海外旅行は、自分の「常識」をぶち壊すのに最適だと思った。
今週、3泊4日のマカオ旅行から帰国した。
マカオ旅行を検討している人のために書いておく。
使った旅行会社はHISで、このプランに申し込んだ。
1人で泊まったため、1人部屋追加料金がかかって
約12万ほど払った。(申込当時)
マカオ旅行の前に
ガイドブックやネット等で
日本語と中国語で、事前調査を行った。
その結果、大きく分けて2つのことが分かった。
1つは、マカオで有名なところだ。
マカオは、世界遺産が30個あるらしく
その多くがポルトガル風建築の建物だったり
教会だったりした。
マカオと言えば、「カジノ」のイメージしかなかったため
世界遺産があること自体に、驚いてしまった。
もう1つは、マカオでの通貨は「マカオパタカ(MOP)」らしいが
「香港ドル(HKD)」も使えることが分かった。
しかも、一部では、「人民元(CNY)」も使えるとのことだった。
ただ、ネット情報であるため、信憑性はなかった。
そこで、YouTubeで「マカオ旅行」と調べてみたら
「マカオパタカ」はもちろんだが、「香港ドル」も使えることが分かった。
ただ、お釣りをもらう時の通貨が
お店によっては、マカオパタカになったり
香港ドルになったりと変わるようだ。
しかも、マカオパタカと香港ドルが混ざって、返ってくることも分かった。笑
ちなみに、空港では
日本円をマカオパタカに換金することは、できない。
個人的調査の結果、マカオパタカは通貨としての信頼性が
香港ドルと比べると低いため、取り扱われていないことが多いらしい。
私は、空港で換金しようとした時に
マカオパタカが取り扱われていないことを知って
焦って、その場で調べ倒した笑笑笑
そして、マカオに飛び立って楽しく過ごした。
そこで、自分の意思で、日本から出ることの大切さを学んだ。
私は、親が中国人であるため
中国に帰省することが多い。
けども、正直に言って、それは自分の意思ではない。
「帰ろう」と言われるから、帰る。ただそれだけのこと。
だけど、今回のマカオ旅行はちがう。
自分の意思で行くと決めた場所。
だからこそ、たくさん調べた。
どうして、自分の意思で日本を出ることの大切さを学んだのか。
それは、自分の意思でマカオに行ったからこそ
より多くの情報が目に入ったり、あらゆる経験を吸収していたりするからだ。
さっきも書いたけど、中国に帰省するときは
「連れられて行っている感」があった。
だから、目に映る景色全てを「まあ、中国だもんね」って捉えて終わっていた。
また、旅費を両親が出していたことも大きい。
けども、今回はちがう。
自費で12万も払って、行っているからこそ
マカオに存在する様々なものに意識を向け続けていた。
だから、たくさんの気づきを得ることができた。
以下、たくさんある気づきのなかでも
大きな気づきとなったものを3つ紹介する。
1つめは、マカオの小ささを実感した。
マカオはバスを駆使すれば、1日で大半の観光地や世界遺産を回ることができる。
事前調査時に、いろいろな記事で
「マカオ旅行は、2泊3日がおすすめ」という内容を
たくさん目にしたけども、あながち間違いではなかったなと
今では思う。
でも、そう思えるようになったのは
自分でマカオに行って、経験したからだ。
2つめは、日本との街並みの違い。
日本は、アパートや一軒家がきれいに建っていたり
間隔をあけて、お店があったりする。
だけど、マカオは違った。
綺麗な建物の奥には、必ず地元住民が住むアパートがあった。
しかも、見た目はお世辞にも綺麗とは言えない。
ボロボロで、錆びついた鉄格子の上に干される洗濯物が
今でも、印象に残っている。
また、コンビニや薬局、食堂などの個人商店が絶えず並んでいた。
その並びの中に、突然、百貨店のような綺麗なショッピングセンター
(イメージはルミネみたいな感じ)がドカンと出てくる。
そこから、日本は、何かを建てるときに
周囲との調和を考えて馴染むようにすることに気づいた。
最も分かりやすい例でいうと、京都はそうだ。
条例等で、建築物の色や高さ等も決められている。
しかし、少なくとも、マカオでは
周囲との調和を考えて馴染むようにするという発想が
ないのかもしれないと思った。
最後は、本当に2つの通貨が混在していて、どちらも使えるということ。
これが、個人的にかなり衝撃だった。
だって、日本では、まずそんなことはありえないからだ。
逆を言えば、日本から出なかったら
それらを体験することは、ない。
旅行のいいところは
自分の「常識」、もっというと
自分の「枠」をぶっ壊してくれたり
自分の「世界」を広げてくれたりする。
特に、海外旅行は
自分の「枠」をぶっ壊したり
自分の「世界」を広げたりするのに最適だと思っている。
これは、比喩だけども
国内旅行は自分の家。
だけども、海外旅行は、他人の家。
どういうことかというと
国内旅行は、基本的に安心できる。
なぜなら、言語の問題なんてないし、文化や慣習、
何が良くて何がダメなのか…などの不文律とされている部分の大半を
知っているからだ。
だから、自分の家にいるかのように
安心して行動することができる。
しかし、海外旅行となると、そうはいかない。
なぜなら、国内旅行の時とは違って
言語の問題があったり、行く国や地域では常識とされている文化や慣習などが
全く分からないからだ。
特に、言語の問題は大きい。
言葉が通じない分、何かあった時、どうなるか分からない。
だから、勝手が分からない他人の家で過ごすかのように
注意しながら、過ごしていく必要がある。
そういう意味では、ガイド付きツアーだと安心を感じやすい。
なぜなら、個人旅行だと、勝手が分からない他人の家に行くけども
その「勝手」を教えてくれる人が基本的に、いないからだ。
しかし、ガイド付きツアーだと
ガイドさんは、その「勝手」が分かっているため
いろいろと教えてくれる。
そのため、安心できるのだ。