公道を走り回る

ロフト行ってきました。レポじゃなくて日記なんで、セットリストなどはありませんが、それでもよろしければ。

朝から電車遅延で会社へダッシュ。夕方、予定より30分遅れで会社を出て、駅までダッシュ。新宿駅からまたダッシュ。夕飯は慌ててベーグル半分だけ詰め込んだけど、ひもじい。開演3分前くらいに到着したけど、もうこの時点でクタクタwモタは絶対頭だと思って非常に慌ててたので、ソッコーでドリンク券を落としました。拾って飲んでくれた人はいますか?それは私のおごりだぜ!!!ま、多分、踏みしだかれているんでしょう。

そんな状態で慌てまくってたんで、演奏が始まってもぼーーっとしてて、カバーでスタートしたのでますます実感がなくて、曲(ツェッペリン)カッコイイなぁ歌うまいなぁとか、ふつうにそんなこと考えてたんですけど。健一先生の声は、ライブハウスっぽい声に聞こえないというか、楽々と出ている感じがするから、最初実感が無いんですよね。今思い出してみるとあの曲はずいぶん練習したのかな?けっこうビシっとしてたような記憶が、おぼろげにございますけど。2曲目のThe Slideでやっと、どこで見ようか?と考え始めました。かくして、民族一人移動。

最後尾で視界のよさそうな場所を探したら、田村さんが見えた!いつもと左右が逆でしたね。でもどう頑張っても他の人が見えない。何でだろうと思ったら、柱があるんですよね。気付け(笑)。その位置にいる限り、どんなに背伸びしたって健一先生が見えないんで、石田さん側(入り口近辺なので余裕あり)にまわって柱を回避してみました。これで一応、角度的には健一先生も見えるはずだ。うん。

・・・見えーーーん!!!今度は田村さんの頭の影しか見えません orz基本的に私は聴ければいいんですよ。いつものことだし。でもこの距離は本当に、人生最短距離になる可能性がある。それでも見ないって、どんな高度なプレイだよ。一応努力しよう。しかし、背後の壁際には、小さなお嬢ちゃんを連れたパパさんがいらっしゃる。私が前に立つ恰好になってしまったんだけど、これじゃお嬢ちゃんのジャマだよなぁ。しばらくオロオロしたんだけど、考えてみたら、私がいなくても元々見えないじゃん。だから、気付けと。空間認識能力ゼロです。小さなかわいい女の子がモタにどういう反応をするのか気になってしまうのだけど、でもあんまり見ると怪しまれちゃうかな。と思ってたら、なんとなく、関係者の方のようでしたね。慣れてるのかもしれないな。途中から肩車されるお嬢ちゃんがうらやましいぜ!君には見えるかい?私の神様が・・・。

執拗な背伸びの甲斐あって、ステレオ・ラヴにてやっと、健一先生が見えた!しかし、ひたすら後頭部ショットだ!おお楽しそうな後頭部だ!しかも、石田さんの歌が、思ったより上手い!(失礼な奴だな)ツアーのときより、力抜け気味でしたね。途中から盛り上がってたけど。このあたりでつくづく思った。私はどーやってもメロディ星人だ。ビートよりメロディだ。でもどうしても体は動く。背伸びはノリにくい。足の指がつりました(笑)。見る方に集中すると、どうも耳がおろそかになるし。入り口付近の最後尾だから、通行人のジャマにならないようにしないといけなくて、ちょっと落ち着かなかった。ちなみにコレクターズだけは、正面から見られました。

MCになるとみなさん動きが静まるので、頑張れば、細切れだけど話す姿が見えるー。メンバー中一番のテレビっ子と語る健一先生は、妙におキレイで(褒めてる)、やっぱりテレビの中の人みたいでした。テレビ見なくなった私には何の話だかさっぱり・・・。しょーちゃんはステージ端と柱の間から、ものすごいチラリズムで見えました。これじゃ、抜け駆けされたかどうかわからないよwそしてホリホリは・・・一度も見えませんでした・・・。

私もやっとエンジンがかかってきて、Speederにてやっと、もっていかれました。この曲が釣り曲っていうのはワカルなぁー。なんだろ。CDで聴くより、この曲の「場」にいると、すごく楽しいのよね。HeatWaveは田村さんが出だし間違ってましたか?あれは仕様?他の曲も途中数ヶ所、ん?っていう部分があったんだけど、よく覚えてない(笑)。あと、1-2-3-4Motorwayが聴けたのが、嬉しかったです。

そして、解散してないのにこの同窓会オーラはいったい・・・。そのあたりは、こちらの思いこみによるものもあるかもしれませんが、他の2バンドは、バンドとして成熟した阿吽の呼吸みたいなものを感じたから、対比してそう感じた部分もあったのかもしれません。MOTORWORKSはこう、かわいらしいのに妙に上手い人たちが集まった趣味のバンド、みたいな、元々のコンセプトがすごく出てる。で、曲もやっぱり、かわいいんだよね。ポップ。3バンド中MOTORWORKSが圧倒的に好みの音楽なのはもうはっきりしたことなのですが、他の2つのバンドは違う意味で楽しめました。ここがライブの不思議なところだなぁ。The Grooversはギターの音が好みで、内容的には普段聴かないタイプのバンドなのに、聴いていて「物を壊してもいいような気がする」っていうのは、かなりすごいなと思いました。ちゃんと、たたきつける対象としての「塀」が見える感じがした。コレクターズは、さすがって感じでしたね。余裕のステージだったし、歌はもちろん、MCが上手いのね。なんか絶妙な間だった(笑)。それから、ベースが好みでした。20年もバンド続けるって、どういう感じなんだろう・・・すごいよなー。

しょうちゃんのソロツアーはどんな感じになるんですかね。ショータローさんのアマチュアスピリットにだいぶ触発されてる感じだし、良かったなぁと思いました。最近仕事でも実感していることなんだけど、人との関わりが、一人一人の力を単純に加算した以上のクリエイティビティを生むんですよね。お互いのポテンシャルを押し上げられる関係とか状態とかがあって。うん。

ところで最近は、ライブ音源をその場でCDに焼いて販売する技術もできつつあるらしいです。半年くらい前にニュースになってました。これからはアリーナクラスに対応できるように検討する、ということです。それはそれで嬉しいし、多分買ってしまうと思うのだけど、ライブの1回こっきりの集中力がちょっと緩みそうな気もしますね。

昨夜途中まで書いたところで寝てました。寝た記憶ないしw走り回った一日だったし、3日も前から「夕方には帰ります!」って言ってあったのに、打ち合わせ3つ突っ込まれた挙げ句、白熱してみんなそんなこと忘れちゃってた。これで夕飯食べ損なってたら最後まで持たなかったな。机に戻ってみたら、相方が差し入れてくれたベーグルがあって、あまりのタイミングのよさに、「君は健一先生の嫁になって良し!」と思いました(笑)。