キリアン・マーフィー作品制覇への道1【ANNA】


https://www.nme.com/features/film-interviews/cillian-murphy-interview-oppenheimer-3470442

キリアン・マーフィー、47歳。アイルランド出身、職業俳優。

名前は知らずともどこかで1度は見たことがあるはず。きれいな青い瞳がトレードマークの俳優だ。(ここでビリー・アイリッシュのOcean eyesが流れる)

私の推しである。

ある時は底辺から上り詰めた切れ者ギャングに、【ピーキーブラインダーズ】

ある時は回りくどくねちっこいもののしごできCIAに、【ANNA】

ある時は謎クリーチャーから逃げ惑う髭ボーボボ男に、【クワイエット・プレイス2】

ある時はTime is moneyが現実になった世界線で時間警察に、【インタイム】

ある時はナチス第3の男の暗殺要員に、【ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦】

ある時はヤバめ女子に振り回される軟弱男に、【ウォッチングディテクティブス】

ある時は不倫され錯乱する金融会社勤めの夫に、【サリー・ポッターのパーティー】

かと思えば不倫して覚醒する在宅勤務の夫に、【誘惑の季節】

と自分で書いておきながらもかなりお腹いっぱいのラインナップを消化しきっている俳優である。

私が彼を推す理由は上記で挙げたような役を現実感たっぷりに表現できる演技力もあるが、それだけではない。

かわいいのである。


もう一度言わせてほしい。

この47歳、とにかくかわいいのである。


というわけで彼のかわいいエピソードを紹介しよう。

かわいいエピその1
好きなバンドのライブに行ったはいいものの奥歯を揺らすほどのベース音に、隣にいた当時長男妊娠中だった奥さんに「…お、お腹の中の子、だ、大丈夫かな…?」と尋ね、「うん、大丈夫」と即答されたこと。

かわいいエピその2
好きな作家の本を電車の中で読んだはいいものの、あまりの感動に嗚咽が止まらなかったためフードを被るしか解決策がなかったこと。

かわいいエピその3
ある映画の撮影中、共演者とは妻か、犬か、妻と犬の話しかしなかったこと。

かわいいエピその4
DIYが恐ろしく苦手で、彼の家ではDIYが'Do it Yvonne(妻の名前)'と定義されていること。

かわいいエピその5
ビーガンになりたいものの、SAG-AFTRAストライキ中は家でチーズを食べ過ごしていたこと。

かわいいエピその6
撮り慣れてない自撮り。

https://www.interviewmagazine.com/music/cillian-murphy-settles-his-beef-with-yard-act


これが私の推し、47歳ちいかわおじさんである。

ちなみに沼ってまだ4か月と日が浅いため、ちいかわおじさんの作品制覇ができていない。そのため今回から制覇への道として感想を残すついでに筆を取ることとした。

初回はANNA。

ロシアの女性工作員の話で、ネタバレしたくないので詳しくは言わないが、推しの分量はポスターに出ている割には他作品に比べて少ない。が、しかし、重要な役どころではある。

そしてこの作品での推し、とにかく気持ち悪い。(悪い意味で)

モラハラ系、暴力系、犯罪系など一発で「はい無理!!」となるならまだしも、話し方が無駄に機械的かと思えば一目惚れをする人間的な部分もあるのでどうも掴みにくい。そのうえ何故か仕事ができる。そのためじわじわずっと気持ち悪いのだが推しなので見てしまう。なんならちょっと巻き戻したりもした。

こちらの取り調べの本編映像で少し味見してみてください。

嫌味マックス圧迫面接ですね。

ちなみに今回の推しのかわいかったシーン=ちいかわポイントは「レストランでおひとりさま」である。

何言ってんだこいつ、と思った方は是非本編をご覧ください。