2021年のサヨナラ

気付けば明日はクリスマスイブ。
去年まではなんだか寂しい気持ちだったが、今年は無。本当にあぁそうなんだ〜的な感じになりつつある。

最近YouTubeで赤星が45歳で結婚しない理由というのを見て、仕事や予定が終わった瞬間に家に帰りたいとか1人になりたいみたいなことを言っていて共感してしまった29歳女。

そんなこんなで2021年が終わる。
去年以上に早かった。M-1見て、まだ半年くらいしか経っていない感覚だった。
それくらい充実してなかったわけでもないと思うが、振り返っても毎週のように野球見に行ったことと少しだけ旅行行ったくらいしか思い出せなかった。
家で仕事をしているのもその理由のひとつだろう、平日外に出るのは週に1回あるかないかなので週末に外に出ると気温変化を急激に感じて服装を間違えることが多かった。

東京五輪直前、あんなに騒がれて、好きな人たちが叩かれる日々は辛くてどうしようもなかったが、終わったら何事もなかったかのように平然とすぎる世界に恐ろしさを感じた。

体調面は頭痛など職業病のようなものは相変わらずだが、それ以外は大きいものはなく気持ちも今までで一番コントロールできていた気がする。
遅いのか早いのかわからないが、29歳にしてやっと自分のことを理解し、気分が沈みそうなときの対処法や、気分を上げすぎないように落ち着かせるなどできるようになってきた。

仕事は相変わらず忙しいときと時間があいてしまうときに波があるが、あるきっかけで来年の4月以降のことを早めにすすめていけたのはよかったと思っている。
来年の3月末で 派遣社員として今の職場に就いてから丸3年になり、4月からは契約社員になる予定だ。

思い返せば、前にいた職場では部署異動してから丸一日何もやることがない(こちらから手が空いていることは伝えていたが、契約内容にしばられて何もできない)ことが嫌になり、契約を更新せず次の仕事を探したのだった。
あの頃は当時の恋人ともうまくいかず、仕事もすぐに決まらず地獄のような日々だった。

今の職場を決めたきっかけは当時の恋人の職場に近ければ将来を考えられるかもしれないと思ったことだった。
決まる直前に別れ話をされつつも、数ヶ月決定的な言葉を言われず、新しい職場に馴染んだ頃にちゃんと振られた。

今年はその事実に向き合っても何も感じなくなった。
去年の日記を読み返したときに、同じ感情にならなかったので時が解決したんだな、などと思ったりもした。

妹が結婚し、来年子供が産まれる予定でそれまでその現実を予期して自分と比較して辛い気持ちを持っていたが、過ぎてしまうとそんなでもなかった。
私もいつか なども思わず、私なんかとも思わずとりあえず先の楽しみを作って1人でワクワクしていれば忘れてしまう。

来年はどんな1年になるだろうか、相変わらず在宅勤務しているのだろうか。
去年、2022年の3月に海外旅行に行ける日を夢見て有休を残していたが、その願いは虚しく行けそうにないのでたくさん残っている。
3月まではその有休でこの2年できなかったことをやっていくつもりだ。

20代もあと数ヶ月、どうか2022年も悪くなかったと思えますように。

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