコーンの右、このカラーコーンの左には絶対に並ばないでくださいとのカラーコーンが2つあって、私たちはもうどうしたらいいかわからなくて絶対に並べなかった

真面目すぎるかな、って話したりもしたけれど怒られるのやだしねーなんていいながら、あとから来た人たちがコーンを無視して並んでいく姿を見るのがどうしようもなくて辛くて悲しくてしんどくて悔しくて営業開始してからもう一度来ようか、となった。

いや、改めて考えると、出直すっておかしいことしてたな〜笑って感じではある
せっかく時間前に来たのに並ぶ人たちをみる、みたいなことしてしまった

11:30開店で15分間、うろうろして、

でもうろうろするには時間がありすぎて、
遠くの方から珉亭の様子を見る
これがいわゆる「張り込み」だ
ということをしたり、

そしてやっと人が店内に入り始めたのを遠めから確認しておらおらおら〜〜って言いたい気持ちで珉亭に向かった

そしたら人が入るわ入るわで怖いくらいお店に入って行った

そしてわたしたちは人々が動き始めたおかげでやっとカラーコーンの中に並べそうになった流動的な列に並びこむことに成功した

一旦、わたしたちの2組前でストップした

2組前の人たちが案内される。
1組前の人たちが案内される。

「カウンターでL字だったら座れるんだけど、どうする?〜ごめんね2人だとね〜〜」

さすがに一緒に行くのは初めての珉亭だったのでL字で中華するのは、思い出に残すにも残しづらい、「いやあL字だったよね」が、「美味しかったね」の感想よりも勝りそうだったので待つことにした。

わたしたちは開店前に来たにもかかわらず、結局並べず、第一弾のお客さんのランチ待ちを今までで一番ワクワクしながら待った。

まさかわたしたちの手前でね?
入店制限されると思わないじゃないですか笑
まさかとは思ったよ、
あんなに並びたかったのに
まあ並ばなかっただけだけどね、笑
いや、並べなかったのか

でもそういう経緯も相まってか、そこでの時間はすごく楽しくて、役所広司のパートナーにはどっちが相応しいかマウントを取り合う対決だってした

結局、これは勝手に始めたことなので決着なんて着くわけはなかった

でも楽しかった〜

これが行列に並ぶことの成功体験になった気もする

無敵です

並ぼうと思ったら並べた行列に並べなくても、そのあと並ぶ時間がさらに30分伸びたとしても、楽しい時間にすることができるっていうのがいちばんの収穫ですかね

まあそう思わないと泣いちゃうんでね

そういう結末にしておこうね

わたし、よく珉亭は諦めるんだけど、今回は並んでみてよかったです。

今度は13時にまた行くね

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