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地方税税額通知書のカタチはさまざま #0095/1000

昨日は、会社務めの人向けに、そろそろ地方税の税額通知書が配られるので取っておいて確認しましょう!というお話をしました。

この税額通知書、全国的にかたちがバラバラだって知っていましたか?

大きく、3タイプに分けられます。

まずタイプ1。
いちばん元祖に近い?かたちで、横長でぺらりと薄い紙にカラーで様式の枠、黒で数字が印刷されているもの。

このタイプは、税額を計算する根拠までが会社側に丸見えです。

なかには、「給与以外の収入があるから会社には見られたくない」という人もいるため、市町村もだいぶ気を使い始めました。

その計算の根拠ぶぶんを隠すようになったのです。

隠し方はふたつ。
保護シール方式と、圧着方式です。
これがタイプ2とタイプ3です。
このタイプ2と3、サイズは市町村でばらばらです。
正方形にちかいものも、横長のものも、葉書サイズのものもあります。

全国的の通知をさばいていると、圧着方式のほうが多い感触です。

市町村の税額通知書個人情報保護対応についてまとめた以下の資料を見ると、圧着式はすでにその自治体で機材を持っていることが多く、導入しやすいようです。

ここ数年の様子をみていると、税額の計算根拠ぶぶんを隠す市町村のほうが多くなってきているように思います。

以前は沖縄と北海道と四国はほぼほぼタイプ1だったのですが、今年は圧着式も多く見られました。

圧着式は国民年金や国民健康保険等の事務でも使うようです。

市区町村のお仕事、全体的に個人情報の取り扱いが厳しくなってきているのかもしれません。

さて、あなたの自治体はどのタイプ?

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