理想の演奏を探して
2016年10月16日のTwitterにて。
youtubeでショパン子守唄聴き比べ中
posted at 15:13:21
とりあえずアシュケナージは違った。そんなにピンピンしなくていい。もっと移ろいにフォーカスしてほしい。
posted at 15:19:07
すごいの見つけたw
posted at 15:19:27
うわーホフマンがホフマンすぎてなんかもうw
posted at 15:24:00
この時代の人たちの演奏は、全員、正解です。
posted at 15:24:53
コルトーは多分これもプレイエルで弾いてるな。
posted at 15:33:54
NHKFMで「まろのSP日記」という番組があって、年末かお正月に聴いてたら、誰かのピアノがSP盤でもすごくきらめいていて、「うわーこれ実際すっごい綺麗な音なんだろうなー」と呟いていたら、「それを感じられるのは、ある程度本物を聴いてきたからだよ」と言われて、ちょっとテヘってなった。
posted at 15:36:29
コルトーなのにミスタッチが無い!確かに、ちゃんと弾こうと思えば弾けるんだな…
posted at 15:43:12
この曲は高3のときに受験勉強が嫌でよく弾いたのですが、もう完全に忘れてしまったので、まず楽譜を探すところからです…
posted at 15:44:33
プレイエルはショパンも愛用していた、非常に華やかな音が出るピアノらしいです。サロン向きなんでしょう、きっと。
posted at 15:46:57
プレイエルの記憶が合ってるかどうか確認するためにwikipediaに行って、2013年まで頑張っていたことを知り、今日もまた驚いています。
posted at 15:56:25
グルダのニュアンスは気に入ったけど、その客席の美女は誰なんだって事の方が気になる(笑)
posted at 16:13:57
ああ見つけたわ、ミケランジェリだ、ほぼこれだ。移ろいを求めてるんだから、ドビュッシー弾きが理想に近い可能性に気付くべきだった。
posted at 16:18:27
さて、そこから7年余りが経過し、時は2024年1月。
楽譜に向かって、弾いてみました。
もともと弾けてませんでしたが、ますます弾けなくなってます。
ブランクというよりも、もはや空白しかないに等しいピアノライフ。
指がね、もう全然動かない。
楽譜を見ながらゆっくりゆっくり進めます。
それでも大好きな曲でしたから、時々は指が覚えているし、
楽譜と違えば大体は違和感で検出できるのですが、
細かいところは気づかないので、
ああ違ってるわ…と弾き直すのですが。
だいたいね、和音の上の音は合ってるんですよ。
問題は、下。
最初に弾いていた当時はコードなんていう概念もなく、
そして理想の演奏を探したときもまだそれが何なのかわからず、
今もまだ、ちっとも学ばないままではあるのですが…
下の音を楽譜通りに直すとね、おお!ってなりますね。
晩年のショパンはなんと繊細なニュアンスを駆使しているのでしょう。
移ろい、まさにその感じ。感覚の微妙なゆらめきとうつろい。
この曲の核心はそこですね。
ドビュッシーへとつながる道。
たしかに後期のショパンにはそれがあります。
すばらしいー。
で。
とりあえず練習するにあたり、もう一度自分の理想の演奏を確認すると、
なんかミケランジェリでもないんですよね。
もっとたゆたう感じはないのか。もっと微妙でもっと繊細で。
と、隣にいた関連動画を聴いてみたら、
非常によろしいフィーリングではないですか!
いや、これでしょ、もう。
誰?シャマユ?
最近の人知らなくてごめんなさい。
サティ弾きなの?え?ラヴェル弾き?
なんかこう、エスプリだぞっ(てきとう)。
いいですね。いい。
こんなふうに弾けたらめちゃカッコいい。
しかしまだまだ、つっかえつっかえだからなあ。
もう全然、押さえたい鍵盤に指が追いつかない。
これ多分、日常生活でも同じで、脳から体の伝達に、
老化によるレイテンシーが発生してるんですよね。
体がついてこないってことが多い。
だからそれに慣れないとケガするし、
ピアノも上手く弾けないのでは…
要するに毎日弾けってことです。
毎日はちょっと、今の生活では、難しいかなあ。
娘はピアノの後ろで勉強してるので。
でもちょっとずつ成長して、
自分の部屋で過ごすようになってきたら、
習ったりしてもいいかもしれないです。
それまでの間、たまにでも練習していければ。
理想の演奏を目指して。