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テンセット AMA(質疑応答)with サトシアイランド (2022/07/27) 和訳まとめ

◆サトシアイランドチーム
James Law (Chief Architect)
Denys Troyak (Logistic Operation Manager)

◆テンセットチーム
Dan (Brand Manager)
Thor (Marketer)


Q: このプロジェクトのきっかけは? 
    誰のアイデアでどのように始まったのか?

Denys (Satoshi Island)
アイデア自体は非常にコミュニティ的で、ある種の夢のようなものでした。私自身、クリプトの技術に携わってからかなりの時間が経ちますが、何かビジネスやプロジェクトに関わるときはいつも、その分野の専門家から学び、深く潜っていく傾向があります。それがまさにクリプトで私に起こったことです。

私は、この業界で初期に成功した人たち、お金のためだけでなくブロックチェーン技術やそれがもたらすものを理解するためにこの分野にいる人たちで自分の周りを取り囲むようにしました。ブロックチェーン技術が世界にもたらすもの、社会やコミュニティにもたらすものを理解している人たちです。そうやって適切な場所に身を置くことができたのです。

そこに私たちの個人投資家の数人がやってきて、「自分たちの場所、自分たちのスペースを作るこんなアイデアや夢がある」と言いました。その当時は世界中の会議やイベントに行って、100%クリプト経済の雰囲気を体験できたのです。しかし結局は自分の家に帰らなければなりません。私たちは皆、クリプトスペースが世界的な産業であることを知っているし、それは世界中に広がっています。しかしコーヒーやビールを飲みながらクリプトについて何でも話し合えるような場は、実際には1つもありませんでした。それがこの夢、このアイデアの始まりです。

私たちが集まり始めたとき、最初のグループには私とベンがいました。私たちはこのアイデアをブレインストーミングで練り上げ、夢物語ではなく現実に実現する方法を考えました。そして私たちの建築のアイデアをジェームズに伝え、このようなことが可能するためにさまざまな制約について検討しはじめたのです。

バヌアツは、私たちが探しているものの中で最も多くの条件を満たしていました。もちろん最大の理由のひとつは、幸運にもプロジェクトの規模に見合う、アクセスしやすいプライベートアイランドを見つけて、何とかそれを手に入れてここまできました。

バヌアツの位置
サトシアイランド(ラタロ島),バヌアツ


Dan (Tenset)

Q: プロジェクトがバヌアツへの関心を示した時、バヌアツ政府の最初の反応はどうでしたか?

Denys (Satoshi Island)
先に話したような、すべての条件を満たすような管轄区域を持つことは最初から考えていました。税制にフレンドリーな国であること、アクセスしやすいことも重要でした。例えば物流に支障をきたさない程度であること。また、政府がブロックチェーンのアイデアにオープンであること、必ずしも全ての法律が整備されている必要はありませんが、私たちの領域に何らかの関心を持っていることが必要でした。

私たちが接触する前から、彼らは自国を地図に載せることを可能にする革新的な技術に目を向けていました。バヌアツは独立国であり、アメリカその他の大国からの影響を受けません。そして技術革新の担い手として、また友好的な国として自国を世界にアピールできるような方法を模索していました。今ではよく知られていることですが、その後首相や財務大臣からもお墨付きをもらうことができたことからも、彼らがこの技術に関心を持っていることがわかります。

ですから彼らはさまざまな理由からとても熱心でした。先ほど話したような理由もありますが、バヌアツという国は観光業が主な収入源なので、それが人々の主な収入源となっています。ですからパンデミックで人々は苦しんでいました。国は閉鎖され、誰もがこのウイルスから身を守る必要がありました。このようなプロジェクトはバヌアツに多くの利益をもたらし、観光経済を回復させるだけでなく、技術やイノベーションの魅力も生み出すことができると、彼らは考えたのでしょう。ですからサトシアイランドのようなプロジェクトは、政府にとって非常に魅力的だったのだと思います。

Thor (Tenset)

Q: デニス、いくつかの有名な従来型の企業があなた方のプロジェクトに興味を示していると言っていましたが、彼らが興味をもつ理由は何でしょうか?

Denys (Satoshi Island)
現時点では私たちがネット産業であることは誰もが理解していると思います。私たちには物理的な場所がありません。私たちは4年以上にわたってこの問題に取り組んできたため、今、多くのことが起こっています。 単にたくさんのアイデアを持ち出して「これをやろう」と言ったわけではなく、自分たちが実際に実現可能で、実行可能で、達成できることを確認したのです。それが私たちが気づいたことです。みんなで集まって物理的な会合を開く場所を作ろうとしている他の団体もありましたが、小さなクラブハウスみたいなもので、大規模なものはありませんでした。

サトシアイランドのアイデアは、すべてのプロジェクトのための傘(包括的な組織)のようなもので、恒久的な拠点として使えるようなスペースにすることでした。サテライトオフィスにもなります。真のクリプトの雰囲気を吸収し、ブロックチェーン技術が私たちをどこに導いくのかを理解するための、プロジェクトのリトリートにもなります。

多くのプロジェクトが興味を示したのは、まさにこのためだと思います。テンセットのプロジェクトもそうですが、コミュニティは世界中に広がっています。ヨーロッパのコミュニティもあれば、アジアのコミュニティもあります。もし私たちがコミュニティのメンバーを、この美しい雰囲気、私たちが未来を築こうとしているこの業界に時々連れて行くことができたら、誰もが「すごい!」と思うでしょう。

Thor (Tenset)

Q: なぜ、私たちとパートナーシップを組むことになったのですか?

Denys (Satoshi Island)
テンセットは、私たちのビジョンにハングリー精神と興奮を示しました。それは真に得られるものの中でも、最も素晴らしいものです。なぜなら率直に言って私たちは野心的だからです。このプロジェクトは野心的で壮大な性質を持っています。開発者を集めてスマートコントラクトを組み、そこから言葉を発するような単純な技術プロジェクトではありません。
完全に物理的なプロジェクトであり、非中央集権型のクリプト都市であり、いつの日かクリプトコミュニティの拠点となるものです。未来のことを考え、この素晴らしいモジュール技術を活用して100%持続可能な方法でやっています。ジェームズ自身が自分のやっていることにとても情熱を持っています。

テンセットが私たちのビジョンに示した情熱とコミットメントもそれと非常に似ています。「そう、それはサトシアイランドのビジョンだけど、本当はみんながこれを望んでいるんだ」ということを理解してくれました。ですからテンセットとの提携は容易なことでした。


Thor (Tenset)
実際、それがあなた方に連絡を取った大きな理由の一つでもあります。私たちは本当に世界のクリプトの中心地になると見ています。すべてが計画されていて契約もあり、政府の承認も得ている。本当に素晴らしいことです。今後どのように進化していくのか非常に楽しみです。

Dan (Tenset)

Q: インフラストラクチャ開発の期間はどのようになっていますか?

Denys (Satoshi Island)
今、私たちはそれほど大規模ではないものの既にインフラを持っています。島には既に5棟ほどのヴィラがあり、完全に居住可能で素敵な生活を送ることができます。太陽光発電、真水、適切な下水道、もちろん電気もすべて完備しています。将来的なことを考えると、私たちがこのような建築(モジュール)を選んだのは、まさにそれが理由です。

この規模の通常の開発には、おそらく10年程度はかかると思われます。モジュール建築に踏み込んだのはそのためだと思います。ジェームズがそれを発展させることで、私たちに関してはその窓を開くことが可能だと考えています。もちろんこれを固定化することはできません。どうなるかは見てみないとわかりません。しかし3年後くらいには完成させられると強く感じています。ジェームス、どう思う?

James (Satoshi Island)
デニスの言うとおりだと思います。なぜなら人々がサトシアイランドに興味を持ち、そこに住む権利を取得し、実際に住宅を建設するようになったとき、持続可能な方法で迅速に展開できる建築とインフラが必要だと、私たちは初日からわかっていたからです。

そこで、私たちはハイテクモジュール建築を採用しました。これにより、人々は文字通り非常にクールなハイテク住宅をすぐに入手でき、土地に設置されます。その方法はとても興味深いものです。この住宅はそれ自体がかなり自給自足可能で、ソーラーパネルによる発電や水のリサイクルなど、自給自足のためのエネルギー源を備えています。しかしそれだけではなく、持続可能な方法で計画的に土地を利用する予定です。これはすでに島に建設された5つのヴィラでの経験と同じです。それを次のステップとして近代的なシステムに進化させ、サトシアイランドの島民が島での生活を確立していくよう、有機的に発展させていくつもりです。

新しいコミュニティができるのはとてもワクワクすることです。欧米や既存の都市ですでにやっているようなこととは違うのです。建築、テクノロジー、そしてイノベーションは、サトシアイランドの戦略の一部として、この島で美しい生活を非中央集権型かつ非常に革新的な方法で構築するために、初日から存在していたのです。

Thor (Tenset)

Q: モジュールについて具体的に教えてもらえますか?


James (Satoshi Island)
これは私が情熱を注いでいるものです。私たちは設計し、構築し、プロトタイプを作成しています。サトシアイランドのために特別に設計された、おそらく世界で最も先進的で革新的なデザインのモジュール式住宅です。

この十数年、私は建築の革新的なモジュール化アプローチに注力してきました。このような建物は非常にフレキシブルで、離れた場所で建ててから現地に搬入し、基本的にすぐ使用することができます。

サトシアイランドのモジュールは、鉄のシャーシをベースにアルミのシェルで覆われており、非常に革新的な構造になっています。ですから、私たちはこの製品をリバプール版アップルのプロダクトみたいだと言っています。Appleの MacBookや iPadのような外観、そんな感じなんです。

そして、ガラスもアルミもすべて精密なレーザーカットで、ロボットが加工し、あらゆる検査、防水や配線もすべて済ませてから島へ出荷されます。モジュール自体も、上部にはすでにソーラーパネルシステムが設置されており、かなりインテリジェントなのです。

そしてあなたの家に特別なタグを付けます。ですから、希望する家の構成に応じて、下のモジュールと上のモジュールがあり、接続用の階段もすべて組み込まれています。基本的には、巨大なレゴのブロックのようなものです。電気、上下水道を接続すれば家の完成です。後は自分の好きな家具などを置いて自分の家にすれば、住む準備は完了です。その家は本当に技術製品のようなものです。レンガと水で建てるような家ではありません。実際に住むことができる技術製品のようなものです。


Thor (Tenset)

Q: 実際に自分で島に住んでみたいと思っている者として、モジュールに関していくつか質問があります。1つ目の質問は 、1つのモジュールは何平方メートルですか?

James (Satoshi Island)
モジュールのサイズは数種類ありますが、典型的なものは1ブロックが約40㎡です。これが私たちがモジュール建築として選んだサイズで、貨物ターミナルなどでよく見られるコンテナボックスに相当する大きさです。この大きさは、クールなリビングエリアやダイニングエリア、オープンキッチンなどを持つのに十分な大きさです。そして1階に基本的な出発点となる家を建てるのに十分な広さです。あとはモジュールを組み合わせていけばいいのです。80㎡から120㎡まで、基本的に1ユニットからどんどん広くしていくことができます。

2階も同じです。40㎡のユニットからスタートして、それを2倍にしたり、3倍にしたりすることができます。
ベッドルームのバージョンもあります。バスルーム付きのオープンプランのバージョンやベッドルームから海の見えるテラスに出られるオープンテラスのタイプもあります。
そのため、この40㎡のモジュールを中心に、すべてが家の構成要素としてマッチすることになるのです。


Thor (Tenset)

Q: 例えば、あなたがスーパーマーケットのオーナーで、サトシアイランドにスーパーマーケットを持ちたいとしたら、このモジュールを並べて120㎡の広さにすることができるのでしょうか?

James (Satoshi Island)
実際のところほとんど制限はありません。スーパーマーケットであれば200㎡か、それ以上の規模になりますね。だから基本的には5つ、6つ、7つと横に並べることができ、見た目はアルミ製のモダンな建築物のように非常にスマートで、中はオープンプランになっています。トイレやキッチンをモジュールに組み込んで、スーパーマーケット、レストラン、スタジオ、カフェなどを持つことができます。

基本的には用途に適切な構成やモジュールを選択するだけです。
私たちは、皆さんと一緒にそれを考え、ひとつひとつを製造し、現地で1つの建物として組み立てます。まさにレゴのような建築で、1つのモジュールをもとに、実現したいものを自由に組み立てることができるのです。


Thor (Tenset)

Q: モジュールは住宅に求められる頑丈さの要件を全て満たしていると思うのですが、嵐などに対する安全性はどうなのでしょうか?たまにサイクロンなどがありますよね。

James (Satoshi Island)
もちろんです。最初に作られ、設置されたモジュールは、私の故郷である香港にあります。香港は熱帯性気候で台風がよく来ます。台風の最高記録はカテゴリー10ですが、これまでに作ったモジュールは全てその仕様で作られています。そしてここ香港でその価値を実証し、一度も吹き飛ばされたことはありません。

しかし、どのような場所でも実際のロケーションを考慮した設計を心がけなければなりません。ですからサトシアイランドでの建設で培った経験と、政府の最新のガイドラインに基づいて、サトシアイランドで安全に建設できるよう方法論を微調整し、モジュールを設置します。もちろん、サトシアイランドは風が強いのですが、高層ビルを建てるわけではないのであまり問題ではありません。私たちのモジュールシステムは、3階建てくらいまでは快適です。それ以上の高さはお勧めしません。別荘やオフィスなら2階建がいいと思います。アパートメントなら3階建てでもいいでしょう。風に関してはモジュールでカバーし、あとは現場で土台をしっかり作り、モジュールを土台に固定することで横方向の安定性を確保します。

私たちの建物は非常に軽量で細部にまでこだわりがあり、基礎についても多くの配慮がなされています。そのため、多少の荒天にも耐えられるようなしっかりした建築になっています。それでもサトシアイランドが質の高い、安全に人々が長期にわたって幸せに暮らせる場所であってほしいので、私たちは必ず注意を払っていきます。これが私たちの建築におけるコミットメントです。

Thor (Tenset)
素晴らしいですね。島に住みたいと思っている人たちは、モジュールが本当に頑丈なものかどうか確かめたいと思っているはずです。私はマンハッタンに住んでいるので風は大したことないのですが、ニュースを見ると10年ごとに何かが起こっているようなので、これが本当に頑丈だということを聞けてよかったと思います。

Dan (Tenset)

Q: 島での交通手段はどんな感じでしょうか?
徒歩でしょうか、自転車などでしょうか?

Denys (Satoshi Island)
間違いなく、うまくいくでしょう。
まず忘れてはならないのは、私たちは完全に可能な限りサステナブルであろうとしているということです。もちろん化石燃料を使わず、すべて太陽光発電やソーラーエネルギーを利用するつもりです。ですから最初のうちは、おそらくゴルフカートのような簡単な交通機関になるでしょう。あなた方の電動スクーターや電動自転車もコミュニティ全体で共有できるようにします。

しかしこれは設計図であり、コミュニティとしてみんなで一緒に取り組んでいることを忘れないでください。ですからきっと誰かが出てきて...テスラとかね…(みんなが笑う)私たちのために何か特別なものを作ってくれるかもしれません。でも、移動は問題ありません。すべて手配されますし、島の人口の増加に伴い、住民の数に応じて基本的にいくらでも追加することができます。

Dan (Tenset)

Q: この島を訪れることができるようになるのはいつですか?

Denys (Satoshi Island)
実は今でも、この島は準備が整っています。 バヌアツのCovidの規制は7月1日からなくなり、出入国が可能になりました。

島には特別な宿泊施設があり、限られた人たちのためのものになりますが、年末にはリゾートとして開放することを戦略的に考えています。開発が始まり整地が始まったら、実際に来て、この島のすべてを体験してもらうことができます。

しかし最初のモジュールの到着については、もちろんモジュールを注文する人次第です。ですから、まずは島の南海岸と西海岸、つまり島の下側にある地域から始めることになるでしょう。そしてゆっくりとアッパークリフまで移動し、そこで開発を開始します。もちろんこれはコミュニティにもよります。しかし、南海岸は来年のQ2に完成する予定です。そして、先ほども言ったように、すべてがうまくいけば、3年以内にすべてが完成する予定です。


Dan (Tenset)

Q: バヌアツやサトシアイランド(ラタロ島)へはどう行くのでしょうか?

Denys (Satoshi Island)場所にもよりますが、バヌアツはとても行きやすいところです。パンデミック以前はカナダの西海岸、アメリカ、それに確か中国からも直行便がありました。しかし今一番簡単な方法は、航空会社がまだ全便の運航を再開していない間は、まずオーストラリアに行くことです。私は今シドニーにいますが、バヌアツまで約4時間です。私が今いる場所からは、合計5時間程度で島へ行くことができます。

バヌアツは超観光に向いており、超フレンドリーな所で、私の滞在中に何か問題があったことは一度もありません。フィジーやバリ、タイより知られていないのは、それらの国ほど物価が安くはないからです。もう少し、アッパークラスという言葉は使いたくないのですが、可処分所得が高い人たちが集まっているんです。

しかし、これも政府が非常にエキサイトしている理由のひとつだと思います。そして私たちはこの状況を変えようとしているのです。バヌアツを地図に載せようと思っています。

バヌアツは本当に、本当に美しい国です。ブルーホール、白い砂浜、自然、人々、人々の親しみやすさ、一度バヌアツを体験すると、住むのはもちろん、時々訪れるだけでも、本当に素晴らしい場所です。

Thor (Tenset)

島への行き方ですが、ただ遊びに来るだけでなく、私と同じように島で暮らしたいという人もいるはずです。

Q: この島を自分の家にしたいと思う人たちには、一時的な居住、永住、あるいは市民権など、どのような選択肢があるのでしょうか?また、このような人たちを支援するためのパートナーシップについて聞かせてください。

Denys (Satoshi Island)
バヌアツはビザに関しても非常に柔軟です。
120カ国以上の国がビザなしで入国でき、2〜3ヶ月の滞在が可能です。
また、非常にリーズナブルな費用と簡単な手続きでビザを延長することも可能です。
しかし、もしあなたがバヌアツをあなたのホームにしたい、永住したいのであれば、私たちは12年以上にわたっり人々の市民権取得を支援してきたダニエルと提携しています。
そしてあなたは私たちの仲間であり、サトシ・アイランダーなので、間違いなくあなたにそのパートナーシップと関係を紹介しますし、興味があれば、それらのプロセスを促進することができます。

Thor (Tenset)
ではみんなが一番聞きたいと思っている事柄に移りましょう。

Denys (Satoshi Island)

まずは市民権NFTから始めたいと思うのですが、いいでしょうか。


というのも、これはある意味始まりのようなもので、実際に最も重要なNFTなんです。

これは皆さんのアクセスポイントであり、市民権NFTという名前がまさにそれを表しています。その名の通り、最初に理解すべき最も重要なことなのです。これはサトシアイランドにとって非常に重要であるため、私たちが考え出した最高の名前です。

サトシアイランドを開発し、建物を建てたいのであれば、市民権NFTが必要です。サトシアイランドを訪れるには市民権NFTが必要です。さらにこの先、市民権NFTのホルダーであれば、このことは公表され、プロジェクト全体も周知されていますが、島全体が市民権NFTホルダーのDAOに引き渡され、コミュニティがプロジェクトの形やコミュニティのあり方を決定し続けることになります。ですからこれは非常に重要で、とても大切なことなのです。

私たちは、21,000個の市民権NFTを用意しています。これ以上増えることはありません。「ちょっと待てよ、土地を買っても市民権NFTが手に入らなかったらどうしよう」という心配の声がありますが、それは問題にはなりません。市民権NFTの多くは、私たちがリリースすると同時に二次流通で入手できるようになると確信しています。なぜなら当初はすべて無料で配布していたからです。それでも万が一、そのような事態になったとしても(そうなることはほとんどないと思いますが)、ビジターNFTやその他の短期滞在ビザを作成することも、もちろん可能です。

話を進めますが、私たちはブロックチェーンやクリプトの世界にいて、島の土地のすべてのブロックがNFTで表されます。

正直に言いますが、アートや会員権に関するNFTブームが起こる前から、私たちはこのプロジェクトを立ち上げ、NFTについて話し始めていたのです。ですから私たちにとって、NFTによって物理的な資産を表現することは、ブロックチェーン技術の明確な利用法だったのです。そしてもちろん、すべての法的情報、ライセンスや契約はNFTの中にあり、閲覧することができます。

私たちの意見では、それは本当に不動産業界を揺るがすことになり、官僚や中間業者を大幅に減らすことになると思います。そしてコミュニティ間のマーケットプレイスで、誰とでも、世界のとこにいても、直接不動産取引ができるようになるのです。

これは私たちがビットコインや暗号通貨について話すとき、インターネットに接続すれば誰でもアクセスできることの素晴らしさであり、これが私たちが不動産のために作っているものなのです。他にも免許証や物理的な資産の所有権など、この島で表現できるものはすべてNFTで表現されるでしょう。

そしてもちろん、最も重要なのはデジタル通貨です。なぜなら、私たちは将来の社会のあり方の青写真を描いているのですから。

サトシアイランドの通貨を作ることは最も重要なこと、注目すべきことです。なぜならまず第一に、2100万トークンというマーケットキャップがあるからです。この数字が何を意味し、何を表しているのか、誰もが知っていると思います。ですから私たちはベスト・オブ・ベスト、最高峰のビットコインを手本にしていると言っています。そしてその歴史と独立した資産としての美しさを、私たちの通貨の中で活かすことができればと願っています。

もちろんユーティリティについては、食料品の購入、家賃の支払い、将来の土地や建物の売却、娯楽、ビールやコーヒーの購入など、島の経済はすべてサトシアイランドの通貨で運営されます。

しかしもっと重要なのは、コミュニティ自身によって通貨がどのように使われるべきかという見本、青写真を、この通貨で全世界に示すことだと思います。この通貨はセットされた資産です。印刷することも、何もないところから作り出すこともできません。それが注目し、考察すべき重要な側面だと思います。このトークン、デジタル通貨、デジタル経済がコミュニティによってどのように構築されるのか、多くの政府や機関から注目されることになるでしょう。

ステーブルコインの話が出ていましたが、現段階では、それは開発されていません。しかし島で毎日使うものですから、ある種の安定性があることは重要です。ですから正しく行う機会は間違いなくあるでしょう。

最もエキサイティングなことは、コミュニティ、グローバルなコミュニティが関わっていることです。サトシアイランドのコミュニティのことを言っているのではなく、世界中のコミュニティが、この数歩先の未来を作ることに参加していることです。

Thor (Tenset)
サトシアイランドのコインについてですが、このモジュールをレンタルすることに興味を持つ人がいるかもしれませんし、それで生計を立てる可能性もあるかもしれません。可能性は無限にあります。もし私がそれを実現したいのであれば、これがステーブルコインを作ることの意義だと思うんです。なぜなら、もしサトシアイランドの通貨で、毎月2000ドルの家賃を得たいとしても、サトシアイランドの通貨が変動するのは明らかです。

Q: ステーブルコインの登場はいつになるのでしょうか?

Denys (Satoshi Island)
その通りです。あなたは賃貸での話をしていますが、もっと低い段階で話します。あなたがカフェを経営していて、誰かが来てコーヒー代を払う場合はどうでしょう。もちろんあなたにもコストがかかります。儲けたお金で商品を買い、儲けたお金で人件費を払います。そこでステーブルコインが登場し、変動する問題を解決してくれます。

サトシアイランドの通貨は、官僚制度も刷り放題な紙幣もないことを除けば、世界のどこにでもある日常的な通貨と同じように運用することができます。人々によってしっかりと管理されるのです。

Dan (Tenset)

土地NFTに移りましょう。グループでは所有権についての質問が多いように思います。

Q: フルブロック(土地NFT10個分)を保有していない場合、DAOや協同組合について、どのように運営されるのか少し話していただけますか?


Denys (Satoshi Island)
もちろんです。それについて最も簡単でよい検討方法は…
それはブロック内でどちらがより多くの土地NFTを持っているかというガバナンスではなく、株のようなものです。ですから、すべてのガバナンスやルールは事前に作成され、それから協同組合の出番になります。

私が土地NFTを1個持っていて、ジェームズが9個持っていたとしても、それは問題ではありません。私たちは集まって、「よし、ジェームス、一緒にやろう。協同組合をつくろう。」と言うのです。「何をしようか?この土地の将来像をどう描こうか?将来、建物を建てたいか?それとも土地の価値が上がるのをしばらく待つか?私たちはどうしたい?」と、そうやって作っていくのです。

そしてもちろん、サトシアイランドのすべてのシステムが作られると、チャットできるようになります。また、私たちはサトシアイランドのメタバースのことも話しており、そこでは人と会って会話することで、サトシアイランドについての彼らのビジョンを見ることもできます。
もちろん、そんなことに興味がなければNFTを10個買って、自分でブロックごと買えばいいんです。そうすればそんなことを心配する必要がなくなります。

Dan (Tenset)
Q: ええ、そうですね。それでは、(共同組合を作るための)何らかのシステムがあるということですね?

Denys (Satoshi Island)
そうです。10個未満のNFTを持っている人たちが集まって、非常に社会的な方法で議論できるようなシステムになるでしょう。目的や意見によってサブグループみたいなものを作ってもいい。例えば、「私たちは建築業者のグループです。あなたが10個未満の土地NFTのホルダーなら、このグループで話し合って協同組合を作りましょう。私たちは建築希望です。」というようなサブグループを作ることもできます。そうすれば、みんながそこに入ってきて自分たちで10人のグループを作り、そういうルールやレギュレーションで動いていきます。

「この土地がどうなるのか、自分は2、3年様子を見る。」と言う人もいるでしょう。そういう人は、そのような人たちのサブグループに入って、一緒に土地のブロックを作ることができます。

つまり非常に合理的で、簡単な方法です。私たちはWeb 3を活用し、メタバースを利用していきます。今はまだ理解しがたくても形ができてきたら、みんながやるようになると思います。実際には、とても分かりやすいシステムなんです。

Dan (Tenset)

Q: 島内には様々なエリアがありますが、ある地区のNFTを購入したら、その地区内のブロックをクレームすることができるということですか?



Denys (Satoshi Island)
このプロジェクトの素晴らしいところは、その要素が残っていることです。
NFTによって特性を感じとることができます。私たち自身で島のさまざまな地域の価格を決めるのはとても難しいことでした。なぜなら、それはかなり主観的なものだからです。ある人はここが一番いいと思っても、別の人は「いや、あそこが一番いい」と思うかもしれません。

そこで私たちが行ったのは、一等地のブロックは別にして、他よりも高級な土地を確保することでした。それらを流通から除外することは、その他のブロックのエネルギーをより公平にします。

各エリアで買えるのは、NFTから直接提供される土地だけです。 NFTの取引の中身が明らかになるまで、それがどこに位置するかはわかりません。取引が明らかになると、いかに自分が幸運かを知ることになります。なぜなら、私たちの土地のブロックには、ウォーターフロントの特性のもあるからです。もしそのような特性のブロックだったらラッキーですね。

しかし結局のところ、あなたは美しい島に住んでいるので、あなたの取引したものが内陸のブロックだったとしても、それもこの島の素晴らしい部分であり、素敵な生活を送ることができます。

システムや協同組合の話に戻ると、スワップ機能も持たせるつもりです。例えば仲間と一緒に購入すれば、コミュニティと一緒に購入することになります。そしてある人はウォーターフロントの特性のものを受け取り、ある人は内陸の特性のものを受け取りました。そこで私たちが作るシステムに入り、何人かの人とチャットして、「誰かスワップしたい人はいませんか?」というコメントを目にします。それはストレートなスワップかもしれないし、スワップ+αかもしれませんが、何であってもあなたが決めるのです。

それは完全にコミュニティ次第です。誰もが友人やコミュニティのメンバーなどと一緒になって、同じ場所で自分たちの土地のブロックを手に入れることを可能にします。

私たちには7つの異なるエリアがあります。
各エリアには、それぞれの美しさ、魅力があります。先ほども言ったように、どのエリアが他よりいいかを言うことは非常に難しいです。なぜならここは世界の非中央集権的なクリプトの中心地だからです。どこに住んだとしても、素晴らしいはずです。

Thor (Tenset)
その通りですね。

Q: ところで1つのエリアに複数のブロックを購入する場合、それらのブロックの場所はバラバラではなく、一か所にまとまったブロックになりますよね?

Denys (Satoshi Island)
その通りです。複数の購入では保証されます。つまり10個のNFTを買う場合、全部が同じブロックの特性をもつNFTであることが保証されます。1回のトランザクションで複数のNFTを買う場合は、それが20個でも30個でも、同じ特性のブロックが隣り合わせになることが保証されます。ですから、これは問題ではありません。
ただ、単品で購入する場合はランダムな取引になるので、同じ特性のNFTを持つ協力者を見つけるか、共同組合のチームを作って、その特性のブロックを拾わなければなりません。

Thor (Tenset)

Q: バヌアツでは固定資産税というものがありますが、実際にサトシアイランドの土地をNFTとして持つことのメリットについて、もう少し詳しく教えてください。

Denys (Satoshi Island)
まあ、これは私たちが業界を崩壊させるもう1つの方法だと思うのですが、現在、この業界には多くの中間業者が存在し、官僚主義が蔓延しています。譲渡人がいなければならないし、司法書士や弁護士が必要だったりします。

そしてあなたはこれらすべてのお金、余分なお金を、他の誰でもない、あなたの善意や努力であなたが一生懸命働いて手に入れたものから払っているのです。取引をしようと思えば、売るにしろ、買うにしろ、突然、不要な関係者にお金を払うことになります。でも結局のところ契約は同じで、名前が変わるだけなんですです。

ブロックチェーン技術は、不動産だけではなく政府内の公正ではでない、意味のないあらゆるシステムの世界を変えるものです。それは非常にシンプルで、私が所有するNFTの名義をブロックチェーンで瞬時に変更できるトランザクションです。私がそれをThorに売ると、20秒のトランザクションで完了します。お金は銀行にありますが、この取引のお金が銀行を通じて入金されるのを待つのにどれくらいの時間がかかると思いますか?60日間のクールダウン期間があると思います。正直に言って、バカバカしいです。システムは壊れているんです。私たちはそれを解決するためにここにいるのです。

取引そのものは同じです。ブロックチェーン上のNFTは所有権の一形態です。例えばフランチャイズのライセンスを取得すると そのビジネスを所有することになります。そのビジネスはあなたのものです。NFTでも同じ種類の取引です。あなたが土地のブロックのライセンス所有権を取得すれば、その土地はあなたのものですよね?

しかしこれはシステムであって、意図的に貸与税の支払いなどを避けるためにこのようなことをしているわけではありません。現在、私たちはバヌアツと非常に親密な関係にあります。ですから、できるだけ多くのお金を経済に回したいのです。雇用を創出し、技術革新をもたらすことによって、それを実現しようと考えています。

もっと詳しい情報はすぐに出てくると思いますが、実は私たちの通貨流通の何パーセントかをバヌアツに投入し、現地の人々を支援するつもりです。なぜなら私たちはみんなで一体となって共に進んでいくからです。バヌアツが発展し、私たちも発展していくのです。

Thor (Tenset)
人によっては、「よし、何十万ドルで土地を持てるぞ」と思うかもしれません。全てを自分のウォレットのアドレスで持つことになります。

Q: もし私のウォレットがLedgerで、何かが起きてアクセスができなくった場合でも、保有しているモジュールや土地を失わない方法はあるのでしょうか?

Denys (Satoshi Island)
それは私たちの業界では大きな問題なので、とてもいい質問ですね。
詐欺やフィッシングなどは、まず一般的にキーフレーズやパスフレーズへの不注意によって起きます。私たちはこの情報をプロジェクトの新規参入者やこの業界に新しく入ってくる人たち全員に十分に伝えることができません。最終的には私たちは、この業界のできるだけ多くの人々に、ブロックチェーン技術と暗号通貨の素晴らしさを知ってもらいたいと考えていますが、残念ながら多くの人が参入してきても、自分のウォレットのセキュリティなどをどのように保てばいいのかわからずにいます。

ですから、サトシアイランドはもちろんそのことはを考えました。なぜなら、これは単なるjpeg画像や少額のイーサリアムを失うこととは違うからです。家も、土地も、すべてを失う可能性があるんです。

私たちはそのことを考えて、アドバンスドNFTセキュリティと呼ばれるものを導入しました。これはセカンダリ・ウォレット、私たちは ”Trustee”(受託者・管財人の意味)と呼んでいますが、の許可がなければ、トランザクションを実行できないことを意味します。

基本的にはTrezorが機能するようなもの、2FA(二段階認証)が機能するようなものです。もしあなたがフィッシングにあい(そうならないことを願いますし、皆さんが学び始めることを願いますが)、もし自分のウォレットを間違ったリンクに接続したとします。あなたは猿のNFTや、ETHを失うでしょうが、サトシアイランドNFTは抜き取ることができません。というのも、他のシークレットなウォレットが必要で、(それはシークレット・ウォレットになると思います)、そのウォレットからの承認が必要だからです。
そのようにして私たちはコミュニティを保護しています。

もうひとつ、私たちのコミュニティでは、キーフレーズを失うと資金や貸したもの、家などに二度とアクセスできなくなることがあります。システムもだんだん良くなっていくとは思いますが、現時点ではウォレットのキーフレーズやウォレットへのアクセスを失った場合、もしくはあなたに何か起きた場合はどうなるでしょう?ウォレットのキーフレーズやウォレットへのアクセスを失くしてはいないが、命にかかわる何か不幸なことがあなたに起こった場合など、この高度なNFTセキュリティではどうなるでしょうか。

これに対して私たちは “Beneficiary”(受益者・受取人の意味)と呼ぶものを用意しています。あなたが指定したウォレット内のNFT、自宅、土地のNFTが一定期間操作されなかった場合、自動的に他の指定されたウォレットに転送されるというものです。
あなたは「もし、もう一つのウォレットも失ってしまったら?」と言うかもしれません。私ならこう言うでしょう。「何てこった、あなたはクリプトなんてやっちゃダメだ」。
しかし、そういうことが起きるんです。

では、その場合はどうなるのでしょう?私たちはこの問題にも取り組んでいます。Beneficiary(受益者)のウォレットもNFTにアクセスできない場合は、NFTは会社に移されます。もしあなたが所有者なら、会社に来てそれがあなたのNFTだと証明してくれれば、もちろん、ありがたくあなたにその手をお返しします。なぜならそれは単なるアートや会員権ではなく、本物の土地であり、本物の家ですから、そのように安全であることが重要なのです。

私たちは昨年12月に公開したばかりのプロジェクトです。しかし、ジェームスも同意してくれると思いますが、私たちは何年も何年も一緒に、うまくいかない可能性のあることをすべてブレインストーミングして取り組んできました。

それでもプロジェクトの側面、直面する可能性のある問題の全てをカバーしたとは言いません。この先も他に直面すること、チームとして、コミュニティとして対処していくことがあるはずです。でもね、私たちの今があるのは、この素晴らしいビジョンを実現するための力と意識と心を、みんなが持っているからなんです。

◆視聴者からの質問

Q: 公共インフラや廃棄物の処理などは最初だけでなく定期的にどのように資金を調達するのでしょうか。

Denys
メンテナンスについての質問ですね。今、島は整備されようとしています。
先ほど言ったように、プロジェクト全体、街全体、私たちのコミュニティは市民権NFT所有者のDAOに引き渡され、そのDAOはファンドを持つことになります。

このファンドには、私たちが受け取るトークンや、カフェやショップなどのビジネスから得られる利益、NFTに付随する取引手数料などが集まり、大きな流通量を保持します。
このファンドは間違いなく島の維持管理のために使われ、土地のインフラについては、他に改善や建設が必要なものがあるかどうか、人々、コミュニティによってコントロールされます。しかし、インフラそのものは高い費用はかかりません。再生可能なものです。

ジェームス、私たちが使っている現地の廃棄物処理技術について、もう少し詳しく説明してもらえますか?きっと皆さんも聞きたいと思います。

James
私たちは、大規模な下水処理施設や下水道管をいたるところに設置するような従来型の都市を建設しているわけではありません。私たちが目指しているのはもっと熱帯の島の村落地区的なアプローチで、地面やその地域の自然資産を利用した下水処理戦略のようなものなのです。例えば村やコミュニティは、地下深くの穴で下水を再利用することにしています。

従来の都市では、下水をポンプで汲み上げて高い費用がかかる処理施設に送るために大量のエネルギーを使っています。私たちは、地中で持続可能な通常の生分解性のプロセスを使用するつもりです。これは島で何年も前から実証されている伝統的な方法ですが、それを計画的な方法で行っています。そのため地盤の状態によっては、1つの斜面の土地を何軒かの家で共有することになるでしょう。しかし一般的には、島の資源をリサイクルするために、低エネルギーで持続可能で自然なアプローチを使用します。

Q: モジュールの耐久性はどの程度ですか?何年くらいもつのでしょうか?

James
あまり大規模なハウスパーティーやレイブをしない限りは(笑)、理論上70年~80年は持つでしょう。それが設計寿命です。70年~80年はもつようなクオリティで作られています。もちろん、どんな家でもメンテナンスは必要ですが、手入れをすれば問題ないでしょう。

Q: メンテナンスについて教えてください。

一般的には清掃ですね。パイプを洗浄したり、パイプをつなぐガスケット(シール)を交換したり、窓を掃除したり、何年か経ったら窓や接合部などの防水にシリコンを注入することも必要です。

つまり通常の劣化や消耗に関するものです。メンテナンスゼロで70年~80年もつような家は作れないのです。車だって1年、2年に1回はメンテナンスが必要なんですから、家だって同じです。

でも、それは悪いことではなく、家をリフレッシュさせるものだと思います。家をどう使いたいかを見直すことができるのです。10年経ったら内装をやり直したくなるかもしれませんしね。それは家を維持するための典型的なサイクルの一部なのです。

Thor

Q: モジュールには家具付きのものとそうでないものがありますが、どのような仕組みになっているのでしょうか?

Denys
パッケージとしてまとめていきます。家具付きモジュールのスタンダードパッケージがあります。 前にジェームスが話した拡張オプションは、もちろん家具は付いていません。 拡張はシェルとして提供されます。しかし、標準的な家具付きはもちろんですが、アップグレード可能なオプションも用意される予定です。

James
具体的にデザインの観点から言うと、このモジュールはそのまま入居しても十分素敵なものです。例えば、ホテルの新客室に入るようなイメージです。でも、まだベッドはないかもしれません。ダイニングテーブルも椅子もないかもしれません。でもキッチンやトイレは備え付けられていて、何もない新築のアパートです。

後に私たちがパッケージとして提供できる家具がどんなもであれ、私たちがサトシアイランドでの生活を想定した「サトシアイランド・パッケージ」があるかもしれません。それらは私たちのオプションサービスとなるはずです。

しかし、ほとんどの人は自分のものを持ち込んで、自分の家をキュレーションし、自分だけの家にしたいと思うのではないでしょうか。だから両方のオプションがあるんです。しかし基本的には、もうペンキを塗ったり、漆喰を塗ったりしなくてもいい、あまり手を加えなくてもいい空間になっています。自分の家具や持ち物を持ち込むだけで、そこが自分の生活空間となるのです。

Q: ドバイのようなビルを建てる計画はありますか?
モジュールを積み上げられる数に上限はありますか?

James
積み上げられる高さには上限があります。 それにはいくつか理由があります。現段階では、サトシアイランドのデザインの背景にあるのは低密度で持続可能な、とても自然な場所であるということです。また市民権や土地所有権の観点から、現段階では高密度で高い建物を建てる必要がありません。いつかDAOが、高層ビルが立ち並ぶ都心を作ると決めるかもしれませんが、そうなるかどうかはわかりません。

現時点ではモジュール技術もあるので、高層ビルよりも低層、低密度のビルを建てやすいという傾向になるでしょう。プロジェクトの第一段階では、私のドバイのブルジュ・ハリファがサトシアイランドの中心に出現する可能性はありません(笑) 現実世界ではなく、拡張現実やメタバースの中でなら可能かもしれませんが、わかりません。

Dan

Q: メタバース版のサトシアイランドが出るんですか?

Denys
基本的なバージョンはすでにあり、メタバースのベータ版もすで用意されています。ベータは基本的に現在のヴィラとすべての分割された土地のブロックがあります。ですから、あなたはすべてを見て回ることができます。
しかし、より大きなアイデアは、実際の島のミラーリングバージョンで現実の島がアップグレードされると、メタバースでも同様にアップグレードされるようにすることです。

これにはしばらく取り組んできており、私たちのソーシャルメディアでその一部を見ることができると思います。 本当に素敵なタッチになると思います。Web 3とメタバースは私たちのコミュニティにとって大きな側面だと思いますし、間違いなくそれを利用するつもりです。それに誰もがサトシアイランドに行けるわけではないということも、現実的に考えなければなりません。ですからメタバースによって、彼らが何らかの形でコミュニティの一員になれることを期待しています。


Q: 島内の真水施設はどのように計画されているのでしょうか?

James
真水はもちろん雨水です。島では真水は不足していませんが、管理が必要です。その方法はいくつかあります。コミュニティが成長するにつれて、雨水を集める小さな貯水池を設計し、それを各地区の供給源に濾過する必要があります。

しかし住宅そのものも、ある程度水を再利用することができます。私たちはこれを「Wetland Cell(湿地セル)」的なアプローチと呼んでいますが、基本的に使用した水は飲料水となり、トイレの洗浄や植物の灌漑にも利用することができます。

このように、島の天然資源と水源を利用し、村落単位で各地区や個々の家に水を供給する、いくつかの異なる水システムがあります。

Q: モジュールは、サトシアイランドの通貨で支払われるのですか?

Denys
いいえ。最初のモジュールの購入は法定通貨で支払います。それ以外、島で考えられることはすべてサトシアイランドの通貨で支払わなくてはなくてはなりません。

Thor
将来的には?

Denys
将来的にはアルミニウムの会社が、「みんな!我が社はクリプトに夢中なのでトークンで払ってくれ」と言ってくるかもしれませんね(笑)私たちはそうなる夢を見るだけですね…

Q: 1つのモジュールを発注してから島に届くのに、どのくらい時間がかかりますか?モジュールはどこから来るのでしょうか?

James
現在取り組んでいるところですが、いくつかの要因があります。
今はっきりしているのは、すでに中国南部に私の大きな工場があることです。現在のところ、最大で月100個の生産能力がありますが、もしそれ以上の需要があれば、さらに生産能力を増強します。また需要の流れが確保されているので、規模を拡大することも可能です。

国境をまたぐ配送などについては、現在取り組んでいるところです。
なぜならこれらのモジュールは、中国にある私たちの工場で注文者の要望に合わせて製造されるからです。そして中国南部の港に運んでからコンテナ船に積まれ、バヌアツまでやってきます。そして陸揚げされ、注文された場所に設置されるのです。

このように物流は非常に複雑です。一隻の貨物船で1つのモジュールだけを運ぶわけにはいかないので、貨物船のキャパシティを確認する必要があります。つまり多くのことが影響するわけです。もちろん妥当な日数でありたいとは思いますが、それよりも重要なのは、最終的に皆さんに約束の時間を正確に伝えられるかどうかだと思います。

「来週には届きます」というような過度な期待を抱かせないようにしたいのです。しかし、例えば6ヵ月後には設置されますと言うとしたら、その裏には多くの確信がります。最終的なロジスティクスは、おそらくそのようにオーガナイズされるでしょう。まだ多くの変数があるので、今のところ私が言えるのはそれだけです。



Dan
Q: つまりモジュールを購入したら、それが自分のところに配送され、敷地に設置されるということですか? 自分で色々手配しなくていいんですね。

James
もちろんです。自分で丘の上まで運ぶ必要はありません。

Denys
スーツケースを持ってくるだけです。それとシュノーケリングとビキニも忘れずにね。


(Tensetチームが視聴者からの質問を探している間に)

Denys
これは、このプロジェクトが複雑であるのと同時に、実は非常にシンプルであることを示しています。もちろん沢山の論理的・技術的なシステムを含んでいますが、本質はコミュニティのための都市をつくっているだけなのです。私たちはすべてを考え尽くしたと思えるくらいシンプルで、実際そう願いますが、きっとまだ考えつかない小さなことはあれこれあると思います。それが持ち上がったらすぐに取り組みます。しかし今現在、私たちは非常に順調にきています。

Denys

島の治安や医療面などについて、ざっくりと説明します。


ゲーテッドコミュニティのようなものですから、24時間365日体制で警備員が常駐し、コミュニティの安全を守るだけでなく、コミュニティが必要とするあらゆることをサポート、支援します。

もちろん、基本的な医療ニーズに対応するため、島内には一般的な医療センターもあります。しかし、私たちは本土の病院のインフラに多額の投資を行い、私たちのコミュニティの標準に近づけるつもりです。これらの病院では、コミュニティの標準に合わせた医療が提供されることになります。より深刻な医療問題にも対応できるよう、迅速な対応を行う医療ユニットも用意します。

また、24時間365日の警備体制とは別に、バヌアツ警察のサポートやパトロール、コミュニティメンバーへの支援も受けられます。

一般的にバヌアツには犯罪がありません。最悪なことでも、誰かがあなたのヤシガニを買いに来るくることくらいです。そういうことが起きたら対処します。まあでも実際には、これはあなたが片づけることですけど。

James
デニスはとても謙虚なのでまだ言っていませんが、彼はもうすぐ医学の学位を取って、みんなのために島のお医者さんになるんですよ。

Denys
でも警備の免許も持っていて、上級ライセンスも取る予定です。だから夜間は警備をして、昼間は治療をすることになります。

Q: 保証はどうなっていますか?このNFTで実際には土地を購入する際、どのように信頼すればよいのでしょうか?

Denys
ええ、もちろんです。つまり、Satoshi Island holdings limited company が、ライセンスに書かれていることを実行しない場合、あなたにはあらゆる権利があり、合法的に裁判を起こし、勝利して土地のブロックを手に入れることができます。ですから、私たちはこの種の所有権が真の所有権であることを間違いなく完全に示すようなライセンス契約を設計しました。所有権の種類が違うだけなのです。

Denys
サトシアイランド2.0についてまだ誰も聞いていないなんて信じられないよ(笑)ジェームズはやりたいんじゃない?

James
私は、まずこの第1弾をやりたいんだ。これをやって、島で本当に本当に幸せな素晴らしいコミュニティを作ろうよ。それにサトシアイランドの夢は、それを始めた人たちの周りだけではないと思います。私たちがストリームを共有すればするほど、真の市民が来てこのコミュニティの一員になってくれるでしょう。

新しいビジネスも、新しいアイデアも、新しいイノベーションも、この島から素晴らしいアイデアが生まれると思うし、そういうものがすべて、ある意味サトシアイランド 2.0になるんじゃないかな?ということで、まず一つ目からやろうよ。プリーズ…。

Denys
賛成だよ。(ニヤニヤしながら)

◆実際にサトシアイランドに滞在したテンセットチームメンバーのプロジェクトについてのまとめと所感

Thor (Tenset)
暗号通貨やNFTが何なのかを理解するためには、オープンマインドであることが必要です。だから、この島にはオープンマインドな理想的な人たちが集まります。ネットワーキングの場はドバイと言われていますが、サトシアイランドはドバイをステロイド化したようなもので、企業が来てイベントを開催するのにも最適です。

この場所にはたくさんの可能性があり、私たちと一緒に聞いてくださった方、あるいはまだすべてを聞いていない方のために、その一部を簡単に要約してみます。

このプロジェクトは、すでに政府によって承認されています。このプロジェクトは、土地のライセンス契約を締結しています。つまり、このNFTを購入すれば、実際にこの物理的な土地を手に入れることができるのです。先ほどお話したように、単なる画像ではありません。もしウォレットをなくしたり、何かあった場合でも、安全な方法で資産を取り戻すことができます。

モジュールについてですが、このモジュールは40㎡で、これを組み合わせることができます。積み重ねて、大きなジムやスーパーマーケットのように、好きなものを作ることができます。このように本当によく考えられたプロダクトです。

サトシアイランドの通貨もそうです。すべてがブロックチェーン技術によって動きます。超効率的で高速なものになるでしょう。お金を送ったのに、まだ届いてないというようなことはないでしょう。全てが超高速で効率的になるのです。

ネットワークや生活については、私は今バヌアツにいて、そこから話していますが、本当に素晴らしいです。ここの人々はとても幸せで、とても……ひたすら心地いいんです。とにかく平和で素敵な場所なんです。ここにいる全員がこの地を訪れて体験できるチャンスがあればと思います。きっと多くの人が私と同じように感じ、ここに引っ越したくなると思います。なぜなら、ここはとても自由で、とても癒されるからです。
本当に、本当に素晴らしいんです。

これがコミュニティへの私のささやかな思いです。


AMA動画

◆TENSET GEM Launch Platform (TGLP) IEO情報

◆テンセット公式サイト  
https://www.tenset.io/ja

◆サトシアイランド公式サイト  
https://www.satoshi-island.com/index


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