Desperado

映画「グリーンブック」を見ました。
彼がこの映画を買ったのは、映画の内容はもちろんですが、
シネレンズの新しい時代を感じたかったからだそうです。
確かに、映像には独特の質感がありました。
マハーシャラ・アリの演技も、とても良かった。
しかし見ている間に私がずっと感じていたのは、
音楽業界を渡りきる主人公のならず者っぷりでした。
この言葉がずっと、頭をぐるぐるしていて…。
アーティストの繊細さと、それをサポートする人のたくましさ。
この対比は、何か象徴的な感覚として私の中に残りました。
当時の音楽業界における差別の状況については、
いくつかのドキュメンタリー等で少しだけ知ってました。
以前にサム・クックが亡くなった時の状況を知って驚いたと書いた、
そのサイトはおそらくここだったと思います。
このあたりの知識も、ゼロではないという程度で、まだまだ。
しかし、劇中で流れる音楽も、知ってる率の低さに凹んだよ…。
あと、付録としてアメリカの地図が付いているのですが、
そうなんだよなー。大国は地方によって全然文化違うよね…。
なのに、地理すらわかってない。
卑屈になってる場合じゃない。頑張ろう。