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2024年3月の記事一覧

2024年3月の読書・鑑賞ログ

2024年3月に読んだ本や観た作品で、印象的だったものを記録します。 最後の医者は桜を見上げて君を想う(二宮敦人)ベルトコンベアーで流されている人生から、自分の人生を取り戻したくなった。 僕は、生きるのも死ぬのも決められない本山先生に近いかもしれない。 作者はよくこんな物語を作れるなーって、感心した。 もしあなたが手術をするとしたら、次の3人の医者のうち、誰を選びますか? ①ジャンプの主人公みたいに力強く、最後まで奇跡を信じる医者 ②クールな判断ができて、合理的な方

喜びや悲しみの感情を人前で出せない理由は?「となりの雑談トークイベント」からの気づき

とっても嬉しいことがあっても、人前では喜んでいる姿を見せられない。と感じることはありませんか? 「私なんぞが、めっそうもございません」と、自分を低く見せてしまったり。 「人前で感情を出すのが恥ずかしいし、ぬか喜びになるかもしれない」 不思議ですよね。 嬉しい出来事があったはずなのに、喜びをなぜか隠してしまう。 このような行動をとってしまう原因のひとつに、「誰かのことをとっても大切に思っている」というのがあります その理由は、「好き嫌いを表現すると、誰かに迷惑をかけ

2024年2月の読書・鑑賞ログ

2024年2月に読んだ本や観た作品で、印象的だったものを記録します。 夫のちんぽが入らない(こだま)めちゃくちゃ良かった。 主人公はタイトル通り「夜の営みの悩み」から ・教師として生徒との向き合い方 ・孫を期待していた親との関係 ・夫に言えないヒミツ ・劣等感との向き合い方 など、物語は思わぬ方向へ展開されます。 作者の実体験がベースで、読むと「劣等感をかかえているのは自分だけではない」と、勇気が出ました。 自分責めをよくしてしまう人に、おすすめしたい1冊です。