無題

久方のアメリカ人のはじめにしベースボールは見れど飽かぬかも(正岡子規)

 幼少の頃から野球が好きで、小学校1年生の頃には既にプロ野球と高校野球の歴史を全暗記していたぐらい好きでした。

 高校進学はもちろん「甲子園に行きたい」という理由で選んだのですが、私が中3の時に出場したのを最後に、今まで出ていない始末。ふざけるな! ……まあ、自分でプレイしている訳じゃないのに文句を言ってはいけない。

 平日が休みになると、私はプロ野球の二軍戦や、高校野球の県大会を見に行く事がよくあります。一軍の試合は高いからというのが理由ですが、もう一つ

二軍だろうが高校野球の一回戦だろうが野球に変わりはない

というのがあります。野球が好きで見に行くんだから、別に試合のレベルはどうだっていいんですよ、私の場合。ちなみにベイスターズファンですらありません。私は広島とオリックスを応援しています。

 今回出かけたベイスターズ球場とは、要するに練習グラウンドです。背景の建物は室内練習場で、観客席はバックネット裏側にしかありません。
 ちなみに入場は無料! タダで堂々とプロの試合が見られて非常にお得。

 今回ベイスターズと対戦している「フューチャーズ」というチームは、二軍選手、育成選手(一軍の試合に出られない安価契約の選手)の合同チーム。

 だからユニフォームもバラバラ、所属チームもバラバラ。それでも下手な選手の集団なんかではありません。以前甲子園で準優勝したチームのエースもフューチャーズに加わっていました。

 背番号がなんと「007」! スパイか!(違います)

 ちなみにこういう変わった番号の選手は、先ほど説明した「育成選手」です。彼らは正式に選手契約を結んでいないので、二軍戦には出られますが一軍に上がる事は出来ません。
 ここで結果を出して初めて正式に契約を結ぶ事ができる、非常に苦しい立場だと言って良いでしょう。だが中にはここから這い上がり、後に日本代表にも選ばれた選手もいるのです。

 球場裏は海上自衛隊の基地という、実に横須賀らしい立地条件。果たしてこの球場から、将来一軍で活躍する選手は出るでしょうか? そう思いながら試合を見るのも面白いですよ。

 皆様もお時間が有れば、是非プロ野球の二軍戦観戦を!

 ピッチャーが投げる瞬間を携帯電話で撮影するのはなかなか難しいのです。いわゆる「置きピン」でカメラを固定して、後は投げる直前でシャッターを押す。動いている選手を撮るのは難しいものです。

「競馬最強の法則」にて血統理論記事を短期連載しておりました。血統の世界は日々世代を変えてゆくものだけに、常に新しい視点で旧来のやり方にとらわれない発想をお伝えしたいと思います。