構図について考える
絵を描く時に、「絵の構図」について考えて描いていますか?
写真や映像では構図について深く考察されているかと思いますが、
絵を描くときでも構図について考えてから描くとよいです。
そもそも構図って何のために考えるの?
それは、自分の描きたいこと、見せたい内容を
見る人に的確に伝えるための文法です。
画面内に写っている何に注目してほしいか、に合わせて
構図を考えるとき、
以下のようなサイトを参考にするとよいでしょう。
https://www.clipstudio.net/oekaki/archives/151863
※他にもよいサイトはたくさんあると思うので
ご自身の理解度に合った説明をしてくれるものを
探してみてください。
私が構図を考える時に特に気にしているのは以下の2点です
・カメラが被写体に近い(広角)か遠い(望遠)か
・アオリ(下から上方向を撮影)かフカン(上から下方向を撮影)
■広角と望遠の仕組み
■フカンとアオリの仕組み
■撮影の仕方の違いが何をもたらすのか
カメラの距離や角度によって、被写体の見え方が変わることは
理解していただけたかと思うのですが、
それによって、絵の内容にどのような影響が出るのでしょうか?
①広角
・主観的
・感情的
・親密
・動的
②望遠
・客観的
・冷静
・心的距離
・静的
③フカン
・心理的な弱さ
・卑下
・不安定
・庇護
④アオリ
・威厳
・尊敬
・迫力
・頼れる
これらを複合的に使いこなすことによって、
絵を見る人に与える影響をあらかじめ考えた上で
絵の構図を決める手段に使えそうではないですか?
ご自身がよく読む漫画や、
好きなイラストレーターさんの絵、
ゲームなどのコンセプトアートがどのようなカメラワークで
描かれているか意識してみると、
上記のような心理状況を無意識に与えられていたことに
気づくこともあるかと思います。
これを機に、
構図やカメラワークについて意識して生活してみると、
後々大きな力になるかな?とも思います。
上記の記事を読んだ上で、もう一度以下の絵を見てみると…
いかがでしょうか?
上記のようなイメージを感じたりしませんか?
信じるか、信じないかは、あなた次第!
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