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映画館で観るディアルガVSパルキアVSダークライ

 観てきた。3日連続で。


 ツイッターなどを見ても初見の人がけっこういるようで、みんな2022年にダークライのカッコよさを劇場で初めて目の当たりにするのかと思うと嬉しくなってしまう。映画を見れば少なくともなんでこんなに私がダークライダークライうるさいのかはわかってもらえると思う。それぐらいあの映画のダークライはイケメン。性別「ふめい」だけど。

 私もダークライに関しては微妙に後追いなので、映画館で観るのは今回が初めてだったのだが、スクリーンで観るのはやっぱり楽しい。あの大画面でダークライのきれいな目やあの凄まじい美脚や優雅に地を泳ぐ影の姿を見せつけられるわけである。


 加えてこの映画では「音」が重要なピースになるので、映画館の音響でその音を聴けるのも良かった。 オラシオンも草笛もダークライのテーマも。そして石坂ダークライのアテレコで筋肉痛になったという伝説を持つ声も。特に被ダメージボイスが素晴らしく劇場映えする。映画ダークライの声が石坂さんじゃなかったらたぶんここまでグッと来てなかった。全部石坂浩二のせい(賛辞です)。


 冗談抜きで100回以上は観ているのでストーリーの方はセリフを暗唱できるくらい頭に入っているが、それでもアマプラなどで観る時とは違ってストーリーにもより没入できる。劇場3回目、序盤のダークライが別に出てこないシーンで急に(ダークライは人間からもポケモンからも疎まれていたのにアリシアが「ここにいていいよ」って言ってくれたからこの庭から自分は排斥されないと信じて100年間耐えてこられたんだ……!)という感情がこみ上げてきて泣きそうになってしまった。そのシーンもうちょっと後なんだけど。

 とにかく、劇場では100年もの間誤解され嫌われ傷つけられながらも、文字通り影ながらアリスを助け、そして自分を助けてくれた人とその人が愛したものすべてを守るために神々と戦うダークライの強さと気高さと美しさと切なさに思う存分浸ることができる。映画館いいことづくめだ。9/1までと言わずできれば一生やっててほしいくらい。週一で行く。

 初見の友人と一緒に行って感想を語り合うこともできたし、踊る大捜査線の映画一気見上映をやったお台場のアクアシティの映画館で観てあそこを「私の愛する映画全部観た映画館」にすることもできたし(厳密に言えば違う映画館だが場所が一緒なので同じものとする)、あとは何をしよう。最後列で観てダークライの後方彼女面でもしようかな。


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