ゴーリーのまえの

スター選手でも名コーチでもないですが、ゴーリーのノウハウを発信していきます。ゴーリーを…

ゴーリーのまえの

スター選手でも名コーチでもないですが、ゴーリーのノウハウを発信していきます。ゴーリーをもっと楽しくやるヒントになればうれしいです。東大ラクロス部2010年正ゴーリー関東準優勝、東大ゴーリーコーチ、VIKINGS、法政ゴーリーコーチ、FALCONS SATTELITE←イマココ

最近の記事

ラクロスの「みんなスタートラインが同じ」という嘘

新歓でよく使われるキーワードですね。 「みんなスタートラインが同じ」。 いきなりですが、この言葉は嘘です。 「スタートラインは同じ」という言葉は間違っているのですが、心持ち的にはこの言葉の通りに自己研鑽をした方がいいと思うので、全否定するわけではないですし、新歓を非難する話ではまったくないです。 勝てる成長をするために正しくスタートラインを認識しよう という話です。 どちらかというと入部時点で遅れを取っているのに気付いていないかもしれない人のための内容です。 ラクロ

    • ゴーリーのセーブの反応の質を決めるもの

      ゴーリーは単純にシュートコースだけで体を動かしているわけではないです。シュートフォームからシュートコースをある程度割り出して反応しています。たくさんシュートを受けることによって、このフォームだったらこのコースにくるだろう、そういうデータベースが身体に蓄積されてゴーリーの反応の質が決まっていきます。 極端な例を出すとわかりやすいと思います。 いつも一緒に練習をするシューターたちがアンダースローのシュートを打つけれども、その全員が股下にしか打ってこない。そうなれば、ゴーリーは

      • 構えの足幅とセーブの初動の速さの関係性

        ゴーリーの構えの足の幅ってだいたい肩幅よりちょい広めの人が多いと思います。動きやすさを追求していくとここにたどり着く人が多いですね。 足幅についてはパワーポジションと合わせて話をされることが多いですが、今回はちょっと別の観点の話になります。 適切な足幅に感覚的にたどり着けず、迷ったときどうしたらいいか、その考え方について書きます。参考になればうれしいです。 重心移動がセーブの初動の速さの鍵です。 ほんとは動画で見せられるといいのですが、このことを体感するために、これか

        • 憧れの先輩からもらったアドバイスを読み違えてしまった話(下意識に落とす)

          2個上で主将をやっていたゴーリーの先輩と練習に入らせてもらったときに、「どうやったらもっと止められますか?」とざっくりした質問しました。すると先輩は「何も考えないことかな」と答えました。 先に自分がのちに解釈した意味を書きますが、これはたぶん、実践のセーブの瞬間には、こうやってセーブしようなどと意識している余裕などないから、無心でセーブできるまで体にすり込ませるってことだったんじゃないかと思っています。 しかし、当時の僕は鵜呑みにして、シュート練習を受けるときは、「よーし

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          下手(したて)の重要性

          ゴーリーがクロスを動かすにあたって、抜けがちなのが下手。右利きであれば左手、逆なら右手です。 シュートを打つオフェンスの選手であれば下手の重要性は強く感じると思いますが、ゴーリーだとあまり意識しないんじゃないかと思いますが、下手でのクロスコントロール力が向上すると、クロスを動かすスピードと精度が上がり、セーブ力は大幅に上がります。 具体的には、 ・ヘッドに当たったのに入っちゃった ・タイミング的には間に合ってたのにクロスの下をすり抜けた ・キャッチセーブできるはずが、ヘ

          下手(したて)の重要性