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国税と地方税はバランスが必要 #0142/1000

今日は、私たちにかかわる税金は国税と地方税と2種類あるよ!というお話です。

国税と住民税、あなたはどちらを身近に感じるでしょうか?

フリーランスで確定申告している人や、保険料控除や住宅ローン控除など、年末調整で返ってくるお金が気になる人は国税が身近。

保育園の保険料など、自治体サービスを受ける機会が多い人は地方税。

そんな感じでしょうか。

1.バランスが必要とは?

自治体サービスは身近なものなので、市区町村が把握している自分の所得については、保育料が高いときに確認したり、コロナ給付金の対象になる世帯(非課税世帯)であるかを確認したりする機会があります。

そこで確認した結果、これまでは子どもの扶養になっていた配偶者を自分の扶養にしたり、配偶者の所得を見直したりすることもあります。

でも、扶養を変更した場合は、もうひとつの税金、国税も忘れずに!です。

2.国税も確認が必要!

地方税はぶじ変更されても、市区町村によっては「国税も修正が必要ですよ」と教えてくれない場合もありますし、教えてもらってもうっかりするケースがあります。

国税のほうもきちんと修正しないと、数年後、税務署から「間違ってませんか?」と確認が入るケースがあります。

これを扶養是正といいます。

計算し直した結果、納めたりない税金があれば、あとから納めることになります。

国税と地方税は、扶養の範囲が違うところも一部あります。

たとえば、16歳未満の親族は、地方税だと対象ですが、国税では対象ではありません。

ですが、基本はセットで考えるべきものです。
片方だけにならないよう、注意しましょう。

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