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毎日の電話攻撃

義父編

土地を売ってしまおうかと思うんだ。

最初はそんな言葉から始まり、便秘と下痢を繰り返してるから自分はもうだめだ。
生きているうちに身の回りを綺麗にしておきたい。
自分がいなくなったら、認知症の義母では何もわからなくなってしまうので、義母の預金も全部おろしてしまえ。

みたいなこと。

便秘と下痢では死なない。
土地は孫に残してあげたら。
預金もそのままで大丈夫だから。

考えすぎて食欲がない。
土地は、親戚が勝手に物置を置いたりして使っているのが面白くない。
通帳のハンコがどれだかわからなくなっている。

不安になっていること一つ一つ取り除いてあげても、次の日にはまた同じことで電話してくる。

そしてとうとう泣きながら電話してきた。

ウツかな…

義母の薬の管理や火の始末など、介護というほどのものでなくてもストレスは静かにたまっていきます。
義父も少し疲れてしまったんだろうな。

明日、義弟君と病院行かせます。

眠剤で眠れる様になったら少しは気持ちが楽になるといいな、