哀しくも嬉しい
定家はHSPだったんだなー。
ちょっとした事に、普通の何十倍ものことを感じ、考える。
だから歌わずにいられない。
この世界が哀しくて。それなのに嬉しくて。
それにしても。
これ、めちゃくちゃかわいくない?
欲しい!超欲しい!
でもまずは本を読む事にした。
Kindle版あるし。
百人一首のかるた、年末に娘に買ったばかりだもん。
でも多分、我慢できずに買ってしまう。
ただの時間稼ぎ(笑)。
何がすごいって、英訳をしたピーターマクミランがこう言うんですよ。
「この歌は主語がない。英語にも主語を入れなかった。
英語は自然が外にあるが、日本は自然と一体化してるから。」
なんと!主語なしの英語はアリなのか!目から鱗!!!
「この人すごい!これはすごい!
私いつも文言の英訳依頼で主語がないって怒られるのに」
とボヤくと彼。
「自然と一体化してるからって言っとけばええんちゃう?」
「そうする」
大丈夫か私の仕事。
あ、すみません。
BSプレミアム「英雄たちの選択 正月スペシャル百人一首~藤原定家 三十一文字の革命~」
のお話をしておりました。
ドラマパートへの批判を目にした後に録画を見たのですが、
あの定家の妄想界に後鳥羽上皇や実朝だけが入り込めて、
やけに親密に会話できる感じというのは、
定家をHSPと見込んだ仕立てとしか思えなかったので、
私は結構楽しめました。
食事の支度の時間帯にかかっちゃったので、
全てをじっくりと見られたわけではないのですけど。
あ、そういえば。
途中、清少納言は意識高い系OLで紫式部は妄想系という話になった時、
「お母さんはどっちだろう?」と娘につぶやいてみると、
またしても即座に横槍が入りました。
「あんたはどっちでもない。人畜無害系や。」
むむっ。
「何よそれ。もう!お米研いでくる!」(そういう時間だったので)
すると、背中越しにフォローが。
「いや、植物系かな。」
「あ、そう。ならいいわ。」
ふ、実態は植物系妄想女ですけどね…。
現実界にはダダ漏れていないらしい。
勝利!