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推しシャーペンの話Part2

[ShortNote:2020.3.20]

①S3(パイロット/0.5mm・0.3mm/サラサラ系)

 ザ・シャーペンといった感じの佇まいであり、製図用シャーペンのような鋭利さもあります。なんといってもロングガイドパイプがカッコいい。全体的に長く見えて美しい。グリップ部分がギロみたいになってるのも好きです。がんばれば楽器として使うことも可能かもしれない。

 0.3mmの方はロングガイドパイプとメカみたいな口金のデザインとあいまってさらに線が細く見えます。消しゴムの下についてる針金はなんなんでしょうね。はんだ付けやった時にこういう部品出てきたような気がする。とにかくすべてが鋭く尖っているので鋭いのが好きな私としては100点です。


②カラーフライト(ゼブラ/0.5mm・0.3mm/サラサラ系)

 これも鋭いです。思いっきり振り下ろしたら刺さりそうですが危ないので絶対にやめてください。ただS3に比べるとやや丸さというか柔らかさが感じられるのは六角形だからかもしれません。鉛筆っぽいんですよね。持ちやすいので子どもとかにもおすすめしやすいと思います。尖ってるところに気をつければ……。

 あとはやっぱりデザインがかわいい。集めたくなる。消しゴムが繰り出し式なのもありがたいです。キャップにも背骨みたいなものがついていてなくしづらい大きさで、絶対になくさせないという意気込みを感じます。


③モノグラフ(トンボ鉛筆/0.5mm/しっかり系)

 これはザ・メカニカルペンシルという感じの外観です。ゴツいです。工業製品っぽいです。これに限らず全部工業製品ですが。そもそもなぜこれを買ったのかというと、色合いがエストニアの国旗みたいでカッコいいというだけの理由でずっとMONO消しゴムを使っていたので同じシリーズで揃えたいなと思ったからです。

 太さも気に入りました。0.5mmは0.5mmなのに心なしか他のシャーペンより太く感じられるような気がしなくもありません。説得力のある字を書く時に使いたい。サイドノック式なのも見た目はゴツいけど実は細かいところまでよく気がつく人みたいでいいと思います。


番外編:思い出のシャーペン

・チャレンジの付録だったオレンジスケルトンのシャーペン
 小学校あるあるの一つ「シャーペン禁止」ですが、うちの小学校も禁止でした。たぶん禁止だったと思います。

 しかし私は授業中も休み時間もひっきりなしにひたすら何か書いている小学生だったため、鉛筆の先がすぐ丸くなります。小学校低学年ぐらいの子が使いがちな例の筆箱は鉛筆が6本くらいしか入らないので、この鉛筆は1時間目、この鉛筆は2時間目……と決めて使っていたのですが、それでも丸くなります。私は先の丸くなった鉛筆がホッケの腐ったのより嫌いだったためストレスが溜まっていました。筆箱についてたり別に売ってたりするミニ鉛筆削りも、ちゃんとした鉛筆削りで削った後のような美しい形にならないしすぐ折れるしであてになりません。

 そんなこんなで6年生になった時、当時やっていたチャレンジ(進研ゼミ)の付録でついてきたシャーペンが私の人生初のシャーペンでした。正確に言うとシャーペンとボールペンが一体化したゼブラの「シャーボ」みたいなものです。革命が起きた気がしました。これで永遠になんか書いてられるぞと思いました。ベストな芯の長さもあれで学びました。家のどこかにあると思うんですが、しばらく会ってません。見つけたらお礼を言いたいと思います。ありがとう、ジェネリックシャーボ。

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