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みかさのダイエット物語(最終回)

 ダイエット開始から2ヵ月半が経過。

 途中、エアロバイクのペダルが折れた。

 せっかくの北海道旅行が、地獄の断食ツアーと化した。

 なぜかダイエット中に喫茶マウンテンにも行った(苦笑)。


 そんな苦難の日々が過ぎ、時は2006年9月1日。

おとといの体重が74キロだった。
おとといは40分しかエアロバイクに乗らずに寝た。
昨日は夜勤だったが、ギリギリまで寝てたので
結局運動をしなかった。

夜勤中約20時間、800kcalしか取らず
今日も400kcalしか取ってない。
でも1時間半ジョギングしてきた。

いくらなんでもこの生活で、2日で3キロも落ちるか?

今日の体重 71キロ。
ついに念願の60キロ台まであと1キロちょいとはいえ
少し心配した方がいいかもしれない今日この頃。

 説明しよう!

 適度な運動と節制によるダイエット生活を1ヶ月以上続けると、体が自然に激痩せモードへと突入するのである。

 ・摂取したカロリーは即座に消費モードへ。

 ・一日のカロリー消費(基礎代謝)は自然と多目に。

 この状態になると、もはや意識しなくても体が勝手にダイエットを行なってくれるようになるのだ! ここまで来て初めてダイエットは成功なのです。

 特に女性にこういう人が多い気がします。「昨日超運動したし、ご飯も抜いたから絶対痩せてるって」とか言う人。ほんの数日ダイエットの真似事をしただけで、ダイエットに成功した気になっている人。

 それで「今日は普通に食べる、自分へのごほうびだから」と抜かす。

 バカもん! ダイエットの道は一日にしてならずぢゃ!(by猪熊滋悟郎)

 ダイエットは最低でも1ヶ月続けないといけない孤独で長い戦い。効果が出始めるのは早くても2週間後。

 開始後2週間以内に減った体重は即座にリバウンドするどころか「ただの誤差」に過ぎません。

 この誤差を見て安心してダイエットを止める、もしくは「2週間も頑張ったのに痩せない」と誤解する人が何と多いことよ……! 

 たかが2週間ごとき、努力とは言わんわボケ! 最低1ヶ月やってから文句を言え!

 2006年9月22日の日記は、この言葉で終わっていました。

 ダイエットとは一体何であろうか。

 それはおそらく「間違った方向へ向かった体を正しい方向へ導く」
行動に他なるまい。

 つまり太った人間がダイエットをすれば、体重は理想体重に近づこうとして減っていくし、やせた人間がダイエット(この場合は健康づくりという意味)すれば、体重は理想体重に近づくために逆に太るだろう。

 要は「健康を意識して行動すれば、体が変わる。体重はその目安に過ぎない」ということだ、と最近悟った。

 今の私は昔みたいに脂ぎった肉を一気に食べたり、ケーキを何個も食べたりは多分出来なくなりました。

 でも野菜をたくさん食べるようになったり、最近では酢を飲むようになったり、確実に体が変わってきているのを感じます。


祝 20キロ減量成功!

 努力は必ず報われるとは限らない。だが自分との戦いである限り、努力は絶対に結果が出るのです。


~みかさのダイエット物語~ 完

 

「競馬最強の法則」にて血統理論記事を短期連載しておりました。血統の世界は日々世代を変えてゆくものだけに、常に新しい視点で旧来のやり方にとらわれない発想をお伝えしたいと思います。