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#アニメ感想

2024年4月の読書・鑑賞ログ

2024年4月に読んだ本や観た作品で、印象的だったものを記録します。 六人の嘘つきな大学生(浅倉 秋成)2021年に発行されたミステリー小説です。 とある人気会社の「就職試験」が舞台。 最終選考では、「六人の就活生がお互いに話し合い、内定にふさわしい者を1人だけ選ぶ」という課題が出されます。 お互いがライバルとなった六人は、内定を勝ち取るために、さまざまな心理戦を繰り広げていく中、事件が起き...というストーリーです。 今後の人生が、大きく左右される就職試験。 人

2024年3月の読書・鑑賞ログ

2024年3月に読んだ本や観た作品で、印象的だったものを記録します。 最後の医者は桜を見上げて君を想う(二宮敦人)ベルトコンベアーで流されている人生から、自分の人生を取り戻したくなった。 僕は、生きるのも死ぬのも決められない本山先生に近いかもしれない。 作者はよくこんな物語を作れるなーって、感心した。 もしあなたが手術をするとしたら、次の3人の医者のうち、誰を選びますか? ①ジャンプの主人公みたいに力強く、最後まで奇跡を信じる医者 ②クールな判断ができて、合理的な方

2024年2月の読書・鑑賞ログ

2024年2月に読んだ本や観た作品で、印象的だったものを記録します。 夫のちんぽが入らない(こだま)めちゃくちゃ良かった。 主人公はタイトル通り「夜の営みの悩み」から ・教師として生徒との向き合い方 ・孫を期待していた親との関係 ・夫に言えないヒミツ ・劣等感との向き合い方 など、物語は思わぬ方向へ展開されます。 作者の実体験がベースで、読むと「劣等感をかかえているのは自分だけではない」と、勇気が出ました。 自分責めをよくしてしまう人に、おすすめしたい1冊です。